篠稲穂さんのレビュー一覧

熱視線 小説

篠稲穂  夏乃あゆみ 

若さ故の青さ

発売当初に読んだきりのものを再読。
夏乃さんの挿絵が好きで手に取ったのがきっかけだった。
実はその時に読んだきりで内容は忘れていたのに、なんかエッチシーンは多かった気がするなぁ…なんてところしか覚えていない(笑)。

改めて再読してみると高校生の先輩×後輩ものらしい一途さ、繊細さを感じる一冊だった。

特に序盤の貴広の心情で、高木先輩に対しての、サッカー部のエースストライカーとしての憧…

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息もできない放課後 小説

篠稲穂  桐祐キヨイ 

小犬の恋愛!

 正直、本に書いてあるあらすじを読んだ時に、読もうかどうか迷ったのが、正直なところでした。
 だってこれではあんまりにも、生徒会長が猪突猛進のちょっと変な人みたい……(苦笑)

 実際、読んでみると、どちらかというとズレているのはつかさの兄の馨の方で、生徒会長は普段は無口だけれど、つかさがかわいくてしょうがないから「小犬」だなんだとからかうけれど、それ以外は大体、まともな人でした。
 で、…

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ストレイシープ―迷える小羊 小説

篠稲穂  依田沙江美 

べろべろするチューは苦手

「キスなんかしなくても、先輩が好きだよ」
そんな感じで、キスが苦手な奥手の可愛い後輩が出てきます。

生徒会長・結木和成(高校三年)優等生攻め×書記・真嶋悟(高校二年)奥手受け
卒業まであと10日になって、結木は後悔する。優等生だったけど、もっとしたいことがたくさんあったのにと。
それを聞いた悟は、いまからでもしたい事があるなら一緒につきあってあげると言って、授業をさぼったり、放課後に寄…

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草食動物の憂鬱 小説

篠稲穂  宗真仁子 

看病してくれる先輩に萌え

保険委員長の穂高×拒食症のバスケ部一年の松江
病気はなんだろうと大変ですが、拒食症。
嘔吐があるので、周囲への迷惑と恥ずかしさでたまらないものがある。
当人は具合が悪くて仕方がなかった故の行為なのに、嘔吐はからかわれたり、病気だけじゃない大変さがあると思います。

そんな病気の子を、優しく、ちょっと意地悪に一緒に病気に立ち向かってくれる先輩。
意地悪で優しくて頼りになる先輩に萌え、看病…

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