志水ゆきさんのレビュー一覧

是(5) コミック

志水ゆき 

なぜここで終わる!

紙様は受けという印象を覆された巻です。
そうなのです、紙様攻め。
前巻ラストにほんとチラッと出ていたふたり、隆成と守夜が一冊丸々(ラストに玄間たちのショートがありますが)メイン。

攻めは、隆成の紙様の守夜。
受けは、玄間の依頼で言霊師としてだけでなく後処理などもしている隆成です。
今までで一番、泥臭いカップル。
特に隆成は本家の外で育ったこともあって、言葉遣いも行動も粗野です。

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是(4) コミック

志水ゆき 

再生

前巻はあまりにどシリアスであったために読み返すのが好きではないのですが、この前巻からの続きは最高に好きです。

前巻では氷見が玄間を庇った結果、紙様としての命を全うしたわけですが、今回はその氷見を再び再生させようとするところからスタート。
ただ新しく生まれた氷見は、言葉通り『新しい生』。
玄間との記憶も無くし、ただただ過去の自分を自分越しに見つめる玄間に対し、不安と存在意義を自分に問い続け…

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是(3) コミック

志水ゆき 

けっこう痛い巻

多分こちらのカップル、一番人気なのではないでしょうか。
鬱憤を抱えた中年の攻めと、美形不幸体質の受け。
確かに美味しい…この美形不幸体質というのがまた!
まあ個人的には『鬱憤を抱えた中年』の方が好みなんですが。

カップル(って言葉はイマイチ似合わない)は、土地転がしのかたわら言霊使いの仕事をする玄間×元は玄間の父親の紙様だった氷見。

や、紙様って湿気るらしいです。
その辺りはす…

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是(2) コミック

志水ゆき 

二巻が一番好きなのです

このシリーズでこの二巻が一番好きだという奇特な方は、わたしの他にもいらっしゃるのでしょうかー。
泣かせどころときっと設定されたであろう雷蔵とおばあちゃんのシーンで、毎回飽きもせず泣いてしまうわたし。

この二巻はその雷蔵と、仕える言霊使いのいない紙様の紺メインです。
ほぼ丸々。
雷蔵はたった一人の身内だったおばあちゃんと死に別れ家政夫としてやってきたわけですが、そんな雷蔵が、言霊師を持た…

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是(1) コミック

志水ゆき 

雷蔵が一番好きなわたし

たくさんレビューがついていますので今更感がありますが、本日再読したもので。

言霊を操りそれを生業とする言霊使いの家系、三刀家の人間たち。
その言霊使いの災厄をすべて引き受ける紙(パルプ)様たち。
そしてその紙様を作ることが出来る人形師の和記、それが主だった登場人物です。
巻によってメインカップルが変わりますが、一巻はほぼ紹介のような形です。

スタートは、一般人の雷蔵が家政夫として…

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是-ZE- ~夜を守る~ ディアプラス5月号付録 グッズ

カッコイイ二人

是の中で好きなカップルの、守屋と隆成のお話です。

飲み屋で働く、ストーカーに怯える女の子のボディガードをしている隆成。その日は、女の子が少ないとのことで、隆成も借り出されます。もちろん女装で(笑)そして、それを冷やかしに来る弦間と氷見。氷見にまで、お酒を飲まされているのが笑えます。

履いていたヒールで足を痛めた隆成。女の子を守屋に任せた時に、ストーカーが現れて守屋が刺されてしまいます。…

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花鳥風月 2 初回限定版小冊子付 コミック

志水ゆき 

一変してシリアス

二巻は多少お話進んだ?という感じですね。
今回はかなりシリアス路線。
そんなわけで、序盤の一見(医者)×糸(役場職員)のイチャイチャが唯一のほのぼの。

前半は曜明(元ヤクザ)×火弦(曜明の舎弟)。
曜明が足を洗った経緯や、火弦が曜明の元に保護されるに至った事象が描かれております。
しかし、組長って『頭』呼びなのかな?『オヤジ』だと思ってました。
『頭』だと若頭って感じですねえ。

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「花鳥風月」2巻初回限定小冊子 グッズ

一巻の補填

タイトルは『ぐるーみんぐ・らばー』。
初回限定小冊子です。
表紙もきちんとカラーですよ。

一巻のラストで二回目の寝落ちをかました糸が、お仕置きと称したお風呂プレイ?にのぼせ上がっていたのですが、そこは描写されていませんでした。
その分の補填といった小冊子となっております。
読者の消化不良をフォローしてくださってますよ(笑

本番自体はナシなのですが(まだ、糸がそのことには怯えてい…

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花鳥風月 1 コミック

志水ゆき 

男子てんこ盛り

2015年1月現在、三巻まで発売されている作品。
志水さんというと、登場人物多し・連載長めという印象がありますので、まだ一巻では様子見というところでしょうか。

カップルは今巻では今のところ三組。
一見(医者)×糸(役場職員)、大輝(陶芸家)×沢斗(町内会長兼役場課長)、曜明(ヤクザ)×火弦(曜明の世話係)。
と言っても火弦のところはまだ微妙です。完全に火弦の片想い?という状態。

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蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

偽蛇?

 犬、獅子、猫と順当に読み進めて最後に蛇。随分間は空いてしまいましたが、順番的には間違わずにたどりつけたようです。

 「蛇」というからにはさぞかしニッチでマニア受けしかしない癖のあるキャラを想像してたんですが、どうしてどうして。このニョロリ君、腐女子の夢(妄想?)をありったけ詰め込んだような、ある意味「理想の攻め」じゃありませんか。

 ビジュアルはクールで印象的、家事は万能。必要に応じ…

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