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寿たらこ
茶鬼
ネタバレ
斑目の家の複雑さが、やっと判明しましたの4巻。 3巻のラストが一体どうなっちゃうのー!って国政とノリ夫の恋の行方が気になる終わりでしたので、ここで少し一段落というところでしょうか? 米国と国政のお母ちゃんはとんでもない人だったんですね! 売春あっせん業をしているというその職業にもびっくりでしたが、彼女は志信と愛美のお父さんでもあると、女同士でも妊娠できるという(そりゃ、男同士もあれば女同…
コメディでもあるのだけれど、段々と切なさが押し寄せてくるようになった第三巻です。 前半が ハブ×マングース、後半が 国政×ノリ夫 胸にズキンときて、思わず涙してしまった! まさか、この本で泣くとは想いもよらなかったのです。 ハブ(大将)×マングース(シマ) は、家柄的に天敵なのでロミジュリ状態。 しかも、シマには双子のウメもいて、ウメも大将が好きで。 高校のころから続いた、何とな…
2巻は斑目兄・米国のまさか!の恋愛と、熊樫のお見合いのお話で、ノリ夫と国政はちょっとお休み。 凶暴で、タチが悪そうな米国が知らない間に求めていたのは 委員長 だった!? 男嫌いのはずだった米国がどうして、委員長を求めてやまないのか、それは、しろの一途な米国を思う気持ちがあったから、という、恋愛とか恋とか、初めて知った気持ち。 それをちゃんと感じることができるだけ、弟の国政より全然素直ですよね…
”God Save The Qeen” ならぬ ”Love Save The Animals” 何が一番すごい!って思ったかというと、ただの動物設定じゃないところ。 単なる擬人化ではなく、そこにご都合主義ともとれなくもない、人類と斑目類の種族共存、その種族を守る為の男妊娠可能設定、でも、それがあるからこそ、男女関係ない世界が存在するという、屁理屈のような設定に作者のイマジネーションの豊かさを感…
むつこ
寿たらこさん、こんなひたすらエロエロな作品も書かれてたんだ。 短編集ですが、どれもエロに特化した作品ばかりです。 表紙がショタっぽいから恐る恐る読みはじめたんですが(ショタは基本的には苦手です)、中身はとくにショタ萌えを狙ったものじゃなかったです。 唯一『虫姦図鑑』という短編だけがショタっぽかったけど、これは昆虫擬人化ものなので。昆虫ならオムツを脱がせての強姦もokって気分になるw ストーリーは…
『コンクリート・ガーデン』 こういう作品を読むと、もう一度、10代のころの脳ミソが欲しいと思ってしまう。当時の、みずみずしかった頃の脳ミソで読みたい作品だな、と。 あと関係ないけど、最強興味深く動向を注視してる捕鯨問題のことを思い出しました。あと藤子不二夫F先生の描いたとあるダークな短編とか。 こういうテーマって、多くのヒトが一度は突き詰めて考えたことがあったりする部分で、深いのに単純なんだよね。…
ほとんどがショタもので構成された短編集でした。 うわーうわーと思いながら読みました。 今の時代なら絶対に無理だろうな…という短編の数々。 ストレートなショタ作品には萌える前に倫理観が働いて楽しめないのですが(逆にいうと、ヒネリのきいたショタ作品なら楽しめる)、BLの一つの歴史を見ているようで、そういう意味では興味深く面白く読みました。 『隣りのしばふ』 とりあえずこれが表題作。 幼馴染みものです…
『シンデレラ クレジットサービス』 一億円で脚を買った脚フェチ男と、売った金フェチ男のコメディ。 笑えるしキュンとできるし、すごく面白かったです。 私も一憶なら売っちゃうよ!w 『BLUE BOMB!』 六年ぶりの再会ものです。 レイプした側とされた側。 受けをひたすら愛してる、一途なケダモノ攻めに萌えるー。 自分勝手で強引なケダモノ攻め、寿たらこさんが描くとなんでこんなに可愛いんだろ。 やって…
『振り向くだけでアナタ罪な男』 酔っ払った勢いでホラれてしまった主人公。焦ってその場から逃げ出す。相手のことは記憶してない。 そんなことがあった日から、学内の抱かれたい男ナンバーワンから告白されて口説かれる日々がはじまる。 冒頭のよくあるシチュエーションをうまく生かしてるなぁと思いました。 このシチュエーションはたくさん読んできたけど、そこにどんなストーリーをくっつけるかで作者さんの力量やら個性や…
修行中
SF要素満載のBLを読みたかったのと、ちょっと気になっていた作家さんの作品だったのとで、軽い気持ちで手に取ったんですが。 度肝を抜かれました。 ここまでガッツリとは…! 導入となる『コンクリート・ガーデン』は入り易くてとても魅力的な作品。 それ以降の話は理系要素たっぷりのためキツく感じる方も居るかもしれないですが、『コンクリート・ガーデン』だけでも充分読み応えが有って考えさせられる…