市村奈央さんのレビュー一覧

独り占めバックステージ 小説

市村奈央  鈴倉温 

キラキラアイドル


仕事にやりがいや目標を見いだせないまま、ただ与えられた仕事を最低限こなしていたアイドルが、いかに自分の今いる場所がかけがえのないものかに気づき、仕事に前向きになる話です。

万澄(受け)はアイドル5人グループの一員です。グループ内では1.2を争う人気を誇りますが、他のメンバーのように仕事に一生懸命ではありません。そんな万澄にいつも苦言を呈してくるのは同じグループの愁(攻め)です。クラスメイ…

1

独り占めバックステージ 小説

市村奈央  鈴倉温 

両視点交互に読めるのがポイント!

アイドルからこの世界に嵌った私には、懐かしい感じもあり、そのグループに重ねて読み進めた事で
久しぶりにアイドルものにハマりそうです。

受けさんで、少し気難しい性格の万澄。
アイドル総選挙みたいなものでセンターに選ばれても、握手会で騒がれても、グループ内での
1、2位を争うほどの人気を持っていても、いつもどこか冷めた感じのあるクール美形。
攻めさんで、素直で明るくて天真爛漫な愁。
フ…

3

蜜色エトワール 小説

市村奈央  麻々原絵里依 

うら若きバレエダンサー二人の成長物語

バレエの魅力と愛が詰まった一冊。
私はバレエについて詳しくないが、この手の話を読むと何か観たくなってくるから不思議だね(笑)。

日本に来ても異国にいるような慣れなさを感じるナオキと、ナオキの母親が主宰するバレエ団の主役級ダンサー・キヨチカの出逢い。
最初は言葉選びが苦手で、角が立ちやすかったナオキのアドバイスも、キヨチカが状況を理解するのが早かったおかげで一気に打ち解けていく。
バレエ…

1

兄が狐でお婿さん!? 小説

市村奈央  サマミヤアカザ 

実は厄介な攻め(キツネ)と男前の花嫁

個人的には赤丸注目のさん、モフモフファンタジーということで
かなり期待して手に取ったが、モフモフ度は薄め。


裏に山を控えるとある神社の息子・絢人。
16歳の誕生日に、ずっと大好きな兄だと思っていたユキが、
実はキツネで、幼い頃山で出会った絢人に一目惚れし
長じたら嫁にするべく、ずっと側にいたことを知る。

最初の方は、え?この設定をこんなに容易く受け入れちゃう……?
しかも…

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兄が狐でお婿さん!? 小説

市村奈央  サマミヤアカザ 

狐の婿入り

甘くてふわふわです。といっても、絢人は性格が結構男前なので、受け受けしい受が好みでない方でも大丈夫ではないかと。王道もふもふラブ。意外な展開とかはないと思います。溺愛モノが好きな方にはオススメです。

狐BLは大好きです。ユキは千年の時を生きた、半ば神様の様な存在で獣の姿になることがない為もふもふ要素は少なかったです。でも、たまに尻尾で絢人をじゃらしたりはしてるから私としては満足してますww

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兄が狐でお婿さん!? 小説

市村奈央  サマミヤアカザ 

花嫁の方が男前!

花嫁モノです。ヘタレな攻め×やんちゃで男前な受けで、花嫁の方が主導権を持っていて強いというパターンです。人外の花嫁モノでは割と珍しいと、意表を突かれました。しかし、攻めが受けを溺愛しているというのはお約束通りで、攻めは受けに嫌われたら生きていけないといった感じです。攻めが弱腰で、受けが強気という意外性も楽しいお話でした。(*^^*)

神社の次男である絢人(受け)は16才の誕生日に、ユキ(攻め…

5

君にきらめく星 小説

市村奈央  広乃香子 

「好き」しか言えない。

なんて綺麗な初恋なんだろう。綺麗すぎるくらい…。こういうお話を小説で読めて幸せだー!!

ピュアっピュアなのが大好きなのですが、今まで読んだ高校ものでは頂点かも。こういうピュアさとエロスが表裏でジレジレしてるのに萌える。

あらすじはシンプル過ぎるほどにシンプル。親が転勤族で、転校を繰り返してきた進夜はクラスメイトに友情なんて期待していない。高二の夏、転校してきた高校で隣の席になった星川と…

3

RuTiLe souvenir Petit four グッズ

ようやく刊行!!!

当初の刊行予定日から1年以上待ち・・・の発刊でした。
途中、何度ホームページの全サ状況をチェックした事か・・・(^^;
執筆陣はさすが豪華で嬉しいのですが、目次がもう少し分かりやすいと良いかな・・・と思いました。目次が作家様のお名前と掲載ページだけだったのですが、できれば目次にも元作品のタイトルも併記されていたら、読む作品を選びやすかったな・・・と。(さすがにご掲載作家様の全作品を読んでいる訳…

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きみがほしい、きみがほしい 小説

市村奈央  三池ろむこ 

ささやかな幸せは しっとりと切なく。

冒頭から 穏やかで満ち足りた風な二人が描かれ、その中に ふと張り詰めた何かがそれぞれが纏っている事を読み手に気付かせるような 静かな筆使い。読んでいてだんだん知らず涙が溢れ落ちる。「寂しい」と声に出すまでに彼がどれ程孤独であったか、そしてそれを包む優しさの愛おしさがとても沁みました。

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きみがほしい、きみがほしい 小説

市村奈央  三池ろむこ 

萌えられず

タイトルとあらすじに惹かれて購入。以前に1冊読んだ本もなかなか良かったので期待していたのだけど、何だか作品に浸れず。
カフェを経営しながら2人穏やかに暮らしているのに、攻を「借りている」とはどういうことかと思っていたら駆け落ちしていたというのにびっくり。
主人公との交際を反対されたからといって、いきなり駆け落ちしちゃう攻の行動が理解できない。主人公もいきなり何もかも放り出して付いて行っちゃうの…

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