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水壬楓子 実相寺紫子
渋茶
ネタバレ
元は2003年・リンクスロマンスから刊行されたものだが、2013年刊のガッシュ文庫版を購入。 実相寺さんの挿絵が美麗だ。 ちなみに攻め・志水が雨男、受け・泉が晴れ男となる。 といっても迷信、非科学めいた話ではなく、仕事ぶりを通してのいい男ぶりを堪能できる。 一冊の中で前半・二人がくっつくまでは攻め・志水視点、後半・恋人になりたての微かな不安を抱えた胸中は受け・泉視点となっている。 さ…
沙野風結子 実相寺紫子
えすむら
月貴と睦月が好きなので、”妻乞い”よりこっちのほうが好きでした。 ですが、もしまだ本シリーズ未読の方は、”妻乞い”から読んだほうがいいと思います! 睦月が初めて銀色の狼姿の月貴に出会う森のなかのシーンが、とても美しくて印象的なんですよね。この二人のその後を想像してワクワクするくらい、強烈に運命的なものを感じる場面でした。睦月の可愛さ健気さは一貫していてわかりやすいんですけど、たらしの王子に…
作家買いです。獣姦とはいえ、ただの獣ではなくて、なんだか複雑な設定を背負っているモフモフということで興味深々で手に取りました。 こっれは…複雑です。最後、ハピエンといえばハピエンなんですけど、 不安な先行きや物悲しさが残るんです。彼らの手に入れた幸せが”平穏な日常”というだけなのに、あまりにも儚いものなのではないかと思えてしまうからです。”猟獣”という存在そのものが悲劇なんですよね。なので…
2016年刊、こちらも2010年のリンクスロマンスから文庫化されたものだ。 スピンオフだが続編でもあるので、是非とも『獣の妻乞い』とセットで読んだほうがいい。 人間の都合で生み出された、人と狼を掛け合わせた猟獣達を管理する施設は、生き残る為の弱肉強食な檻の世界だった。 そんな中でもいじめあり、兄弟のような関係あり、嫉妬あり、といった人間模様みたいなのが芽生えている。 そして恋愛感情も……
元は2008年にリンクスロマンスより刊行された小説だが、2015年刊の文庫化されたほうを購入。 個人的に沙野さん作品ってどうも取っ付きにくいイメージからこれを読みたい!!って直感が働かないのだが、コレだけは外しちゃいけないなと思っていたのでようやく読めた次第だ。 舞台となるのは凶悪犯罪者の多くが更生しきれずに再犯率の高さが社会問題となっている設定の現代で、猟獣の成り立ちも必要悪を盾にした使…
松田美優 実相寺紫子
しろたん9610
電子版挿絵あとがきなし。Kindleunlimited対象作品です(2020年12月現在)。 松田美優先生流の教師✕生徒モノ。松田先生らしく、教師と言えどオラオラ系で、受けの生徒も健気タイプとは真逆の、年上女性と援助交際してるような子です。 そんな受けがある日の放課後、攻めに手ごめにされ…という先生お得意のパターン。文章には力があって引き込まれるものがあるし、レイプシーン自体も、受けが女々しい…
ノベルス版の電子版、表紙絵あり挿絵なし。本編の他に朋×甲斐のストーリー「獣の伽人」、月貴×睦月のSSが二篇収録されていました。 前作「獣の妻乞い」の脇CP、月貴と睦月のお話は、エリートの月貴に憧れる幼い睦月の淡い想いがすごく可愛かった。年齢と能力に差がありすぎて、月貴は睦月を可愛いとは思っていても、なかなか恋愛対象とはなれず。なんとか追いつこうとする睦月が健気でたまらない。「好き」と思っても…
名倉和希 実相寺紫子
フランク
憧れの上司である高村(攻め)の元で働いている由耶(受け)。 高村が3ヶ月後に海外転勤すると耳にし、意を決して告白するんです。 しかし高村は突然、「嘘つくな!!」とキレ出した挙句、「やらせろ。俺が転勤するまでの期間限定でいいならつきやってやる」と言い出して……。 高村は、由耶は常務の政之の愛人だと思い込んでいたので、由耶にからかわれているとしか思えなかったらしいんですね。 でも、それ…
電子版は挿絵なし、サブCP月貴×睦月のSS「いつか来る約束の日」、メインカプの「水色影絵」「ダブルベッド」収録。 ストーリーは面白かったしキャラも嫌いではないのだけど、世界観がちょっと??な感じで、うまく入り込めなかった気がします。 「猟獣」という存在が不可思議で非現実的。攻めの正体も早い段階で察しがつくため、受けに冷たくあしらわれている前半部分はちょっと可哀想になってくる。 受けの立場…
松幸かほ 実相寺紫子
Meganeusagi
イラストがステキで手にとりました。 強引な年上攻めが好きな方にオススメです。そっくりな友達のなりすましと言う設定なのですが、どこでバレるんだろうと思いながら、ドキドキしながら読み進められます。