志水ゆきさんのレビュー一覧

蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

面白さヘビー級 d(>_・ )ヘビナダケニ…

今作は、PetLoversシリーズ4作品あるうちのラスト。とうとう読み終えましたー。最初1作目を読了後、シリーズものだと知った時には大いに慌てました。何せ金欠病でしたし、心の準備が出来ていなかったもので。けれどもシリーズものであると知った以上、やはり全巻読みたいと思うのが人間心理。

3作目のレビューでもコメントした通り、今作の主人公の一人は3作目の脇役にしてPetLoversのオーナー仁摩で…

6

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

信じられないから信じられるに!心の変化に期待 (*'-'*)

今作はPetLoversシリーズ4作品中、3作目。今作のペットは猫です∩(´∀`)∩ワァイ♪ 猫の生態が詳しく描かれ、そこら辺も楽しく読ませて頂きました。

さて、前作までは4作品とも別個のお話と思い込んでおりました。確かにこの3巻目まではどこから読んでも支障はありません。ただし本作にわき役として登場の仁摩が、実は次作にてスピンオフで登場!4作目を読む前に本作を読んでおくとより楽しめるかと思い…

6

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

淋しんぼう

動物シリーズすべて読みましたがこちらの犬が一番好きです。物語としては王道中の王道 BLにみんなが求める二人の関係性が間違いなしに散りばめられているのでBL好きなら読んで損は無しの一冊です。最初は嫌な奴かと思った轡田清巳さんが本当に可愛らしい人でただただ愛すべき存在です。淋しさが素直に表すことができない不器用な人 そんな清巳さんに懐いていくワンちゃんが素敵です。もっとその後の2人がどういう生活をして…

3

頬にしたたる恋の雨 小説

久我有加  志水ゆき 

色と艶の一編

昭和初期の大阪が舞台の芸事BL。
主人公は落語家の栗梅亭もず、こと絹谷文彦。呉服屋の末っ子で育ちが良くて線も細い。
寄席の席亭である瀬島頼秋に、落語は諦めて娯楽の新しい風である「万歳」をやってみないか、と誘われる。
「お仕事BL」としての「芸」への取り組み方とでもいうのかな、百舌と団子の2人はとても真面目でいつもお互いを敬い、周りに気を遣い、一つのネタを客席との呼吸とも合わせながら練り上げて…

6

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

君を守るため…「らいおんハート」(人*´∀`)

良かったです♪私は、不幸受けが最後に運命の人と出会ったことで幸せになるというハッピーエンドの物語が大好きなのです。ご都合主義と言われようが、ベタと言われようが、お約束事と言われようが構いません(^^ゞ 受けがピンチ!と言うときに助けに来てくれる攻めこそ、本物のヒーローだと私は信じております。

まぁ…今作のクライマックスシーン、攻めがもうちょっと早めに来てくれたら、って言うのは正直ありましたが…

10

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

表紙の攻めさんの表情が、本文そのまま!ぴったんこ!

大好きなこの作品をレビューしてないことに気付いて今頃。
榎田先生に志水先生。なんというカップリング。
無敵じゃん。
話よし、絵よしで、このシリーズは全部神評価もんです、私には。

表紙を見るたびに、この攻めさんの苦虫つぶしたみたいな顔が
おかしくておかしくて笑います。
志水先生、よくぞこの表情を描いてくださいました!
ありがとうございます~

受けさん攻めさんも好きですが、個人…

4

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

どっちが幸せ?自由(=孤独)と束縛(=愛)(^^♪

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
さみしくてさみしくて気が狂いそうだったので、犬を飼うことにした。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

冒頭、こんな一文から始まります。これはまぎれもなく今作の攻め視点の一文です。これ以外は殆ど受け視点で語られます。よってこの一文、寡黙な攻めの気持ちを表し…

8

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

2作目は甘く

Pet Loversシリーズ2作目。1作目の犬が、独特の設定で緊張感のある甘いカップルで面白かっただけに、期待が大きすぎたのか、なんとなく普通だったなという印象。

今作はPet Loversというペット派遣の設定はほぼ活かされていない。プロローグのあおりでどんな猛獣がという期待マックスの中、攻めのシンはほぼ獅子の顔をみせることなく一途攻めで終了(金髪以外)。
一方受けの千昭は確かにガゼル。…

2

頬にしたたる恋の雨 小説

久我有加  志水ゆき 

読み応えのある一冊

久我有加さんの作品は恋の押し出しに続いて2作目でしたが、こちらのほうが読む時間2倍くらいかかりました(笑)ページ数は50ページくらいしか変わらないのですが、落語や大阪言葉が馴染みのない都民であるのと、古めの時代背景こその漢字の多さが理由です。(恋の押し出し が極端に読みやすかったというのもありますが笑)
内容としては、主人公であるもずの心境や成長が丁寧に描かれていて、いい意味でBLの要素がなくて…

5

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

○○がバナナ食うかアホ!

面白かったです。まんま犬、というレビューを見て、精神的に痛かったらやだな~、とおそるおそる読み始めましたが、さすが榎田さん、読ませてくれました。
さらに、犬ごっこの変態が個人的に全然ありで萌えるという。

後半は、Hも含め甘々王道展開でした。前半の変態っぷりを貫いてどう着地させるかっていう展開を見てみたかったのですが、その辺はBLお約束でした。

攻め受け、両者がお互いを必要とするように…

9
PAGE TOP