志水ゆきさんのレビュー一覧

恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

元タチの受!

覗き、首筋の黒子、板前、元タチの受…
素材が良すぎます!!しかもそれらが、すべて美味しく料理されていて言うことなしでした。

会社社長である元タチの受・槻島のキャラが最高でした。ツンデレ(ツン多め)、女嫌いの男好き、負けず嫌いで天邪鬼、中学生相手に大人げない態度をとるような可愛い男です。もう、大好き♪自分の立場を演じて、わざと悪ぶっているような言動に、むしろそれとは真反対の彼の本性が見えるよ…

4

頬にしたたる恋の雨 小説

久我有加  志水ゆき 

関西にこだわりが深い作家の作品。知らない事が多かった

興行師×藝人、関西弁で綴る恋。
関西に拘る著者の、これも「久我有加 芸人シリーズ」の一つ

昭和初期、剛しいらさんの「座蒲団」の舞台は上野から日本橋の花街だったけど、
この作品の舞台は上方、漫才黎明期の大阪。

文彦=主人公の「もず」は、「落語の才能が無い、時流に乗れ、漫才に転向しろ」、とウナギを食べながら寄席を解雇されてしまう。
・・ 何故、鰻を選んだんだろう?と調べたら、関東とは…

4

花鳥風月 9 コミック

志水ゆき 

なんか感無量すぎる。

泣いたわ……。
財前の盛大で熱い告白。
ようやくストレートに届いたね。

それにしても……
っったくよぉ〜、ばか吉利谷!
なんで財前の一番が一見だと思ってたんだか……って感じだけど、「指は自業自得、お前の所為じゃない」と微笑む姿がかっこいいから許す!
(八巻読み返しても、あの盛大な勘違いにはどこ見とんじゃ!節穴め!!って感じだけど)

はぁぁ、財前がかっこよすぎるよぉぉ。
男前…

1

花鳥風月 7 コミック

志水ゆき 

財前と吉利谷の過去エピソード編

五巻で登場した財前。
人肌がないと眠れない、女相手だとセックス要求されるのが面倒という吉利谷のために、添い寝する姿が描かれてた。

この七巻では、吉利谷が「俺の総てを貰って欲しい」と財前にプロポーズするんですね。

で、「お前は俺に欲情できるのか?」という財前に聞かれて「今も十分できると思う」と答えた吉利谷は、財前からボコられてしまう。

なになに〜「今も」って、過去に何かあったのー…

1

花鳥風月 6 コミック

志水ゆき 

くぅぅ〜!!

「火弦の想いが叶う、火弦と曜明篇ご褒美巻!」とあるように、ワンコ火弦の本懐がついについに!!

もうね。
良かったね(涙)としか言えないし、赤飯炊いてやりたいわ。(炊けないけど)

イッたら終わっちゃう、やっと…やっとしてもらえたのに…と泣く火弦の凶暴までな可愛さよ。
そして、鼻打って鼻血ぶーになった火弦を見て笑う曜明の笑顔。

笑っとる……!!

あの、曜明が、笑ってる……!…

1

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

人間心理と犬心理


ほとんど性行為のない主人と飼い犬だったので、まるで純文学を読んでいる感じで面白かったです。
最後にちょっとエッチがあるだけでストーリー重視の方にはオススメです。
こういうジャンルは新しいなぁと思いました。

受けは愛を知らず、ただ気ままに顔だけで生きてきた受け。
デリヘルを想像して入店したところ、お客様第一号は犬を所望のご主人様。
これが運命の出会い。
受け、犬としての生活がスタ…

3

花鳥風月 9 コミック

志水ゆき 

これからはぐっすり眠れるね。

幼なじみ、両片想い。
ようやく幸せになれました。
財前のためなら全てを捨ててもいいし、何なら自分の思いまでも捨てようとするキリヤ。
健気すぎる。
ずっと誰かに1番に愛されたかったキリヤ。
1番大事な人に愛されて本当に良かった。
どうしてこんなにすれ違っちゃったんだろう。
キリヤが臆病だったからなのかな。
財前は今回も男前でカッコ良かった。そして美人。
逃げようとするキリヤをしっか…

2

花鳥風月 9 コミック

志水ゆき 

ご馳走さまでした

いゃぁ、良かった。良すぎて、またレビューを書くのに暫く発酵させないといけなかった。

8巻で吉利谷の気持ちは伝わったものの、財前の気持ちがイマイチわかってなかったので、今回の財前からの告白、涙が出そうになりました。

8巻であそこまで進んでいたのですんなり行くのかと思ったら、まだまだスリリングな展開があり、おまけに吉利谷がヤ○ザになったいきさつまで、そんなにドラマがあったのかと中身の濃い9…

5

花鳥風月 8 コミック

志水ゆき 

くぅーっ!!

大好きな吉利谷×財前がついに!!
何ですけど、高校時代のフレッシュな二人のあれこれエピソードからで、そこからの現在なので気持ちが盛り盛りに盛り上がって大爆発です。
そして、今回もまた攻めの吉利谷よりも受けの財前の方がいざとなると男前度が高いんですよね。あ、勝手に攻めを吉利谷にしてしまったけど、まだそこはわかりませんね。予想ではエッチの時も何だかんだ男前な財前が怖い方の受けを引き受ける気がします…

0

花鳥風月 5 小冊子付特別版 コミック

志水ゆき 

いよいよ火弦篇、そして財前登場!

先の展開(六巻以降)を知っていても、ハラハラドキドキの回。
曜明の兄である元組長殺害の犯人がわかって、始末すべく動く火弦と曜明。

死を覚悟した火弦が、曜明にキスをねだるくだりがいじらしいのなんのって!
それだけでは終わらず「死んでも判別できるようにキスマークを各箇所につける」という口実でキスマークをつける曜明。
曜明っていつも無表情で何考えてるのかわからないんだけど、そんな男が「あれは…

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