序盤からぶっとばしてる感じは大好きな感じで、終盤まで楽しく読みました。
ただ最後、最後だけが
はい、こうゆうことです!って感じの、カタチを見せられた感があって突然告白!って思えてしまいました。
ゲイのフリーライターの受けが、借金地獄で無表情だけど立派なものをもってるので、それのレビューを頼まれるってだけでも面白いのに、
さらに実際に体験はするわ、文才が発揮されるわ、レビューもバズるし攻めの人気もバズるという
とんでも展開、そのスピードの速さはさすが藤峰式先生ワールド。
先に惚れたのは受けだけど、やっぱり褒めちぎられまくる=肯定ってわけで無表情攻めにも響く…という展開も自然で、そうか、そうだよなーって納得できました。ぐっとくる人間ドラマもあるので藤峰式先生作品は大好きです。
最後、互いの気持ちを告白するシーンだけ
え?夢の中?ってくらいそこだけバコッとカタチをはめたような展開で気が削がれてしまったのが残念でしたが、面白かったです。
サブキャラ サカキの過去、気になる!
てことで修学旅行あるある、なんですが
周りに秘密にしてる割にやりすぎかなーと思ってしまいました。
2人でデートして手を繋いだり…は まぁセーフかなと個人的に思いますが大部屋でやるのは無しかなぁと。
音も匂いも息遣いもそれなりなわけですから
誰も気づきませんでしたーはかなり怪しいなぁと。
3年生になった2人に何か災難でも降りかかるのでしょうか。
3年生になると成績優秀者は個室になるようですが、それだけ(と思ってしまう大人)で泣いたり不安になったりしちゃうのは若さなのか未熟さなのか。
会えないやれない触れないのような生活にでもなっちゃうくらいの泣きっぷり。
想像つかない私がだめなのかもしれません。
各部屋を行き来するのって不自然なのだろうか…この学校の普通 がわからないのでわからなかったです。
結構イチャばかりの巻なのかなぁと。
お次は小田島くんのお家問題、結構えぐそう、なので覚悟いるかなぁと思った巻でした。
表紙に惹かれて購入しました
強気受けと冷淡な攻めなのかなーと
思いきやなかなかの序盤で両思いになるので
機微についていけなかったです。
殺そうと思っていた相手を急にすきになる感じがしてしまって、そこからラブイチャが始まるのですが、絵柄めっちゃ好みなのに展開が急だからただ綺麗な絵を眺めているような感覚になりました。
直接触れるとやけどしてしまうくらいの相手にいくらなんでも近すぎて不意に触れちゃったりしなのかな…とか
その設定なら出会い頭に火傷させるくらいのこともできた、ということでは…とか
色々頭の中で邪魔してしまう考えがよぎりました。
それぞれが抱えた人に傷つけられた過去の共通点からつらさも共感しあえる2人なんだろうな、というところはよかったです。
静真母とのあれこれ、2人の同棲生活のあれこれ、まさかの巽と院長のCPか…、そしてとても不穏な新キャラの登場、
匂わせの巻でした。
つまり進展はあまりせず、院長の抱えてる重い話の小出しはあれど、2人はラブラブですが同棲もまだだし、静真母には言えてないし、なのにここにきて新キャラもでてきてこの先まだまだ長くなりそうな気がします。
湊には早く幸せになってほしいのに、なかなかどうして円満、大団円までが遠いなーと思ってしまいました。
とりあえず静真母問題と同棲早くして2人の生活、を2人が築き上げるのを楽しみにしています。
院長サイドの話、すごいやばそうだから事実の説明話の巻がでたらとばしたいくらい胸くそ悪くなりそうなので、そこは飛ばしたいなと個人的に思ってます。
Ω嫌いのαのご当主の家にやってきた訳ありΩという導入で面白そうだなとおもって購入しました。
兄の嫉妬から送り込まれたΩの雁野、見事に本懐を果たしたものの捨てられるどころか雁野だけを残し他の使用人を解雇するというまさかの鳥籠状態に。
酷く扱われるわけでもなく、番としての責任…は、建前で惚れていたんですねという。
毛嫌いから、はめられたけど惚れている、という心情の展開がもう少しほしかったかなぁと思いました。
受け支店で描かれているので、攻めの気持ちがモノローグ語られないのでわかりにくいんですよね。
売られたΩだっていうは理解できますが、なぜそこまでして攻め兄のいうことをきくのか、もよくわからないし、無敵の人っぽいのに。
少しドラマチックにするためのご都合感があるかなぁと思いました。
最後に産めないはずの子供がでてくるのですが、おまけで描くくらいなら産めない設定もいらないかなぁ、って思いました。ちょっと詰め込みすぎかな、と。
ケモミミだし獣だし自然も描くし、時代物っぽいところもあったりですごく描くの大変そうな設定でした。
これがデビュー作とは…すごすぎる。
ストーリーとしては
狼の一族に拾われた人間が一緒にそだった狼と恋に落ちる…という、あるなーという展開でした。
頑張れば人に化けれる狼っていうところがご都合主義感ありますが、マージナルなので、そういうところもあるかなーという感じです。
一度は人里に戻って離れ離れになる2人ですが、悪い人間にやられそうになってタツを呼ぶシーンは、わー…ってなりました。
遠吠え、なんですが遠吠えの声は描かれず遠吠えの風貌で読者に声を委ねるタイプです。
ドラマチックな演出ではありますが、ここぞ、という時に声ほしかったかなー…。
大団円とはいかずに、うまいところで妥協という形で終わるので群れのリーダー問題はどうするんだろうなぁ、なんて思いました。
イリヤ、故郷での話
まっしろなイリヤは雪深い国で育ったのだなぁとめちゃくちゃしっくりきます。
環境が違いすぎて大変だったという描写が既刊であったのか忘れたので後で読み直してみよう…
イリヤの故郷はオメガを蔑む文化、故郷の父が体調が悪い知らせが入り帰省することに、という話ですが
やはり一国の后にしてはお供も装備もあまりにも少ない…
そして次期国王の兄の憎たらしいこと…!
兄嫁はイギリス王室然な衣装。アン・ブーリンとかの時代を感じます。意地悪そうにみえて皇太子の母であり、憎たらしい兄に大切にされていなさそうな雰囲気…不穏不穏でした。
不穏に始まり、子供になごみ、父との誤解が解かれたときは涙がほろりと流れました。
死ななくてよかったー…。
迎えに来たハーリドはスパダリですね。
ピンチのときに間に合うヒーロー。そして国の問題を解決してしまう有能な王。
そんな2人に子供がたくさん生まれましたよーの最後はぎゃーーー!(喜)となりました。
つ…続きはどこですか…!!!