山藍紫姫子さんのレビュー一覧

蘭陵王 小説

山藍紫姫子  座裏屋蘭丸 

スリリング過ぎました。。。

耽美小説ですね。座裏屋先生のイラストがずーっと気になっていたのですが、山藍先生の世界観に自分が入っていけるか…自信がなくて、”いつか”と長らく思い続けて、やっと最近、山藍ワンダーランドに踏み込んでみました(とはいえ、やはり自信はない)。
凌辱好きなので、受の尻壊れるな…の連続はわりとファンタジーとして受け入れられるのですが、それ以上にサスペンスとオカルトの要素が強めで、なかなか手強かったです。”…

1

とりかえばや 小説

山藍紫姫子  蝶野飛沫 

・・

本屋で見つけた分厚い文庫。
厚みがあるのは、この文庫版は2011年発刊の再刊。
昔、前・中・下の三巻だったものに加筆をして、物語を一冊にした合版なので、お買い得品。
粗筋は、とっても単純。
ローマ時代を設定したファンタジーと、紹介文で読んで期待したのですが、残念。
読み物としては、アレキサンドライトを超えていないと思います。

中身は、王朝ものの男女入れ替えをテーマにした「とりかえば…

1

アレキサンドライト 小説

山藍紫姫子 

女性的部分の方が印象強い…

凄い作品だったぜ…。
両性具な子は初めまして…な気がする。
が、正直そんなに萌えませんでした。
自分の中ではやはり、男の体でヤってこそのBLがいいかなぁ。

表紙は性別を有耶無耶にした美しい人形のような人間、受けのシュリルらしさがよく描かれていると思うのですが、長髪がなー…。
長髪好きじゃない自分の好みもあるのですが、余計に女性らしく見えてしまう部分ともなり、もう少しギャップを感じたい…

3

アレキサンドライト 小説

山藍紫姫子 

すごかった

すごい世界を見せられた~~~
とにかくすごい世界観、お耽美満載!美しい世界!!
だけど、しんどい、しんどい…

両性具有は地雷な私に、これなら!と薦めてもらって読んだのですが、地雷ですね!!!
BLカテゴリーじゃないからか、男だけど女性器を持つのが醍醐味だからか、エロシーンも女性器中心で、ほぼほぼ男×女。
途中までtnk付いてんのかどうかも分からなかった。花芽=包茎tnkで良いんでしょ…

6

蘭陵王 小説

山藍紫姫子  座裏屋蘭丸 

メインcpより

メインのCPより、桐生と佐野の関係に1番萌えた。

2

多岐川肛門病院の秘密 小説

山藍紫姫子  あさとえいり 

タイトルからして

山藍さんと言いますか山藍先生は耽美小説の大家であらせられます。
ほんわかした部分をすべてそぎ取った様な文章で、情け容赦ないお話を展開してくださるその迫力に、何度も平伏して来たのですが。

……でも、私が山藍先生と言いますか山藍さんのことを好きで好きでたまらないのは、時折、私に向けてスマッシュヒットを飛ばしてくださるからです。
はい、大好物のトンチキ方面に!

2007年6月刊行のアンソ…

4

ラ・ヴィアン・ローズ 小説

山藍紫姫子  本仁戻 

美貌の母親の面影を一真に観る4人

電子版を購入。
著者は、SF作家の野阿梓 の知己と知り、消えた興味が再燃しました。
野阿梓 さんのHPに、山藍さんの作品の書評があります。
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1巻の感想。
初期の作品のせいか、ドロドロ凌辱の変態攻めはありません。
・・一真に纏わるのは、美貌の母親の面影を兄に見る弟と、美貌の妻に捨てられて未練を持つ元夫たち。一真に母の面影を観る4人が、協定を結ぶ影で一真を囲うが、影で夫々独り占め…

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スタンレー・ホークの事件簿 仮面~ペルソナ~ コミック

山藍紫姫子  本仁戻 

そこまで構えずに美男子3人の関係性に浸ってみて欲しい

 本仁戻先生のタッチが存分に活かされた、濃い作品でした。きっと山藍先生の原作の方はもっと長編で濃密なんでしょうけど、このコミック単体だと想像していたよりは痛ましさを覚えることなく読めた印象です。今まで読んだことのある本仁戻先生ご自身が原作のものの方が、もっとシリアスでしたね。BL初心者に薦めるのはさすがに躊躇われますが、ある程度読まれてきた方で本仁戻先生作品を初めて読むという方になら、比較的オスス…

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花夜叉 小説

山藍紫姫子  小林智美 

・・・

哀れで苛酷で美しい「古典芸能と耽美の組み合わせ」「最高傑作」と書評にあるので、読みました。 

読後の恐怖をメモ。
不条理の痛みと苦しみを体験したことがない人なら、平気で読めるのかもしれない。もがいても光が見えない生き地獄、篠芙が気の毒。こういう不幸な筋書きは、上向き景気の頃に受けたもの。不景気な今は、流行らない。

主人公;篠芙が、宗派の贄となって味わう苦しみの報いが、家と芸にしか無い…

2

幾千の河もやがてひとつの海になる 小説

山藍紫姫子 

猛暑の夏に

エロエロなの読みたくなって山藍先生の本を最近読み返しています。他の方のレビューにあるようにストーリーはご都合主義で「…んなアホな!」といいたくなる展開ではあるのですが、この話の肝はそこではない。やはりエロのジェットコースターというか多彩なプレイの数々。山藍ワールドはやっぱすげえといった所です。

主役の受け・玲は美しき不良少年。冒頭部分では近くの高校のヤンキー達から自宅のテーブルに縛りつけられ…

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