山田ユギさんのレビュー一覧

長靴をはいた黒猫 小説

佐藤ラカン  山田ユギ 

この本のページが『黒猫亭』へのドア

うわーvうわーv素晴らしいっvvv
また1冊、素敵な本にめぐり合えました。

アンティークな洋館を改装してつくられた
フレンチレストラン『黒猫亭』
そこには黒く艶やかな身体をくねらせ
まるでダンスをするように給仕する黒猫がいる。
踊る黒猫の名前は、花崗朋雪。

若干27歳のオーナー兼ギャルソンの花崗
花崗には長澤という50歳手前パトロンで恋人がいる。

物語は『黒猫亭』のシ…

0

虜 -とりこ- 小説

秀香穂里  山田ユギ 

犯罪者を許せるほどシナリオの虜にはなれなかった。

秀香穂里さんの作品で山田ユギさんの挿絵。

藍原はクールビューティな麻薬捜査官。
薬物中毒の母親から
父親違いの弟とともに虐待を受け育った過去を持つ。
同じような境遇の男・神堂に惹かれ
傷を舐めあうように身体を重ねるお話・・・

幼い藍原と弟を保護した養護施設の園長が
笑える嘘やしあわせな嘘しかつかないよっていうお話をしてくれるけど

ここで嘘をつかない男という紹介ででてくる…

0

小さなガラスの空 コミック

山田ユギ 

何度も何度も読み返したい

「挿絵で楽しむ山田ユギフェア」番外編。
「挿絵だけじゃ物足りないぜ!コミックも読もうよ!」って事で
こちらでも神評価率の高いこの作品を読んでみました。

サクッと短めの作品がたっぷりと詰まってる
山田ユギさんのいいとこどり的な作品集ですね。

しかし。。。
実は、期待に胸膨らませて読んだ1回目は
サクッと短すぎて、うまく流れに乗り切れなかったのか
あるいは
表題作「小さなガラ…

4

たったひとつだけの恋 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

今度は893オヤジ萌え?(しかもメインキャラじゃないしw)

「挿絵で楽しむ山田ユギフェア」絶賛開催中!
(↑こっそりから絶賛に変わってるしw)

「君が誰の隣にいても」のスピンオフ第3弾。
今度は、「君が誰の隣にいても」で天使のように可愛かった晃が
すっかり背も伸びてえらいかっこよく、そしてずいぶんしたたかに成長してメインに昇格w
お相手は、そんな天使にメロメロだった
麻生の弟子だったケンちゃんこと古森健二!

しかし、健二の中では、図体…

1

そこに愛はあるのか 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

クマヒゲオヤジ萌えに目覚める、の図w

だんだんこっそりじゃなくなってる気もしますが
引き続き「挿絵で楽しむ山田ユギフェア」開催中です。

今回は、先日レビューした「君が誰の隣にいても」のスピンオフ作品でした。
しかし、例によって
全くあらすじを読まずに読み始めたので
美濃幸彦がメインキャラであるらしいことと
この美濃が、「君が誰の隣にいても」で
麻生の作品の取り扱いを断られてた呉服屋の息子ってのはわかったんですが
幸…

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別れごっこ 小説

剛しいら  山田ユギ 

ポジティブシンキングすぎる!

はい。ひっそりこっそり「挿絵で楽しむ山田ユギ」フェア開催中ですw
このフェアのいいところは
普段読まない作家さんの小説にも出会えることでしょうか。
剛しいらさんも、名前だけは拝聴してましたが、読むのはこれが初めてでした。

まったくあらすじも読まずに読み始めたので
最初、いきなり隣に引っ越して来た冬馬の強引さに
「なんだこいつ?」と、この先を読み進めるのに不安を感じたんですが
この…

1

君が誰の隣りにいても 小説

月上ひなこ  山田ユギ 

ユギさんの描く攻めが好きです

あれ?以前別の漫画家さんの攻めが好き、とも書いた気が。。。
ま、いっかw
このところ、かなりのんびりながら
「挿絵で楽しむ山田ユギ」フェア開催中です^^

この作品の攻・暁也は、ヴィジュアル的には私のツボど真ん中!
表紙のちょっと愁いを帯びた表情にドキドキしながら読み始めました。

お話は、6年前にひどく傷つけて別れた暁也と偶然再会した佑一が
暁也への思いをまだ抱えている自分と葛…

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たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

帯に一見の価値あり?

原作・英田サキ、作画・山田ユギの夢のコラボ!と期待しすぎたのか、今一つ盛り上がりに欠ける作品でした。

主人公である泉巳の義兄をヤクザ、相手役の高津戸を刑事として、英田作品らしく裏社会と密接な関係を保ちつつも、どちらの世界にも染まりきれない不安定故に退廃的な色気のある男達の物語となっており、それを山田ユギらしい艶のある絵柄で破綻なく描き出している、とは思うのですが、お二人とも原作付きコミックス…

3

小さなガラスの空 コミック

山田ユギ 

胸が締め付けられる

表題作が本当に切ない。短い話なのにこんなにも心をしめつけられた作品、そうはないと思います。
可愛いものが好きで綺麗な顔をしている直樹はイジメをうけてしまう。
そんな直樹を見ているだけだった矢田は、あるとき直樹を助ける。
しかしそのせいで直樹とデキていると、からかわれた矢田はその噂を払拭するために直樹をいじめるように。
表面的にはいじめながらも直樹の捨てられた靴や教科書をそっともとにもどしたりする矢…

1

情熱の温度 小説

木原音瀬  山田ユギ 

なんでこんな男に惚れちゃうんだよ!やめとけ!というのが木原イズム

教師と生徒で年下攻め。
これだけで萌えてしまう方がたくさんいるかと思いますが、木原さんの手で料理すると、このオイシイ設定でも、単純に萌えさせてはもらえません。
教師が本格的なダメダメのアホアホで可愛くなくて、「なんでこんな相手に惚れちゃうわけ?」と、生徒の胸ぐら掴みあげて問いただしたくなること受け合い。
またこの生徒がワンコタイプで包容力のあるいいやつなもんで、余計にそう思う。
中盤まではこの教師…

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