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3/4(合計:34件)
剛しいら 珠黎皐夕
茶鬼
本編「黒衣の公爵シリーズ」のラスト、コンピュータ・イブの計画を阻止して北青王国と南紅大国に平和が訪れた2年後の話。 メインは、イヴとアダムを作ったアーサービノシェのクローン・アーサーと、三笠博士が作り、南紅大国のコンピュータ・アダムを移植した人型のロボット・アダムの禁断の恋の物語になります。 人間がコンピュータの支配から解放され、愛をもう一度はぐくもうとしている時に、アーサーは義父・嵩原卿…
「黒衣の公爵」で始まった本編のお話はこれが最後です。 コンピューター”イヴ”に支配・管理され、愛を失くした北青王国をイヴから解き放つため、シオンの不吉な影を打ち払う為、立ちあがった南紅大国の嵩原天人と、その正妃シオン、そして北青王国の皇太子でシオンの兄・レナード。 前巻でイヴの神殿を破壊し、アーサーの作ったプログラム”モーゼ”によりイヴを抑えたかに思えたのですが、イヴは北青王国の女王イザベラに…
「黒衣の公爵」の続きになります。 死神を呼び寄せる運命と共に戦うことを誓い、婚姻を結んだ南紅大国の王・嵩原天人と、敵国北青王国の第五王子・シオン。 今回は、人間を導くのではなく支配しようとする北青王国のメインコンピューター”イブ”に戦いを挑むお話です。 イヴとの戦いへ動いていく中に、上手く登場人物達の過去や現在が織り込まれています。 シオンの為に命を落としかけ、記憶を失い南紅の漁師・和…
先日、このスペシャルブックを先に見まして、期待して読み始めたシリーズ1作目。 期待を裏切らない甘いSFファンタジーでした♪ 国の描写、景色の描写、衣服の描写、主人公達の動き、どれをとっても本文を読むごとに頭の中に映像化されてきます。 自分としては「FF」の絵の感じで映画になってましたよ(汗、) 周りの人々が次々と死んでしまうことから”黒衣の公爵”と言われる北青王国の王子・シオン。 彼…
菊乃
シリーズ4作品はすでに読破していたので 1作目とタイトルと同じこの本がどういう内容なのか 新しいものがどの程度入っているのか 気になりつつも結局購入しました。 結果。シリーズのファンブック的な本ですね。 まず綴じ込みページに2、3作目、次のページに4作目のカラー絵があります。 当然従来の表紙よりも大きめサイズで 珠黎皐夕さんの美麗イラストを充分堪能出来ます。 そして次に、珠黎先…
丁度この「黒衣の公爵」シリーズを読もうとしていた矢先のこのスペシャル版。 本編を先に読むか、これを先に見るか、迷ったあげく、この美麗イラストマンガに惹かれて先読みです!! 大丈夫、自分は本編シリーズ未読ですがこれからを期待させてくれるようなおいしいところどりの構成。 マンガも上手い具合にはしょって、美麗なイラストに胸撃ち抜かれます! 登場人物の紹介や、各シリーズのあらすじが珠黎さんのイラス…
ネタバレ
前作「白銀の麗人」で大団円を迎えたこのシリーズ。 今作は、イブが完全に無力化された2年後のお話です。 メインは、そのイブとアダムを作ったアーサー・ビノシュのクローンであるアーサーと かつて南紅大国のメインコンピューターだったアダムの持つ情報をコピーして作られた ロボット・アダムとのお話。 アーサーの育ての親の元国王・高原卿は アーサーのボディーガードとしてアダムを与えたのですが…
前作でイブの機能を破壊し 新しく人間が統治する国家へと進み始めるかのように見えた北青王国でしたが 前作のラストで匂わせていた「イブはまだ生きている」という危惧が現実のもに。。。 再びイブに立ち向かっていく天人とシオン。 しかし、2人の絆が強固なものである、とわかっているので さまざまな妨害に見舞われても 「彼らなら大丈夫!」と安心して物語の中に入り込めました。 途中、回想とい…
かにゃこ
『黒衣の公爵』の続編・・・ 『紅の大王』とタイトルがつけてありますが 引き続き『黒衣の公爵』のお話だったように思いました。 前作でもシオンが“黒衣の大公”と呼ばれるようになった悲劇についての 記述があったのですが、まだあったんだ・・・。 愛する者すべてに死が訪れるというシオンと ジンクスやタブーをはねつけるたくましい王・天人。 ふたりは、ともに愛し合い婚姻まで済ませLOVEの部分…
資源を吸い尽くした地球を離れ 2千人という人数で惑星へブンへと移住した人間たちの5百年後の世界です。 人間たちは、“アダム”と“イブ”という人工生命体に管理統制され “アダム”の統制する南紅大国と “イブ”の統制する北青王国とふたつの国に別れ暮らしているのです。 地球での失敗を繰り返さぬように、宇宙を旅する科学がありながら 懐古主義な暮らしをしている人間たち。 でも、ロボット…