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ネタバレ
大好きな「顔のない男」の番外編、「普通の男」のレビューです。 飛滝(攻)への辛口評論を読んで憤る音彦(受)。そんな音彦をなだめる飛滝が次に出演を決めたのは「普通過ぎる人々」というその評論家が嫌う監督の映画で…という内容でした。 役になり切って別人になる飛滝の前に、姿を現し、何度も恋を仕掛ける音彦。 ただ、台本としては飛滝は音彦と恋愛関係になってないので、一体どうなるの? というのが…
鹿住槇 夏乃あゆみ
fiona0109
なんとも可愛い作品でした。 主人公は高校2年生の陽(ひなた)と大学生で陽の兄である佑(たすく)の親友の崇匡。 物語は終始陽視点で進んでいきます。 陽が佑についてよく家に遊びに来ている崇匡に密かに抱いていた憧れがそうではないと気づいた後がなかなか切なかったです。 陽はとても素直なのですが早とちりな所があって、ちょっと天然っぽい感じがするのですが、性格もとても良くて好感持てました。 自分の事…
『ただいま同居中!』に続くシリーズ第2巻です。 前作から約1年後から始まり、椎葉君は無事に大学生に、柳原君はデザイン工房・TANIに就職して1年近くが経とうとしています。 椎葉君と柳原君が同居を始めて1年にもなるのですが、2人の関係は相変わらずあまり進展していないのが伺えます。 それも柳原君が相変わらず椎葉君をあまり恋人として扱ってなさそうな態度を取っているのが大きな原因かなと思うのですが、…
主人公はデザインの専門学校を卒業したばかりの20才の柳原君と高校3年生の椎葉君。 柳原君視点で書かれているのですが、2人とも若いこともあって言葉遣いも軽くスイスイ読めると思います。 2人ともそれぞれ事情があって、赤の他人同士なのに同居することになるのですが、最初は椎葉君の遠慮のなさに面喰いました。 でも人間性は悪くないなと感じられたので椎葉君に対するイメージはすぐに上昇しましたが(笑)。 …
鹿住槇 小椋ムク
コモさすけ
前半読み終わって正直な感想。小説で短編集(?)って珍しいですね。 内容は悪くない、けど良くも無い。設定は悪くないと思うのだけど、短いゆえの表現不足のようなものを感じました。一冊の長さに出来ればもっと練れたのかもと思うけれど、一度書いてしまったものに付け足しで増やしても面白くならないでしょうしね、きっと。 後半の作品の方が好感持てます。短いながら満足度もあります。
小説の一場面を、挿し絵を描かれた先生がコミカライズしたものです。 小説1作品について、登場人物等の説明に1ページ、漫画が5~7ページでした。10本中8本が小冊子のための描き下ろしとのことです。 電子書籍のおまけで付いていないかなぁと期待したのですが、ちらっと検索した限りでは発見できず。残念でした。オチがついているわけでない一場面を抜き出したものなので掲載しにくいのかもしれませんが、この小冊…
渋茶
高校生の陽(ひなた)、大学生の兄の佑(たすく)と親友の崇匡(たかまさ)の三人が織り成す恋物語。 陽が片想いしている匡に近づく為に、まずは同じ大学を目指そうと予備校通いを始めた夏休みに、偶然にも接近するチャンスがあって…って展開でさくさくと話が進んでいく。 読んでいて引っ掛かりを覚えたのは、陽が高2って割には中学生っぽくて、年齢よりも少し幼く感じた位かな。 元々、鹿住さんの小説は読み易…
鹿住槇 祭河ななを
RIKU
氏の作品では1位2位を争う好きなものです。 悪く言えば現実の人気者にイマジナリーフレンドを仮託してたような根暗少年がひょんなことから意中の彼と急接近して・・・といったもので砂上くんもどんどん好きになっていってくれるのでこの日記のことは割りとあっさり本人にバレてしまうのですが好意的に受け入れられます。その流れとそれからの二人の関係は現実にはお互いによほど気がないとまず絶対無理なのですけど、これは「…
鹿住槇 起家一子
超王道な古い学園モノBLですが、それだけに逆にそんなノスタルジーに浸りたい方やあのころBLが好きな方にはおススメです。 基本高橋先輩の一人称でお話が進むのですが、もともと男性が好きだったわけでもないのに放送室から見えるグラウンドでいつも頑張ってる小柄な男の子を心の中で応援しているうちに段々性的な対象に見えるくらい好きになっちゃって、その葛藤や希生くんに嫌われたりせずにかっこいい先輩でいられないか…
鹿住槇 蓮川愛
短編集4作品です。「2番目」「ドン・キホーテ」は生物部という繋がりがありますが、4カップルそれぞれで単独で楽しめます。 長さは、「土曜日」「2番目」で3分の1、「ドン・キホーテ」と「ラスト・エンジェル」でそれぞれ3分の1ずつくらいです。最初の3作品は高校生カップル、全体的に初々しい印象の作品集です。 「土曜日のウソツキ」 表紙の二人です。椎木(受け)が主人公。上村と付き合っていますが…