史堂櫂さんのレビュー一覧

恋する本能 小説

真崎ひかる  史堂櫂 

なんて簡単な・・・

読んでてアホらしくなりました。何だ、コレ!?

史信(受)もいいように流されてるだけとしか感じないけど、それ以上に国見(攻)がもうダメ。ズルい・セコいどうしようもないバカ男でうんざりしました。

それに、脇キャラクターもいちいち鬱陶しくてイライライライラ。

いい大人(少なくとも18歳の志信よりは)が揃っていったい何やってんの?
メインCPにしたってこれじゃ年の差の意味がない…

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砂楼の囚われ人 小説

松幸かほ  史堂櫂 

詰め込み過ぎじゃないのかなあ・・・

松幸さんのアラブものですね。

でも『直貴(受)の政治家だった父親の汚職(疑惑)を巡る問題』はストーリー上必要だったんでしょうか?
逆に、これ入れるんなら別に『アラブ設定』じゃなくてもよかったんじゃないのかと思ったんですよ。普通に日本で(アラブもの関係なく)これだけで書いた方がよかったんじゃないかと。
特に、日本に帰って来てからの流れを読んでそう思いました。単に砂漠を舞台に書きたかったの…

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相続人は悪魔に愛される 小説

篁釉以子  史堂櫂 

悪魔なお話

悪魔と人間のお話ですが、個人的にツボで好きでした。
俺様傲慢で悪魔の攻が、徐々に受の人間に心を動かされていって、
受のせいでオロオロしちゃうようになってしまうという展開好きとしては、
楽しい1冊となりました。

お金もなく、天涯孤独のシンは、実はとある貴族の時期当主と知らされる。
そして、その貴族には、代々悪魔、サタナエルと契約しており、
願いを叶える代わりに、魂をよこせと言います。…

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ひめやかな夜の支配者 小説

あさひ木葉  史堂櫂 

大人の恋

攻め:会社社長 崔麗敏(ツィ・リーウェン)
受け:キャリア官僚 芹沢幸彦

参事官の幸彦は香港で自殺したという恋人の死の謎を探るため、以前から香港の日本国総領事館に異動届を出していたが、ようやく赴任する事ができた。
謎を探るうちに辿り着いた会員制海上カジノ船の前で、幸彦は会社社長・崔麗敏と出会い、船の中に一緒に連れて行ってもらう事になる。
船の支配人を紹介してもらう変わりにキスを…

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恋は、突然嵐のように 小説

春原いずみ  史堂櫂 

ベタで読みやすい話。

 木枯らしの吹くある日、長瀬は突然、目に激痛が走った。
 交差点の真ん中だというのに動くこともできず、痛みに耐えることしかできない長瀬。
 そんな長瀬に救いの手を差し伸べてくれた人がいた。
 突然、有無を言わせず連れ込まれた先は病院の診察室。彼・深見は、眼科医だったのだ。
 けれど長瀬は、治療を終えてからその病院の名前を聞くと真っ青になって飛び出して行った。

 実は長瀬は眼鏡士という…

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スーツとリボンタイ 小説

篁釉以子  史堂櫂 

話が青い。

 高岡美幸は、中等部の時に手ひどく振られた上級生の貴嶋竜一を忘れられずにいた。
 彼は、美幸の夢の中に毎日のように現れては、実際には呼ばれることのなかった美幸の名前を囁く。

 それから月日が流れ、美幸は大学を卒業し、晴れて社会人になった今でさえ、彼は時折夢の中に現れては、淫らに美幸を翻弄するのだった。

 そんなある日、新人研修を終えて、配属された部署で、焦がれ続けた貴嶋の姿を美幸は再…

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妖しの恋の物語 小説

篁釉以子  史堂櫂 

地に足ついたファンタジー

 相手の未来が見えてしまうせいで、自分の父親の死を予言し、そんな子は育てられないと母がさじを投げ、祖母に預けられ、更に祖母にも棄てられ、神社に預けられた邑。
 その神社で、男の身でありながら巫女として育てられた邑。
 神社に連れてこられた日、神社の裏手に広がる池で、邑は不思議な出来事に遭遇する。
 透き通るような水面を通して、美しい魔性のものの姿を見たのだ。
 その魔物――須佐王の未来が見…

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妖しの恋の物語 小説

篁釉以子  史堂櫂 

巫女ものというよりは、

人の未来が見えてしまうため、親元から離された邑(受)、
巫女として育ちます。
子供のころ、魔物(攻)と出会い、いつか迎えにきてくれるという
約束をし、育っていき、ついに迎えられるときが・・・という物語。

巫女の色はあまりないかなと思います。

強欲な親族に強制され、
お金持ちの未来をみる仕事をさせられることになり、
邑の危機に、魔物である須佐王が動き出します。

この須佐王…

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エゴイスティックな欲望 小説

篁釉以子  史堂櫂 

テンションが苦手

魅力溢れる攻めと、その攻めを崇拝する受け。
攻めがとにかく酷い俺様男。容姿に恵まれ家がお金持ちで一人っ子でワガママ放題育ってきた暴君です。イメージ的に○川海老蔵みたいな。
私の萌えられる俺様度を超えていた・・
そして受けは幼い頃攻めにあてがわれた遊び相手、現在は付き人。自ら自分のことを攻めの奴隷と言ってます。

あと当て馬的キャラのイケメンマネージャーが登場します。

なんというか設…

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禁じられた夜の吐息 小説

藤森ちひろ  史堂櫂 

敬語攻め萌え

一言で言うと社長令息を秘書が躾と称して強姦するというストーリー。
敬語攻めにはわりとありがちですね。

この作品の受けは自分なりにやりたい事を見つけ自立して生活していたので、有無を言わさず連れ戻されたのはちょっと可哀想で、「家が会社やってる男の子って大変なんだよなぁ・・」とリアルな感想を持ってしまいました。

なんというか、強姦→日常→強姦→日常の切り替えが早いw適応能力が高い受けはきっ…

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