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山藍紫姫子
すみれ0401
私自身は怖い話やちょっとエグかったりグロかったりするお話は苦手なので、正直、これはダメだ~(苦手で直視できない・・・)という作品が大半だったものの、小説で好きだった「虹の麗人」と「アレキサンドライト」の漫画が見られたのはとても嬉しかったです。意外だったのは、コメディータッチの作品があった事です。なんとなく勝手に山藍先生は、「耽美」な作品しか書かれていないと思い込んでいたので・・・ 小説を読んだこ…
ネタバレ
上巻では、2人の関係が甘い方向へ行きそう・・・な予感で終了。 下巻では、甘くなりかけて、途中で波乱の展開になり、そして・・・という、耽美で甘美で淫靡な世界がそこにはありました。 当時、「耽美」といえば、アンハッピーエンドや死の匂いがしていることが多く、初見時は最後のページをめくり終えるまで、実は内心ドキドキでした・・・。幸せな終わり方をしてくれるかが分からなかったからなのです。 マクシミリア…
最初に読んだのはもうだいぶ前に事になります。 まだBLをそんなには読んだことがなかった頃、きっかけは忘れましたが手に取って読みました。 今でも好きな作品の一つで、ちょくちょく読み返しています。 最初に読んだ頃は、BLは「耽美」というジャンルで、割とアンハッピーエンドだったり、お話もどこか暗くて禁断感も強く、どこか死の気配が漂うものが多いという頃でした。 この作品は両性具有ものではあ…
山藍紫姫子 座裏屋蘭丸
京太郎
評価を中立としましたが、結論から言ってとても面白かったです。 本作は座裏屋蘭丸先生が挿絵を担当するとのことで知り、購入しました。 絵は全て言わずもがな美麗でうっとりしました。 また、作風ともとても合っていてすごく良かったです。 物語に関しまして、なんと書いて良いのか正直わかりませんが、序盤から溢れる寂寥に、どんどん引き込まれていきました。 このお話の中には、幸せっていう幸せは無い…
光姉
「私の殿堂入り」です。 現在「冬の星座」は「愛と憎しみの迷宮」に題名、装丁を変えている。 以前の挿絵は小林智美さん、同人誌では四谷シモーヌさん、 それらのカットは下巻に収録されている様子なのでなかなかお得かも。 山藍紫姫子さんは何年かに一度 「両性具有、ハーレクインロマンス」を書きたくなるって どこかで仰っていたけれど、そんな一作。 主人公のアイシスは優秀で…
この作品も「殿堂入り」です。 で、「両性具有のハーレクインロマンス」です。 トータル素晴らしい構成。 イリス側から描かれたの劣等感、恐怖、勘違い、誤解、そして幸せ。 上品に描写は色々な作家さんの貴族の中でも、私が思うにベストオブ貴族。 交響曲みたいに作品が立ってますって状態です。 後に「山藍紫姫子の世界1.2」という本が出たんだけど、 その中で「虹の麗人」の商業誌の最初の…
山藍紫姫子 小島文美
クシナダ
主人公にまったく共感できませんでした。自分を非合法な島に閉じ込めた義父を、彼はドヤ顔で糾弾しますが、連れ子が暴走族に入りやりたい放題しているときに妻の妊娠が分かったら、どこかに閉じ込めたくなる気持ちも人情として分かります。 彼の理論は甘ったれのクソガキのものでしかありません。 それだけならキャラの個性で済みますが、作者の肩入れがプラスされるともうイライラして仕方なくなります。青春ものとも見れま…
山藍紫姫子 小林智美
おとや
藤代流を再興させるため、祖父と父に人柱として観月流に差し出される篠芙。 凌辱がメイン。だからといって読まないのはもったいない。 能の事は分からなくても大丈夫かと思います。 最後には甘い雰囲気になる普通のBLと違ってちょっと男性向けっぽいかも。 1回目読んだ時は凌辱が多くて長く感じたけど 2回目は割とスッキリ読めました。 何度も読めるパワーのある作品だと思います。 最後あたりで…
山藍紫姫子 本仁戻
迷宮のリコリス
新刊の『グラン・ギニョール』を読んでから本仁祭りを開催中。重い作品からコミカルな作品まで振り幅の広い本仁作品ですが、こちらは山藍紫姫子先生原作のコミカライズで読みやすい本仁作品だと思います。私、山藍紫姫子先生は初読みでした。 次々と起る連続猟奇殺人事件を解決する刑事たちのお話です。ちょっと粗野な不良刑事のスタンレー、貴族的なロスフィールド、謎めいた精神科医のジンを中心に描かれた本格的な推理物…
ぽんぽこ太郎
山藍先生の小説を初めて読んだのがこの小説でした まずは文章の美しさに引き込まれ、何度も読み返してしまいました エロと文学の融合とはこういうものなのではないでしょうか 耽美を堪能しました