樹生かなめさんのレビュー一覧

悪魔との赤ちゃん戦争 小説

樹生かなめ  加賀美炬 

デンジャラスベビーちゃん再び

この悪魔シリーズもこれで4作目、続編が出るとは思っていたけれど今回のお話を読んで
これはまだまだ続きそうだと確信してしまった。
二人の間に出来たあのデンジャラスベビーちゃんのチビタくん、大悪魔のアスタロトに
そっくりで更に父をも上回るような底知れない能力を秘めてる赤ちゃんなのですが、
今回も天界魔界関わらず結界を破っては皆さんに多大な迷惑をかけてしまい、
更にこのままでは魔界どころか天界…

1

悪魔との赤ちゃん戦争 小説

樹生かなめ  加賀美炬 

父親がライバル

前作で、とんでもない魔力を持つアスタロトの子供を出産した俊介。
という出産・子育て編へとつにゅうした本シリーズは、今回の題名が「~赤ちゃん戦争」ということで何だろう?チビタと呼応するサタンの子供が何かあるのかしら?
と、次なる展開を期待いたしました。

内容的には、俊介の子供=チビアスタロト→チビタ(で定着♪)がママ大好き!!なお話でもあり、
チビタの強大でコントロールのできない魔界も展…

2

龍の激闘、Dr.の撩乱 小説

樹生かなめ  奈良千春 

あ~シリアス

最悪の状況になってしまった今回のお話、もう、京子は狂って人では無くなってる。
人質だった親子、母親は既に死んでいて、実母に諭され改心したように思えた京子は
実母まで誑かす鬼と化していましたね。
人質を解放するなんて全くの嘘、兵隊を用意して待ち伏せしている用意周到。
きっと女でなければさぞ、極悪なヤクザになっていただろうと思える怒涛の展開。
可愛さ余って憎さ百倍、恋情が憎悪に変わってしまっ…

1

龍の激闘、Dr.の撩乱 小説

樹生かなめ  奈良千春 

オンナの戦い?

清和が氷川を選び自分を振ったことがどうしても許せずに起こした京子の逆襲劇は、いよいよ佳境を迎えました。
本家リキの奥さんと子供、橘高の親父や典子さんが人質にとられ身動きがとれない清和一派は、京子をなだめるために清和と氷川が別れたという偽装工作をするも、そんなことハナから信じられていません。
今回は、氷川Vs京子 というオンナの戦いでとうとう決着することになるのですが、それはあまりにも犠牲が大き…

1

龍の仁義、Dr.の流儀 小説

樹生かなめ  奈良千春 

ここまでくればもう…

このシリーズは奈良千春さんの絵が見たくて読んでいるシリーズです^^;
はっきり言って、この作家さんは私の萌えツボには入らないのですが、ハチャメチャが気持ちよく弾けている作家さんで、ただただ細かいことは何も考えずに可笑しく笑った方が楽しめると、ここにきてようやく悟りました(笑)。

今回も任侠らしい展開はなく、リキの実兄、高徳護国晴信の家出(?)騒動に巻き込まれるのですが、相変わらず姐さんの突…

3

貴公子の理不尽な愛情 小説

樹生かなめ  麻生海 

ザ キング オブ ロクデナシ

慧二と千葉も結構クズですが、甲斐の方が上回りました。
慧二も千葉も立派な女たらしですが、あいつらは来るもの拒まず去るもの追わず、無理やりな方法を使って女を落すことがありません。
しかし、ロクデナシの王様甲斐は気に入った男を落すために手段を選ばず、権力と腕を使って、気に入った男を強引に自分と関係を持ちます。
つーか、警察のくせに、犯罪するなよクズ!(暴言すみません・・・)
甲斐はいつも「なぜ…

1

限りなく不幸に近い幸福 小説

樹生かなめ  麻生海 

受け様、まさに「不幸」そのもの

一気にシリーズ三冊読ませていただきました。
一冊目は「神」、二冊目は「萌えX2」、三冊目は「中立」って感じです。
私の地雷は入ってないので、総合的には「萌え」にしました。

読んで腹が立つところもあって、受け様があまりにも不憫すぎて、攻め様とロクデナシの弟を殴りたくなります。
ロクデナシの弟は受け様の「不幸」の根源だと思います。
お陰様で、ロクデナシの攻め様にはまってしまって、受け様の…

0

龍の憂事、Dr.の奮戦 小説

樹生かなめ  奈良千春 

姐さん捨てられる??

溺愛型ヤクザストーリー、姐さん氷川と年下組長の清和くんとの今回のお話は
前回、いきなり組を追われ、昔の恋人の京子と3代目組長を襲名した加藤から
様々な迫害や、命を狙われる危険を掻い潜りながら、人質に取られたものを奪還すべく
残りのメンバーで起死回生を模索しているところで終わった前回。

今回は、清和くんと氷川姐さんが別れる事になるんです!!!
もちろん、敵を欺くためだけど、初代姐さんに…

1

龍の憂事、Dr.の奮戦 小説

樹生かなめ  奈良千春 

夫婦愛!?

やはり物語展開的に一連となると、その続きは出るのが早くて嬉しいですが、まだこの巻では収束しておりません。
収束の手がかりを得たところで終わっておりますので、期待していた方にはええ~!って感じかと思いますが、それだけに続きはきっと早く出るに違いないと信じてw

清和と結婚手前まで行きながら、氷川が現れたことで破談になったことを逆恨みする京子が、組の加藤をそそのかし、姪であり、罪悪感をもっている…

4

ロクデナシよりロクデナシ 小説

樹生かなめ  一ノ瀬ゆま 

登場人物全員がロクデナシ

うーん、、実に殺伐とした話で、とても考えさせられてしまう。
多分話的にはものすごーくシリアスなんだが、あの独特のセリフ回しの樹生節の為にコメディに見えなくもないのだが、コメディと呼ぶには、中身があまりにも殺伐として、不毛すぎて、サボテンくらいしか生えてない荒野を歩いてる気分になる(汗、、)
話としてはとても恐ろしい「執着」の話だ。
この執着が凄まじすぎて皆がロクデナシになってしまうのか、ロク…

1
PAGE TOP