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崎谷はるひ 山本小鉄子
ミュウ
究極の選択を5秒で答えろ。 そう言われて、前から考えていたことならともかく、その場で迷わずに答えられる人は少ないと思う。 人生の別れ道は、ふいに訪れるのかもしれない。 雑誌編集者・六浦健吾(ヘタレワンコ攻め)×ゲイでデザイン職・沢木秀利(ネガティブ自虐受け) 年下攻め 秀利が高校三年生で、健吾は高校一年生で、二つの年の差。 卒業式の時に秀利からゲイだと告白されて、俺達の間には、そう…
一穂ミチ 山本小鉄子
むつこ
一穂ミチさんは三冊目ですが、改めてこの作家さんのことが好きだなァと思いました。 キャラクターとかストーリーとか、そういうもの以前に(もちろんそれも含めてなんですが)、行間に流れてる作者さんの価値観とか物事の捉え方などに惹かれます。地に足がついているというか、しっかりしているというか。上手く言えませんが。 舞台はテレビ局。 そこでバイトしてる明るく前向きな学生と、堅物の報道記者の、ゆっくり進む恋の…
パーシモンの住民
ネタバレ
コミックは未読ですが、複層的な設定がないようなのでご安心ください。そして淡々とレビューしますので、文語体です。予めご承知おきください(以下の文章では敬称を略して書きます)。 相変わらず崎谷はるひには驚かされる。 そう思えるのは、単純なつまびらかしになりやすいボーイズラブを押し並べて否定するそのスタンスがあるからだろうか。 崎谷はあとがきにおいて「このジャンルに限らず、複合的なテーマを…
くもとり
最も印象に残ったのは、秀利が健吾に向って言った「お前だけは嫌だ」という台詞です。抱いてくれるなら誰でも良いと言ったその口で、いざ健吾に迫られると拒むのは何故か。回想で語られる学生時代の秀利は、「彼でなければ嫌だ」だったはず。それが「どうせ彼でないのだから誰でもいい」に変化したのでしょう。求める心とその逆の巻き込みたくないという想い、二つの心が彼の心を頑なにし、自傷じみた行動をとらせる。 そばにい…
山本小鉄子
弥七
ということで、ここのところ4冊くらいまとめて読んでますが、これが一番好きかも~。「晴れてボクたちは」の続編。 ちひろの圭吾への想いがあふれちゃって仕方がないってのが、萌える。お姉ちゃんにカミングアウトしてしまうところも、何度も読んでしまいます。 この方の描く絵は、目力があって、唇に肉厚があって、服装はちょっとオシャレでその辺にいそうな感じだし、可愛いんだけど存在感がある! キスに至っては…
月丘くらら 山本小鉄子
ミドリ
幼馴染モノです。 響は文化祭でウェイトレス、フォークダンスでも女役をやらされてしまうような男の子。 幼馴染で生徒会長の恭一と海に散歩に行くのが日課。 ある日恭一に恋していることに気付くが…。 恭一は生徒会長としては有能らしいんですが、どうも変わった人です。 ポロシャツのボタンは全部閉めて、ズボンにインしちゃうらしいです(笑) まぁそんな彼なんです。 恭一のことが好きな響に対しても…
乱菊
崎谷はるひ・山本小鉄子コンビの「あしたのきみはここにいない」のスピンオフ作品。 前回登場した三尾朝陽の姉である夕奈の同僚・六浦健吾と、2つ年上の幼馴染み・沢木秀利のお話になる。 ゲイだということを周囲にカミングアウトし、どこか開き直った風にも見える秀利と、その幼馴染みへ言葉にしがたい想いを募らせる健吾は、決定的な最後の言葉を口にしていないだけで、その実、誰よりも互いを必要としている関係。 男…
久江羽
お話の中に色が見える作家さんなので、今度はどんな感じだろうと思いながら読みました。 朝焼け?宵闇?そんな感じ。 3つの題名がついていますが、それは各章の副題と考え、1つのつづいた作品として読めばいいのではないかと思います。 テレビ局の報道記者・京平と早朝番組アルバイトの結のお話。 ただ、ディレクターの悦巳(京平の同級生)が結構目立つ存在なので、始めのころは悦巳と結のお話なのかと思ってい…
まきぷん
山本小鉄子先生は私の大好きな作家さんなんですが・・・ この作品(特に表題作)については正直・・・絵以外はストーリーとしては微妙です(>_<) BL要素のあるコメディ位で読んだほうがいいのかもしれません。 (この作品が好きな方がいらっしゃったらスイマセン(>_<)) 深く考えずにさらりと読むには、まあまあ、ありなのかもしれませんが・・・ ストーリの伏線が曖昧な点…
雀影
小鉄子さんは、「かわいいお顔でバイオレンスな受け」のイメージの強い作家さん。 この作品も、「かわいいお顔のヤクザさん」にストーカーされちゃって、落とされちゃうお巡りさんのお話。 輝君の迫り方もなかなかバイオレンスでかわいい でも、お巡りさんの方も、好きになったら潔く組長にご挨拶する男らしさ。 これのCDは輝=カッキー、上田=ゆうきゃん 腹の据わった上田にゆうきゃんは、ナイスキャスティ…