志水ゆきさんのレビュー一覧

酸いも甘いも恋のうち 小説

久我有加  志水ゆき 

芸人シリーズ若者編

落語シリーズ3作目。現代が舞台です。
2作目のCPと同じ一門同士のCPですが、直接関係はなく、単独で読んでも大丈夫です。

テーマは「恋とコンプレックス」と言ってもいいのかな、同じ「噺家」という職業だけど、その活躍の舞台が片やTVのバラエティ番組やラジオで、片や本格派の古典落語を追求していて。
お互いが自分にない才能や煌めき、芸の華を羨んで、憧れて、初めは反発するんだけど引力のように惹かれ…

7

酸いも甘いも恋のうち 小説

久我有加  志水ゆき 

小藤くん、かわいいです

上方芸人シリーズに連なる作品。
落語編の3冊目は、舞台が現代になりました。
シリーズ物とはいえ、落語の一門の名前や芸能事務所などの設定が前作を踏まえている位の繋がりなので、この1作だけ読んでも全然大丈夫です。

TVのバラエティもそつなくこなすと二世落語家のハイスペックボーイと、現代生活とは全く無縁にひたすら古典落語の道を究めようとしている無自覚地味ボーイ、この二人の若手落語家が、お互いに…

1

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

下衆キャラが出てくるので嫌いな人は要注意!!

真と千昭だけの関係だけなら神評価したいところなのですが、なんせ深見の下衆度にずっと読んでいる間、喉にタワシを突っ込まれたままのような気分だったので萌2にします。深見のような人間て、存在するんですよ世の中には実際。10年長かったけど、千昭は真に出会えてよかった!!

2

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

最後で納得

途中まで、話が特殊すぎてとまどいました。本のタイトルと内容があまり合っていない気もします。

どの程度愛というものを知らないと、人の犬になることに幸せを感じれるのかと思いましたが、思いはまとまらず。

でも最後のほうにある、

”轡田が相手をまるごと呑み込む嵐の海だというならば、倖生は乾ききった砂漠だ。”

という1センテンスで、妙に納得しました。どの程度の愛とかではなく、運命の相…

3

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

不器用お二人さん

志水先生挿絵狙い+ちるちるお姉さま方の評価の高さで get。
シリーズまったく読んでなかったのですが、まったく問題なく読めました。
萌2か萌 か悩んだのですが、お話の素敵さ+志水先生の挿絵の素敵さにやっぱり萌2.

何が好きって、最後のショート(笑)
嫉妬してぐずぐず文句垂れ流しつつ、ラブラブ話を展開し、
きらっきらに光ってる受けさんが超可愛い!!!
本編はそんなにあまんあまんではな…

6

酸いも甘いも恋のうち 小説

久我有加  志水ゆき 

お砂糖のように甘いけど噺家たちの落語にかける熱い思いがイイ!

落語を巡る世界観がイキイキと描かれていて、とても面白いです!!
他の作品とリンクしているようですが、私はその作品は未読ですが、楽しめました。
攻めが受けのことを甘やかしててまさに溺愛なのでお砂糖のように甘いですが、ただ甘いだけでなく、お互いに自分にない才能に嫉妬して苦悩しながらも、高めっている様子に非常に爽やかな気持ちになりました。
顔に表情が出づらくてストレートに思ったことをそのまま言っち…

1

酸いも甘いも恋のうち 小説

久我有加  志水ゆき 

落語家シリーズ、今回は現代モノ

『頬にしたたる恋の雨』『におう桜のあだくらべ』に続く落語家シリーズ三作目。
昭和、明治ときて本作は現代の話です。

単独でも読めますが、
前作『におう桜〜』の二人と同じ亭号(栗梅亭×山川)を受け継ぐ落語家カプの話なので、
既刊の流れを知っているとより楽しめるかと思います。

あらすじ:
落語バカの山川小藤(本名:富秋。受け)は、二世落語家タレントの栗梅亭真遊(本名:満。攻め)とバラ…

6

酸いも甘いも恋のうち 小説

久我有加  志水ゆき 

『恋の雨』『あだくらべ』読んでいると楽しさ倍増です♡

激しいネタバレはないですが一応ネタバレあり設定にしておきます…!

フラゲしてきました♡ 落語家モノの新作ということでとっても楽しみにしていました!
芸人シリーズを追っているわけではないのですが、落語家モノの『頬にしたたる恋の雨』『におう桜のあだくらべ』は読了しています。

前2作と違い、今作の舞台は現代。前作までは(丁寧に解説されているとはいえ)馴染みのない単語が非常に多く読むのに時間…

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曜明の瞳に映る火弦は?

火弦が曜明に、丹羽に曜明の瞳にはお前は犬の姿で映ってるんじゃないかと言われたと伝えます。
すると、曜明に呼び止められて振り向くと曜明の顔が近くにあって、俺の目にはこう見えてると言われて曜明の瞳をみるとそこには、赤面した火弦が映っていたというペーパーです。

曜明のまえでいつも赤面しちゃう火弦がかわいいです。

1

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熱にうなされる火弦

4Pのリーフレットです。
第十一半話となっていて、高熱にうなされる火弦が四つ這いでトイレに行こうとしているところに、曜明が表れてトイレの介助をしようとするのですが、恥ずかしいので断って用を足します。
そのあと熱でぐったりしている火弦の熱を曜明が測ったり、汗をかいているので裸にして拭いてやり服を着せます。
火弦は熱にうなされていたので全部夢だと思って、もし夢じゃなかったら恥ずか死んでしまうと頬…

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