心に深い傷と闇を抱え、気品溢れる野良猫のような司さん。
身体も心も(○○○も?)大きな犬のような伊織さんは、
そんな司さんを見初め、文字通り拾い、自分の組に迎え入れます。
以来8年、有能な右腕として伊織さんを支え続ける司さんですが、
組長の覚えめでたい伊織さんをやっかむ輩は身近にいて。
伊織さんの失脚と司さんの強奪、両方を目的とする組のメンバーに、
司さんは度々狙われてしまいます。
しかし司さん大ピンチの時、必ず駆けつけ救い出してくれるのが伊織さん。
司さんが捕われたヒロインなら、伊織さんは間違いなくヒーローです。
もちろん2人は公私共にパートナーなのですが、司さんが素直な気持ちを
口にするタイプではないため、時に「もだもだ」してしまう伊織さんが、
なんとも微笑ましかったりします。
このあたり、きっと性別問わず「恋愛あるある」なのかもしれないなあ、
と思いました。
個人的ないちばんのご褒美は、-brightness-とのアニメイト連動購入特典で
伊織さんの真摯な告白に促され、震える声で応える司さんの復唱です。
何度聴いてもあのシーンでは、溜め息と感謝しか出ません・・・。。
ありがとうございます!!
渾身の1人2役を演じ切った山中さんご本人は、収録後のインタビューで
「いつもより演じ分けを意識した」と仰っていて、安心・安定の流石クオリティです。
なんというか・・・ありがとうございます!!!(2回目)
タイトル通りのdarknessな世界観ですが、光も救いもある2人の生き様を
心ゆくまで堪能できます。