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寿たらこ
マキヲ
ネタバレ
続刊を読んでから振り返ると、ここで一区切り…いわば第一部終了なのかなぁと思う第5巻です。この巻までは斑類の世界感×BL的萌えをシンプルな気持ちで楽しめると思います。 ほぼ丸ごと一冊、斑目家と血縁ではない新登場のカップルのお話です。「翼手」と呼ばれる、絶滅してしまった斑類――重種である鷹の魂元を持つセスと、軽種である蝙蝠の魂元を持つ若葉。出会ってしまった二人は惹かれ合い、やがて舞台はサウジアラ…
シリーズの最重要人物・巻尾が登場する第4巻です。性別を凌駕する斑類という世界観とはいえ、BL作品で女性がキーパーソンって面白いなぁと思います。 国政と米国の母親であり「蛇の目の重種」である巻尾は、斑類の本能を具現化したような歪んだキャラクター。支配者オーラを垂れ流し、自己中心的で傲岸不遜、権力を振りかざして自分より弱い者を駒として利用し、性に奔放で、何よりも斑類の血統を重んじます。…と、こう…
シリーズ第3巻には「蛇の目の半重種」大将×「猫又の軽種」シマのお話と、シリーズ本編にあたる、国政×ノリ夫を中心とした斑目家のお話が収録されています。 大将×シマ(実は国政たちのイトコ)のお話は一話だけなのに、妙に印象的でした。これまで「可能だ」と説明されてきた男性の妊娠に関する描写がついに登場したためか、個人的に苦手なヤンデレ属性のせいか…。このエピソードで斑類は基本的に貞操観念がユルいこと…
ついに第9巻が出ると知り、復習を兼ねてシリーズを読み直しています。ま、このシリーズでは復習になるかどうか怪しいもんですが…ははは。 シリーズ第2巻には、第1巻に続いて「蛟の重種」米国×「サル(not 斑類)」委員長・しろのお話(後半)と、「熊樫の重種」ヨシュア×「熊樫の中間種」照彦のお話が掲載されています。 多種多様な種族とカップルが入り乱れるこのシリーズにおいて、私は米国×しろが一番…
もこ
最近どうにもキャラクターもカプも増え 全然ワケワカメになってきた今作ではありますが 改めてみるとやっぱりすごく魅力的なキャラクターが多く そろそろまた新刊が出そうなので そろそろ最初から再読してみるべきか悩んでおります。 本件ファンブック。 各キャラクターへのインタビューがすごく面白かった。 熊ちゃんカップルの熱量がすごいw 改めてこのカップル好きだと再確認すると同時に はや…
結局のところどーなるのよ(ノД`)・゜・。 むしろいつ完結するのよ。 冒頭からハードな展開ですな。 なんなの?お別れしちゃうの?好きならもっとガツガツ行こうぜよ。 って、そんなわけにはいかないのか。 キャラも増え、カプも増え。 とり頭な私にはなかなかついていけない展開。 完結したころに読み返すのがベストなのだろうか。 とはいえ、ノリ夫さんのところは気になるところではあるも…
アヴァ・マーチ 寿たらこ
宮原きの子
寿たらこ先生のイラストが素敵だったので購入。 が、挿し絵がなくて残念でした。 でも、面白かったです。 BL小説でSM系のものを読んだのは初めてでオリヴァーを鎖で繋いだり足枷や首輪を付けたりと描写が細かいので楽しめた理由の一つ。 オリヴァーがヴィンセントにずっと恋い焦がれていて正体を隠して一夜限りの男娼となり、事が終わったあとドアの向こうで床に崩れ落ちズボンで顔を多い泣く姿にこっちま…
ふばば
「貴族の恋は禁断の香り」 出版社の粗筋通り「寄宿学校からの親友と秘密の一夜を過ごすために、貴族のオリヴァーは男娼に扮する決意をして…」 使用する部屋には拘束具や鉄の輪、鞭、足枷に首輪そして張形…暖炉の火だけの暗がりの中で、オリヴァーは自分に気付かないヴィンセントに全てを捧げる。この娼館での描写は、言葉責めや乳首責め、鞭打ち、張形等のSMプレイながら、オリヴァーのヴィンセントに対する恋情と、偽り…
M+M
各1~4ページずつの12作品です。 表紙は花音2014年10月号の表紙イラストと同じ桜賀めい先生です。 花音の20周年お祝いということで、それにちなんだ話かと思えば、意外とそうでもなく。甘さもベタ甘というよりほの甘い印象でした。 「ジンと猫は呼ぶと来ない 番外編」 マリが休みなので、どこかに出かけようということに。ピッピが服を借りようとするのですが…という話。 「世界名作小早…
はるぱか
何処かの世界の内側で出会い、薄い、恋だとか愛だとかの膜の上で現実的と非現実的、科学的と非科学的なことが絡みあって物語が進んでいく。このお話の、私たち読者が見ることのできる一旦の終わりが見えてきたときに鳥肌が立つようなあの瞬間を、どんでん返しと呼ぶには惜しい 泣いていないで理解したいと思うくらい…一歩先にある話を読み続けたいと思わせられる…追い付きたいけど追い付いて話が終わりです、理解できたね…