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榎田尤利 志水ゆき
ともふみ
顔さえ見たことのない祖父の「シュレーディンガーを正しく指摘した者に財産を譲る」という遺言の元、集められた3人の孫たち。 Pet Loversシリーズで、こんな切り口でくるなんてさすが榎田さん。 発想とセンスに舌を巻きます。 えーっと、館と猫なんて噴きだしてしまいましたよ。コレ、狙ってるんですよね?笑 じいちゃん日誌挿入でアクセント利いた構成と、館の意外なおとぼけ和み要素で飽きさせません…
久能千明 志水ゆき
雀影
ネタバレ
ハードカバーで読み応えガッツリな本。 でも私には、文章のリズムが相性良いのか、サクサクと読みやすかった。 お話は、映画のオーディションから始まって、映画の完成までと、後日談の短編。 映画の設定上、着物での生活に慣れるため,真琴は郁馬の実家である料亭旅館に無理やり連れてこられて、毎日着物で過ごすように命令される。 撮影が始まり、真琴の出番となるが、真琴には、陰りや憂いが足りないといわれ、…
木原音瀬 志水ゆき
菊乃
ほとんど予備知識なしで読み始めたんですが 冒頭に登場する人物の中で 裕一がメインキャストだと言う事はわかったんですが 彼のお相手は?と考えた時に 出来れば、コイツが相手じゃなきゃいいな~って思ってたヤツがビンゴで がっかりした、って言うのがホンネだったりしましたw デブ・チビ・仕事出来ないのにその責任を他人に転嫁する・怒りっぽいマザコン30代。。。 でも、そんな最悪な上司・今…
かにゃこ
上巻では、藤原がムカっとしたんだけど よくよく考えてみたら、この甲斐谷ほんっと仕事できねぇーっ! イラっとするのは、甲斐谷のほうだったw ふと気づけば、上巻では、甲斐谷目線で藤原の上っ面だけを見ていたんですよ。 下巻では、甲斐谷が藤原の上司としての手腕に気づきはじめる。 そして内面も惹かれていくわけですが、このあたりが木原マジック 読んでるほうもどんどん藤原がかわいく見えてくるから…
【とりあえず、下巻まで読んでっ!!と、言いたい】 化粧品メーカーの営業促進部のエリート課長の藤原(受け) 甘いフレグランスを漂わせ、上から下まで嫌味なほど完璧な着こなし。 仕事も出来て女も切れない男。 縁故入社で、おしゃれだとかには縁遠い体育会系部下の甲斐谷(攻め) 序盤、甲斐谷がチクチク藤原にいびられ、ワンマンで企画書が通らない。 頭にきた甲斐谷は、藤原を酔いつぶし全裸の…
志水ゆき
むつこ
一巻からずっと脇役として登場してる琴葉と近衛のコンビがついに主役です。 このシリーズにはメインキャラがたくさんいますが、そのなかでも一番無口な琴葉。なのに、能力値が高く口いやしいため、存在感だけはたっぷりある琴葉。子供時代も可愛かった。 あーもう、超可愛かったよ! そんな琴葉に出会い、面倒を見るうちにどんどん琴葉に魅了されていく近衛。 面白いです。振り回されまくってほしい。 初エッチするらしい次巻…
言霊師の隆成と紙様の守夜のエピソードが決着つきます。 やっぱ守夜好きだな。 ずっと無表情なんだけど、少しずつ隆成に惹かれていく気持ちの移りかわりがよく分かる、キュンとなる。 ずっと打算的に行動してきたのに、最後の最後には打算なんてすべて捨てるのだ。 巻末のオマケエピソードで、さらに好きになっちゃった。死姦てww シリアスな展開が好きな人にも、コミカル展開が好きな人にも、エロエロ展開が好きな人にも…
Coo
表題作は、カフェ「RECIPE」オーナー・カイヤ×反抗期中学生・洸のお話。 じっくりじわじわと、カイヤの仕掛けた様々な罠に、面白いように嵌っていく洸。 自分のものにする為に、どう料理していこうかな?と、 薄気味悪~く企むカイヤは、もういっそ、ホラーだと思いました。 最初に欲しがったのは、きっと、カイヤ。 でも、実際に欲しいと口に出し、手を伸ばしたのは、洸。 手間隙かけて罠をはっ…
このシリーズ、カップルがめちゃくちゃ多くて、しかもナイスカップルだらけで(レズカップル含めてw)、常に目移りしてる私なんですが、 北村隆成×守夜 ↑やられました。 とくに守夜に。トラウマだらけで屈折しまくってる紙様、言霊師よりも上に立ちたいと願ってる紙様、ひねくれた感じが最高です。 隆成によって守夜のトラウマが溶かされていく過程にゾクゾクきます。 といってもまだ隆成×守夜編の途中で、次巻へと続…
メインカップルが交代しての三巻。 ゲラゲラ笑える前作とはまったく違うシリアス展開でした。 志水ゆきさんは、ギャグもシリアスも、どっちも上手いですねぇ。 この巻の最後の数ページ、ブワッと鳥肌が立ちました。氷見を抱きしめた形のままで「………え…?」と呟く玄間の表情がヤバイ。 水城せとなさんなら、たぶんおそらく、いや、絶対間違いなく、ここで話を終わらせてるぞ。 悲劇好きな私としては、ここで終わらせても…