七地寧さんのレビュー一覧

Tastes differ. 小説

七地寧  蓮川愛 

スミスさんちの三兄弟

日本の大女優とアメリカ海軍将校の間に生まれた三兄弟は、親譲りの美貌とともに、恋愛沙汰にきわめて執念深い一族の血をも受け継いでいた。
アメリカに残った長男と次男、そして母親の母国である日本で暮らす三男。
それぞれに好きな人を追いかけたり、追いかけられたりしながら日常を営んでいる。
果たして彼らの恋の行方は……

七地さんの作品で視点がころころ変わるのはもはや作風と半ば諦めていたんですが、今…

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You might say yes.(3) 小説

七地寧  石原理 

淳が活躍する巻

ついに、3巻です。まだまだ続きそうで、とても楽しみなシリーズです。
愛とも家族とも言えない関係で結ばれた2人の生きざまを見ているのが楽しいです。
このシリーズはH描写ではなく、淳がいつ能力を使うとかロッドがどうやってお金を稼ぐとか、そんなことばかりが気になる話です。
この巻では淳が活躍してくれて、淳好きには嬉しい限りでした。

元マフィア・ロッド・バード(B)・フォレスター 俺様攻め×日…

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You might say yes.(2) 小説

七地寧  石原理 

淳の才能が益々輝いて

2巻です。
あらすじだけ読んでいると続きなのか一瞬不明ですが、1巻でジュニアと呼んでいた攻めの偽名で、新しく作った名前がロッドです。

元・マフィアのボス・ロッド・B・フォレスター 俺様攻め× 秘書・ジュン(淳)・ランドー クール受け
舞台を移して淳の膝の治療をしたりしながらも、お金があり才能もある2人は目立ってしまって。
淳の才能が評判になり、新たな組織に狙われるようになって。

0

You might say yes. 小説

七地寧  石原理 

かっこいい男達

登場人物が覚えられないので横文字や外国物が苦手な私でも、夢中になりました。
男と男の生きざまが楽しく、読み応えがあるシリーズです。
女々しくない受けをお探しの方にお勧めです。

シチリアンマフィアの若きボス・ジュニア 俺様攻め×FBI兼公認会計士・ジュン(淳)・ランドー クール黒髪芯の強い受け
FBIの分析官の一人の淳は、特殊な能力がある。
嫌な匂いがする、嫌な気配などを数字や人から感…

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ミラベルの瞳(め) 小説

七地寧  青樹緫 

俺様攻めが反省する話

俺様で鬼畜な攻めが反省する話です。
攻めの指示で受けが輪姦される場面があってそれがトラウマになるので、苦手な方はご注意。

ミュージシャン・剴木脩 俺様鬼畜執着ヘタレワンコ攻め×一般人から歌手に転身・中頭悠紀 流され天然受け
高校の頃からの同級生で、脩がどこへ行くのでも悠紀を引き連れて、ついには肉体関係を持って執着する。
学内でもライブでも無理矢理に連れていき、どこだろうと関係を持つ。

1

インテグラ 小説

七地寧  蓮川愛 

珍しいタイプのBL本

数あるBL本の中でも、かなり珍しい設定の本です。
お金もあって顔もよく野心もある男が手に入れたい男が気にいったものは、自分ではなにも出来ない位の弱い生き物で。
顔も平凡で会社でも雑用係な凡庸タイプで、兎のような小動物受けです。
攻めと似た者同士で仕事が出来るメガネ美人な榎本さおりという女性が、攻めと一緒に受けを可愛がりつつ、上を目指すという話です。
いつ喋ったのか思いだせない位に、受けの影…

1

メジャーリーグ 前編 小説

七地寧  石原理 

大人の恋物語 (前編)

BL界ではご法度とも云われる野球モノ;;ですが、スポーツ自体より職業モノ、な
七地さんの傑作の一つ。

主にNYを舞台に、二人を取り巻く人々も含めた半生が、野球業界・スポーツビジネス・大学院などのリアルな背景と供にしっかりと描かれています。

★ 助っ人投手として来日したウェイドは、穏やかなインテリ系スポーツ選手。
★ その通訳兼世話役の九尋は、元外務官僚という異色キャリアで、芯の強い…

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メジャーリーグ 後編 小説

七地寧  石原理 

大人の恋物語 (後編)

NYに移って二人で暮らし始めた九尋を襲った災難は、
ウェイドの知名度もあり大きなニュースになり、周囲を騒がせ、新たな事件を引き寄せる・・・
友人達や周囲に起こるちょっとした出来事を重ね、家族になっていった2人。
出逢いから10年が過ぎ、ウェイドが野球界を引退し、第2ステージへと移ったところまでが描かれた後編。

大学院を終え代理人として動き出す九尋の、
アメリカにも馴染み、一層しっかり…

1

Deity of the Wisteria―2nd Sword 小説

七地寧  蔵王大志 

ちゃくちゃくと時間が流れている。

2nd Sword、4巻はちょっと成長した1巻カップル2組のお話。
それぞれにめんどくさいバックグラウンドを抱えている彼らが、自分たちの最愛の人といるために奮闘します。
どっちかが守るだけじゃない。お互いがお互いを守るって関係性が良いな。

七地さんの物語には時間が流れていると感じる。
単純に長いシリーズってこともあるんだけど、やっぱりキャラクターが成長したり変わったりしていく中での関係…

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Death13 -2nd Sword- 小説

七地寧  蔵王大志 

作者待望のオヤジ受

黒の13号の(デス・サーティーン)の名を持つザ・ヴァンガード13号機の搭乗者、貴族的な魅力を持つシリルは元々は学者としてミナヅキを訪れた変わり種だ。
しかし彼はそこで出会ってしまった。人の造った神の似姿、美しいヴァンガードと、そして愛すべき存在に。
その相手、エンジニアの丞はシリルからの突然の告白をとまどいながらも拒めなくて・・・・・・

というわけで作者待望のオヤジ受けです。
金髪の超…

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