樹要さんのレビュー一覧

特務部の最強ロマンス ~美貌の警視とケダモノな部下~ 小説

みさき志織  樹要 

ギャップ萌え。

 こちらもツンデレというやつですが、こっちは意地を張っている……というよりも、ちょっと天然……というか、抜けているようなイメージがあります。

 美人なのに、格闘技はめちゃくちゃ強くて、好戦的! というかなりギャップ萌えの塊みたいな人で、しかも、よくあるエリート的なメガネをかけて「ツン」みたいな人ではなく、割と表情豊かで面白い。
 仕事に関わることには完璧なくらいしっかりしているのに、そうで…

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恋と服従のシナリオ 小説

あすま理彩  樹要 

意地っ張りでプライドの高い受け。

 いわゆる下剋上です。
 下僕のように大学時代から、和紀に従っていた元部下の岩瀬が自分の上司になって、和紀のプライドを粉々にして、激しく蹂躙した、という話。

 いやまぁ、あれですよね。
 話の内容はさておき。
 和紀のツンデレっぷりが素晴らしい話だったように思います。
 ハタから見れば、とんでもない扱いしかしてなかったし、されてる側自身も、そうだとはわからなかったんですが。
 酷く…

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けなげなメイドのしつけ方 小説

森本あき  樹要 

切なさにキュンキュン。

 大好きなお兄ちゃんとの仲の良かった時間を取り戻すために、頑張る弟君のお話。

 この作者さんの書く話は、何作か読ませてもらっているんですが。
 これが一番好きかも知れません。

 シチュエーションがよかったのはさておき。
 南の性格が、とんでもなくかわいい。
 なんていうか、言葉とかぶっきらぼうはぶっきらぼうなんですが……。
 よくあるちょっと天然が入ってる受けがするような、やけ…

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愛人~このキスは嘘に濡れる~ 小説

あさひ木葉  樹要 

すれ違う気持ち。

 こういうの好きです。
 学費とか、生活費とかを支払ってもらう代わりに、体をカタに取られちゃう話。

 元々、夕貴は的場のことを慕っていたんですが、強引なことをされちゃって、感情がこじれてしまった……という。

 もう、これは完全に、的場が悪いですよね。
 もうちょっと順番にちゃんと手順を踏んでいれば、こんなことにならなかったとは思うんですけどね。
 その手順を踏まれたら、こんな話に…

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秘書のヒメヤカな反抗 小説

森本あき  樹要 

家出した秘書!?

 祐一は、この弁護士と秘書のシリーズの中で、一番、バランス的に偏ってなさそう……というか、真面目そうに見えたのに、意外と恋愛に関しては夢中になると何も見えない! 的な人でした。
 まぁ、恋するとそういうところがかわいかったりするはずだから、それはそれでいいのかな?

 それでも、仕事はきっちりできるのだから、そのギャップがすごいなー……と思いながら。

 他の秘書シリーズを知っている方に…

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飼い主はお兄様 小説

斑鳩サハラ  樹要 

尻切れトンボ

 ものすっごい、尻切れトンボな話だった……(茫然)

 はっきり言うと、「これから」というところで終わってます。
 まぁ、これで出てるレーベルが「コバ●ト」とかだったら、全然納得ですし。
 他の作者さんとかだったら、何とも思わなかったと思うんですけど……。
 花丸文庫で、この作者さんで、このオチは正直ないよなー……と、思うんですけど。



 以下、いろいろネタバレです。

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イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  樹要 

藤山寛美さんの人情舞台

この作品を読んで思わず人情喜劇舞台を思い出しました。
もう亡くなられてしまったけれど藤山寛美さんの人情劇物によく「アホがええこと言うて泣かす」というパターンがあったんですが、ある意味そこがよく似てる。
アホな登場人物が無垢な心に響く事を言って観客を泣かすという手法自体は嫌いではないですが、アホ=ピュアという図式は鼻持ちならなくなる題材でもあるのでその匙加減が非常に難しい手法だとも思います。

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夜の帳、儚き柔肌 小説

鈴木あみ  樹要 

健気受け

美形で金持ちの攻めに見初められる受け…ど真ん中シンデレラストーリー。そういうの好きなので楽しく読めました。
なんか蘇武のイラストからはSっ気感じてしまいます。
忍が健気かつ素直で可愛らしいからですかねー。ただ素直すぎて椿の気遣いにまったく気がつけないのはちょっと残念でした。

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花嫁は二人いる 小説

愁堂れな  樹要 

ウザイ

作者と表紙両方に惹かれて、購入したが、後悔してる(・_・;)無難のストーリーだからこそ、書き手の力を見せられると思いますが、はっきり言ってつまらない、人物像も薄っぺらい、ていうか泣きすぎてうっとしいǂ受けには何も同情を湧かなかった(-"-;)味付けを忘れた料理を食べてる感じ?いい素材が有るのに、台無しにされた気持ちです。
かなりの悪口になったが、もしこの作品を好きな方が居るなら、すみませ...

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いけにえは愛に身を捧ぐ 小説

あさひ木葉  樹要 

男の人向けっぽいような……

 ノリが、どちらかというと、完全に男の人向けの小説だったような気がしてならないのですが……

 というか、この小説読んで思ったんですが、あんまりBLに「触手」とかって出てこないですよね?
 男性向けの小説には割とよくあるアイテム(?)なのに、そういえば、BLではないなーということを再確認。
 それから、もう一つ思ったのが、なんていうか直接性器の名前を口に出させることも少ないんですよね、実は…

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