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蛇龍どくろ
ひろののか
ネタバレ
この作品を読んでとてつもない衝撃を受けて、以来これを超える作品に出会えていません。 トシミツとイッキ、トシミツと龍、イッキと龍、どの関係も愛でもあり恋でもあるようなそうでもないような。何にも例えようのない感情をうまく描いているなと思いました。 読んだ後は切なさと何かが満たされて呆然としてしまって、とにかく余韻がすごい。 物語も会話も人間くさくてリアルな反面、説明臭くなくて抽象的な描写…
詩雪
本のタイトル『B×P Anx』の読み方は「ビーピーアンク」。 『B』は "Bboy" のBで、『P』は "Punk" のP(あとがきより)。 『Anx』は何だろう...わかりませんが、私は "Anxiety" かな?と思って読んでいます。 空や宇宙が好きだった子供時代には、大きな場所を自由に動くことばかり思い描いた。でも大人にな…
みみみ。
蛇龍どくろさんの作品は未だにこれしか知らないのですが、BLにハマりたての頃に読んでとんでもない衝撃を受けました。 「同級生」「どうしても触れたくない」「刺青の男」「エンドレスワールド」 自分をドップリBL沼にハメ込んでくれた作品は、後追いにも関わらず、奇しくも全て2008年の作品だったりします。 居場所を見つけられない人間の脆さ。 孤独や空虚に飲み込まれてしまった人間の脆さ。 ドラッ…
自分ならぜひおすすめしたい短編集です。「考えるより感じたい」そんな一冊かなと思うので...こちらには旧版未収録作品について書いておきます。それにしてもこの新装版表紙、すーーーんごくキュートですよね♡特に太一(右)がかわいすぎてもうなにこれ状態です。 ■"お前がいないなんて、もうムリだよ"(新装版の帯より) 表題作『シュガーミルク』はまさにそんな作品。楽しくバカやって笑っ…
メグタン
新装版で初の蛇龍どくろ作品体験です。 コミックス全体の評価としては低くなっていますが、収録作『SUGAR SUGAR SUGAR』は萌×2です。 シュガーミルクシリーズが全体の1/3くらいのページ数で、そのほかも含めた短編集となっています。 ◯十年前、紺野けい子先生が好きだったワタクシ。 どくろ先生ご本人も書かれているように「少女漫画なHOMO」感に、「懐かしい〜」というのがコミックス…
まっとぅ~
普段は読んだ事のある作品の新装版はわざわざ買いませんが、2007年に発売されたシュガーミルクが好き過ぎる(神投票済デス♪)ので迷わず買ってしまいました。 あと新装版になることで 「もしかしたら翔と太一の新作書き下ろしがあるかも?」 「シュガーミルク以外の短編作品が入れ替わっているかも?」 なんて期待もありまして…。(^o^;) …で結果、収録作品は2007年版とまったく同じ内容でした…
宮原きの子
中は開けてみないとわからないけど、最初から表紙の右が受けで左が攻めではないです。 ホラーっぽい漫画です。 オバケとかじゃないですが。 冒頭に「みえるもの」「みてはいけないもの」から始まり言葉が綴られていて「わからないほうが幸せなこと」と最後に書いてあります。 人間の心の見てはいけない部分を見せられてる気がします。 自分にはある意味、ホラーです。 ちょっと恐ろしくもあります。 …
背景白でシンプルな表紙に何気なく惹かれて購入したわけですが、こんなにもシリアスで切ない話だとは思ってなかったです。 (あらすじも読まなかったので) ガスマスク姿の龍のイラストが廃退的で素敵。 プロローグのイラストでミネヤマさんとイツキのラブラブな話かと思わされましたが違いました。 ロンの泣きながらの「俺の中身…暴かないで下さい」にズシッときた。 トシミツの影がそこにもあそこに…
キリヱ
表紙に釣られて、「知らない作家さんだけど」と購入。 読み終わって、中の一作がとても好みだったので作家名で検索。 あ、この人の本持ってた。 デッサンがしっかりした絵でとても上手いのですが、地味な所為かいつも忘れてしまう。 前作も好き!という萌え方向じゃなく、いい話を描かれておりました。 でも今回、話の傾向はかなり違うかも。 ああ、同じ作家さんだよねーという印象が全くないので、分か…
やまいも
一筋縄ではいかない、どくろ先生の味がふんだんに詰め込まれた作品集でした。 この作者さんの他の作品にも通ずることかと思いますが、画面の奥からじわじわ沁み出てくる仄暗さ、病み感、凄まじいなぁ。嵌まると抜け出せなくなりそうです……。 表題作は愛ゆえにおかしくなってしまう主人公。 「コヨーテ~」はザ・オカマなんだけど温かいお話。 「キミシグレ」は一番王道っぽいBLぽいと思いきや眼球舐め。 本当に…