山田ユギさんのレビュー一覧

どうして涙が出るのかな コミック

山田ユギ 

山田ユギさんの作品で

1番大好きです!
人が苦手だった早川が、転校目前に気になっていた泉谷にいきなりキスをする。
距離が縮まったと思えば、離れ、離れてはまた急接近して離れていく。
それにもものすごーくハラハラさせられました!
接近していく様子もじっくり描かれていて、早川がうぶで友情と恋愛の区別がなかなかついてなかったのにキスしちゃってたんだ!というエピソードや、ホモじゃない!といいつつも早川に惹かれていく泉谷の…

2

ひそやかに恋は 小説

桜木知沙子  山田ユギ 

キューンとしました

最近、地味めな小説を好んでる自分に気づきました。
エロ満載で萌えシチュエーション満載なお話も好きなんですが、日常や心理描写を丁寧に描いた地味なお話にも惹かれてしまう。
桜木知沙子さんの小説も、地味な展開のお話が多いんですが、惹かれます。好きです。

主人公は高校生(受け)です。
母子家庭で家庭環境に恵まれず、生活費を入れてくれない母親のかわりに、必死でバイトしている。
幼馴染み(攻め)にひそかに恋…

1

何でやねん!(2) 小説

久我有加  山田ユギ 

漫才バンザイ、続編

お笑いコンビ『バンテージ』、結成約10年目のお話です。
『何でやねん!1』では、まだピチピチの15歳だった二人は、もう24歳になってます。
順調に売れたわけではなく、まったく売れない苦難の時代があり、そのためにドラマに出演し、顔だけのコンビと言われたり、いろんな苦労を重ねてきたことが、冒頭語られています。
そしてやっと巡ってきたチャンス。
そのチャンスを前に、高揚するよりも、プレッシャーで潰されそ…

0

そこに愛はあるのか 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

お前もホモになれ!

前回読んだ作品が、近親相姦の連鎖のようなドロドロなストーリーだったので、かなり用心して読みました。
結果は、ぜんぜん違いました。
ものすごく楽しかったです。コメディータッチの軽やかな小説でした。
同じ作家の方なのにこうも違うとは、と目からウロコのような作品でした。

主人公の美濃幸彦は老舗の呉服屋の次男坊。
家業を嫌って就職していましたが、その会社が三年足らずで倒産。
残った新車やス…

5

何でやねん!(1) 小説

久我有加  山田ユギ 

漫才バンザイ

のちにカリスマとして若手漫才師の憧れの星になる、漫才コンビ『バンデージ』の高校時代の話です。(『月も星もない』等で)
漫才が主題ということで、コメディ色の強いドタバタな作品になってるのかなと思いきや、意外や意外、受けの過去の笑いに対するトラウマを中心とした話で、コミカルではありますがドタバタではありませんでした。
面白かったです。

主人公の相川には、関西弁を理由に笑われイジメられた過去があり、笑…

1

太陽の下で笑え。 コミック

山田ユギ 

これは、素直に「いいな」って思えた

壮平が自分の夢を取り戻し、チカの愛を受け入れるまでを描いているストーリーは、すごく真っ当。
読んでいて、素直にいい話だなって思える。

「顔だけが取り柄」って設定の壮平の顔が、濡れ場で壮絶色っぽい。
最終話の、カーテンを閉めようとしている壮平の髪ゴムを、チカが後ろからはずそうとしているシーンとか、エロぃ

この本、2005年に文庫化して、リンク作を集めて書き下ろしも加わえたのがあるみた…

1

水温む コミック

山田ユギ 

この頃の作品は特に

隣に越してきた子持ち親父に惚れる話の表題作と
昔隣に住んでいた年上の幼なじみと再会してっていう「ワイルドマンブルース」の2編収録

どちらの作品も「アホ年下攻め」

今でこそ、山田ユギさん好きなんだけど、この時期のユギさんの作品は、私はあんまり好きじゃない。
話の展開とか、コマ割とか上手いし、絵柄も嫌いなタイプじゃない
でも、この「アホ年下攻め」がちょっとつらかった。
年下攻めはい…

1

恋の記憶 小説

杉原理生  山田ユギ 

良くも悪くも杉原節

焦れったリズムの杉原節、この作品でも炸裂していました。
杉原さんの小説は続けて読んだらいけないような気がしますw
何冊か読んでるんですが、シチュエーションがことごとく似てます。
もちろん細かい設定で違いはあるんですが、幼馴染みで、数年間離ればなれで、再会して、くっついて、マイナス思考で悩んで、最後にまたくっつく、みたいな。
このワンパターン展開が好きな人には垂涎の作品ばかりですが、キライなら飽き飽…

2

あいつの腕まで徒歩1分 小説

桜木ライカ  山田ユギ 

可愛い管理人さん

題名が印象的な作品です。

主人公・高岡朋彦は大学生。下宿が老朽化→取り壊しになったため、両親のところに同居することになった、そこそこ真面目な学生です。両親がマンションの住み込み管理人をしていることから、どうしても用事を手伝わされることになります。

6階に住んでいる月村将人はハンサムなサラリーマン。忙しいのか帰宅も遅く、たまに早く帰っても無愛想です。そしてそんなときは必ず女連れ。それも毎…

1

死ぬほど好き コミック

山田ユギ 

読み返したくなる一冊です!

4組のカップルのお話と描き下ろし1つ(あとは山田まりお描きおろし1つ?)の何とも読み応えのある1冊でした!
定価以上の読み応えがあったような気すらします!

私はこのなかでは「明鳥」と「夢泡雪」が特に好きで何度も読み返してしまいました。
ノンケのイケメンリーマンとどこかピシッとしない上司のカップリングのそのやり取りが深いです。
お互いに惹かれあってるのに違いないのに素直になりきれない感じ…

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