志水ゆきさんのレビュー一覧

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

ビッチかと思ったらガラスのハート受けでした

シリーズスピンオフにして、新シリーズのような立ち位置にあるような作品で
既刊シリーズ未読でもこの作品から読んでもかなりハマれるストーリー構成。
怒りんぼで世話役×天然美貌な今回のカップルは意外にも魅力的でした。

内容的にはシリアスな内容を多く含んでいるのに主役二人の性格なのか暗くなく、
どこかコミカル風なのに、それだけで終わらない深い心情が見え隠れしていて、
身体から始まったセフレ的…

4

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

もう、これだけ読めばいいと思うよ

いきなりエチシーンって、私も一瞬別の作家さんが脳裏に浮かんだわ。

さて、この作品、一応シリーズの続き物って言うか、スピンアウト物ですが、シリーズ未読だったら、わざわざ1作目から読まなくても大丈夫。
って言うか、崎谷先生追っかけファンじゃない崎谷初心者さんなら、寧ろシリーズ1,2作目は読む必要ない。
どうしても健児の義弟が気になるのなら、「爪先に~」位は読んでみても悪くはないけど、崎谷初心…

6

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

非常に読みやすい一冊

表紙が出た時、あ、またグリーンレヴェリーシリーズか。。と若干の戸惑い。
実はこのシリーズ余り好きじゃなかったんですよね。
しかし乗りかかった舟というわけで手を出しました(汗)
シリーズとは言っても、前作・寛の恋人になったライカの義兄が主人公。
多少、この義弟に対するちょっぴりなブラコンな雰囲気も漂わせながらもさほどストーリー上は影響してこないので、全くの単発・新作として楽しめると思います。…

4

爪先にあまく満ちている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

『グリーン・レヴェリー』シリーズ3作目。

個人的にこのシリーズは好みじゃないです。それぞれ、決してキライとまでは行かないんですが、どうも今ひとつ『う~ん・・・』という感じなんですよ。
ただ、その中でもこれはもうどうしても無理でした。

とにかく寛(攻)がどうにも好きになれなかったんです。『丁寧語攻』が絶対ダメなわけでもないのに(いえ、だからってまったく好みでもないんですが)。

正直、健児(來可の母の再婚相手の息子)の方がよ…

11

静かにことばは揺れている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

『グリーン・レヴェリー』シリーズ2作目。

う~ん、1作目のレビューにも書きましたが私はこのシリーズは好みじゃないんですよね。でも(次作も合わせた3作の中では)これがいちばんマシ。
シリーズとしては『グリーン・レヴェリー』からは離れますが、スピンオフの最新作『吐息はやさしく支配する』が一番(というより比べ物にならないくらい別格に)よかったです。

乙耶(受)は好みが分かれるキャラクターだろうな~と思いましたが、私はまだ大丈夫ですね。…

3

心臓がふかく爆ぜている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

グリーン・レヴェリーシリーズ1作目。

う~ん、正直なところこのシリーズはあまり好みではないんです。

なんというかキャラクターがどうも好きになれなかったんですよ。
齊藤(受)のネガティブさ・卑屈さも、そういうのは苦手要素ですらない私でさえちょっとイラッとしましたが、もともと『ネガティブ・ぐるぐる受』自体は好みの範疇なのでそれはまあいいんです。

それよりも降矢(攻)の無神経さの方が私はダメでしたね。特に後半の元彼女が絡…

3

是(1) コミック

志水ゆき 

王道カプとでもいうのか。

この作品、途中で読み捨てています、それも2回。

雷蔵と紺の二人にあまりに興味が持てなくて、頭を抱えてしまった。

『LOVE MODE 』での最初のカプ・高宮と和泉も私は興味が持てなかった。
なので志水さんの長編作品に登場する、最初に読者の気持ちを掴まなければいけない王道カプを私は苦手なのだろう。
その他にもたくさんの登場人物が、顔見せとばかりに次々と登場してくる。
印象として、ご…

2

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

キャラクターがよかったな~。

正直なところ、この『グリーン・レヴェリー』シリーズはあまり好みじゃないんです。
そのスピンオフということでたいして期待していなかったんですが、よかったですね。面白かった。

冒頭からいきなりHシーンなのはともかく、Hはするけど恋人同士というわけじゃない(まあセフレなんでしょうか)というのは個人的な好みとは違うんですが、キャラクターが魅力的だったので気にせずに入り込めました。

とにかく前…

14

ふれていたい 小説

榊花月  志水ゆき 

攻めが安易に美形設定じゃないのが良い味出てる

デザイン事務所のバイト・夕雨と向かいの事務所の翻訳家・桐島がふとしたきっかけで距離が縮まっていく。
夕雨の恋人の衛藤は下半身が軽くて恋人は夕雨だけじゃない。
今までさんざんひどい目にあってるのに呼び出されるとその通りにしてしまう。
桐島に惹かれてるのに衛藤に抱かれるのはせつない。しかもその桐島にも恋人がいて…
設定だけ見ると地雷だらけですが、なぜか大丈夫でした。
攻めの桐島の性格が穏和で…

3

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

とても可愛いふたりでした。

内容は他の方が詳しく書いてくださっているので割愛させて頂きます。
後書きから読んでしまうタイプなので、後書きに前作よりアッパーな方面にかっ飛ばして見ました。とあったのでいきなりエロシーンから始まったものの、まあなるほどなるほど…と読み進められました。
体の関係が先で、気持ちをしっかりと伝え合うのは本当にラストだったので、もどかしい気持ちになりながら二人を応援してしました。
崎谷先生の作品は内…

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