ギヴンを読み始めたのは中学生の時でしたが、そんな私ももうすぐ社会人です。
長年ずっと読み続けてきた大好きな作品だからこそ、少し残念な終わり方だったなと思います。
色んなCPが出てくるものの、ギヴンは立夏×真冬がメインで、最後もそんな終わり方になるのかと思っていました。
が、これは最終巻に限った話ではないと思いますが、りつまふ要素があまりにも薄い…。
最後も結局由紀で終わってしまうのか…とガッカリしてしまいました。
また、これだけ引っ張るなら2人の初えっちぐらいは見れるだろうと期待していたものの、それもセリフだけで終了。
駆け足感も否めず、ただただ真冬の決意というか、気持ちを見て終わった感じで、なんだかなあとモヤモヤしてしまいました。
バンド漫画としてなら良いけれども、BL漫画としては恋愛部分がちょっとお粗末かなと思います。
でも、由紀と真冬の見開きのコマが出てきたときは、読んでいて泣きそうでした。
私自身メリバがとても好きで、読む前にもちゃんと事前にレビューを確認し、「まあ大したことないだろ」と思っていたのですが、、、全然大丈夫じゃない、寧ろ予想を遥かに超えてしんどかったです。
読了後にこんな喪失感が来る作品は初めてというか、良い意味でも悪い意味でも、今まで読んだ中で一番のメリバでした。
とにかく辛く、そして怖く、正直トラウマになりそうでしたが、それが美しくもあり、凄い作品でした。
ただ一つ言うなら、そこまでBLというかエロ要素は必要なかったのではないのかなと思います。
無理矢理組まれているようで、ストーリー的に少し浮いてる感じがしました。
でも話の流れは本当に好きです。