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女性陵々さん

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まだ僕の中にいて コミック

椿 

思い出の君と、もう一度思い出作り

椿先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
もどかしい 3
擦れ違い 3
エロ 2
執着 2
な感じだと思います。

廻くん×灯呂くんのカプです。

受けの灯呂くんは、事故の怪我で留年してしまい、2歳下の子達ともう一度高校3年生をスタートさせます。

攻めの廻くんは、灯呂くんと生徒会で一緒に過ごしていました。しかし、灯呂くんが留年し、同じクラスメイトとして再会した廻くんは、優等生からヤリチンに変わっていました。

見た目や言動が変わっても廻くんともう一度友達になりたいと思っている灯呂くん。しかし廻くんは、灯呂くんが休学する前に言い放った言葉に後悔していたり、自分が変わってしまったことで、距離を置こうとします。
だからこそ、もう一度友達としてやり直せよ!とは思ってしまいましたね。灯呂くんの強引さからまた友達になりますが、今度はお互いが抱く想いから、友達の関係な特別な関係かで、少し擦れ違ってしまうので、もどかしかったですね。

優等生だった廻くんが、親の所為で自分は無価値になった、と優等生でいる必要がなくなったのかな?とは思うのですが、そこから何故ヤリチンの方になってしまったのか…ちょっと心理描写的に分からなくて、感情移入は出来なかったですね。

2年の歳月を経て再会した廻くんと灯呂くんのもどかしくももう一度やり直す青春と恋愛模様を是非とも読んでほしいです。

ゲームよりも攻略が難しい恋愛模様

長与エリ子先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
もどかしい 4
ゲーム 3
エロ 2
コミカル 1
な感じだと思います。

るねさん×さくらさんのカプです。

受けのさくらさんはプロゲーマーで、ゲーム配信者のるねさんに恋心を抱いています。そんな時、るねさんがバイノーラルマイクを購入したことで、女子向けのAMSRを投稿したら?と自身の下心込みで提案してきます。

女性と偽って、るねさんのAMSRにコメントするさくらさんですが、結局身バレしてしまい、本編では0話と表記されていますが、まさかの1話分で、想いが通じ合って付き合うことになります。なので、以降のお話は付き合うようになった、るねさんとさくらさんのゲームやイベント関連でのやり取りやお互いの恋愛に対する姿勢や認識の違いなどが描かれています。

るねさんのAMSRにさくらさんが「膣キュンしました」とか少し過激なコメントをしているのに、いざ絡みでは明確な描写があまりなく悉く局部が隠されていたり、「見せられないよ」的なやつで隠されていたり、朝チュンのような描写があったりで、個人的には少し物足りなくて、もどかしさを感じました。

長与先生の描き方が、元々そうなのかもしれませんが、過激コメントなどで絡み描写の濃厚さを少し期待していたので余計にもどかしい…。
他にも、るねさんに乳首開発されてしまったことで、俺の身体はもうおしまいかもしれない、と思ったり、それもあってのるねさんと別れた時のことを考えたりする、さくらさんの少し後ろ向きな思考もちょっともどかしかったですね。もう少し気楽なラブコメとして読みたかったのかもしれません。

るねさんに対しての想いを、一人で楽しんでいたのに、るねさんと付き合うことになって若干戸惑ったり翻弄されるさくらさんが可愛くて、るねさんとさくらさんの色々と試行錯誤しながらの恋愛模様を、是非とも読んでほしいです。

男前でエロい色気

平飼やけい先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
色気 3
コミカル 2
エロ 2
しんみり 1
な感じだと思います。

榊さん×近衛さんのカプです。

攻めの榊さんはノンケだからこそ、近衛さんにキスされてから、何故キスされたのか、男同士はどうやるのか、など色々と調べたり意識するようになり、頭を抱えたり、グルグルと思い悩んでいる姿が少しコミカルなので思わずクスッと笑ってしまいました。

近衛さんは、榊さんとでは受けですが、帯にはバリタチとカテゴライズされているので、絡み描写の前に、榊さんに対して「アンタのことは抱けます」と言っていたり、いざ榊さんと初めて身体を重ねる時には「ケツで抱いてやりますよ」と言っているので、受けではありますが、バリタチでもあった言動が垣間見えます。
因みに、ケツで抱く、と言っているだけあって、榊さんの上に乗っかって動いている時は、近衛さんが優位にリードしているので、攻め喘ぎとまではいかないですが、榊さんが比較的に感じて翻弄されています。

ガテン系イケメンとしてバリタチでもある近衛さんが、男としての格好良い色気があって、でも絡みでの姿はエロい色気があって堪らないので、是非とも読んでほしいです。

意外にもピュアで純情なラブコメだった

小丸オイコ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ピュア 3
エロ 3
ラブコメ 2
な感じだと思います。

哲也くん×幹くんのカプです。

受けの幹くんは、大学デビューしたが経験が無く良い出会いも出来ないでいた、そんな時、憧れているセラピストのテツさんが働く、ゲイ向けマッサージ店でアルバイトをすれば、色々な経験もテクも身につくと思ってセラピストに応募します。

攻めのテツさんこと哲也くんは、マッサージ店では売れっ子セラピストだけど、大学では身バレしないようにもっさりとした見た目で、クールだけど少し陰な感じもあります。

しかしそんな哲也くんも、陽な感じでピュアな幹くんと一緒にご飯を食べたり、家でまったり過ごしていく内に、幹くんにだけ見せる気を許した一面に、幹くんもですがドキッとさせられます。

テクを覚える為に、セラピストのテツくんに色々と教えてもらったり、仕込まれたりする展開なのかな?と思っていましたが、大学生同士の哲也くんと幹くんのクスッと笑えるラブコメとお互いが特別な存在になっていく純情っぷりにキュンとするので、是非とも読んでほしいです。

エロ可愛い乳首責めのオンパレード

京古先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
乳首 5
エロ 4
流され 3
あざとい 2
な感じだと思います。

雪澄くん×太理さんのカプです。

今作は人間と獣人が存在する世界観で、受けの太理さんは人間の男性なのに、何故か胸から母乳が出るようになります。そしてその原因が、一緒に暮らしている義理の弟の雪澄くんにあるようで…。

攻めの雪澄くんはユキヒョウの獣人で、太理さんとは義兄弟関係で、幼い頃に母親が恋しくて、太理さんの乳首を吸うようになって、高校生になってもそれが続いています。

母乳が出ることになり、太理さん自身で搾乳して、惨めだ、と思っていたりするので、若干の不憫さがあったりしますが、それ以上に少しあざとい言動の雪澄くんに、翻弄されて、雪澄くんに乳首を舐められるのは勿論、乳首責めやマッサージ、母乳を飲まれたりして、太理さんが赤面したり涙目になってる姿がエロ可愛くて、思わず加虐心が擽られてしまいますね。

絡みでの乳首責めだけでなく、2人の想いが通じ合ってからの最後まで身体を繋げる絡みの濃厚さが凄まじいです。他にも雪澄くんの誕生日での太理さんのえっちな下着姿がほんとエロ可愛いです。そしてここでも雪澄くんのあざとい言動が炸裂してて、雪澄くんも攻めながら可愛いです。

個人的に、太理さんのことを普段は「太理」と呼び捨てするのに、偶に「太ちゃん」と呼んだり、太理さんの胸の上でふみふみしてる雪澄くんのユキヒョウ獣人らしい行動が可愛いです。

肉感が唆られる太理さんのムッチリ雄っぱいとプックリ乳首が、色々なシチュエーションで様々な乳首責めとして、これでもかと堪能出来るので、是非とも読んでほしいです。

転生ものが数作品も収録されてる

夜光花先生と西野花先生と犬飼のの先生と秀香穂里先生の作品を読了済みで、番外編楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
番外編 8 (作品)
甘い 4
ラブラブ 3
エロ 3
な感じだと思います。

夜光先生の「BLゲームに転生したら〜」では、三輪さんにふと、進路のことを尋ねる守くん。自身は世襲制から、いずれは理事長になるので、三輪さんに学園で大きな事件を起こさせないように、そしてお互いの関係も在学中までだ、と思っています。
しかし、三輪さんは、そう思っていないようで、更には守くんを気にかけているイケメン三人衆が邪魔だと言い出します。

守くんが他の男といるとイライラする、と言っている三輪さん。これは嫉妬では?とニンマリしましたが、守くんの認識では、自分の持ち物を勝手に触られたくない、という潔癖からだろうと思っているようで、2人の甘々な関係性はまだまだ先のようですね。

西野花の「野獣のアルファたちは〜」では、番として佳緒さんの両親に挨拶に来た3人。しかし、凝り固まった価値観を持った両親に攻撃的な言葉を投げ掛けられます。結局番として、認めてもらえてないので、少し胸クソな感じではありますが、熊谷さんと獅童さんの存在で全くめげてない佳緒さん。
その後は3人による甘々な絡み描写、二輪挿しも味わえます。

犬飼のの先生の「花の王国」では、スミレくんの誕生日に何をプレゼントしようか悩んでいる碧さん。兄の雪さんの助言もあり、スミレくんに尋ねると、お互いの花の交換をしたいと告げられます。本編で駄目になってしまった花のハーバリウムをもう一度作りたいスミレくん。
碧さんの提案もあり、ハーバリウムを2人の共同財産にしようなんて、ラブラブですね。碧さんのスミレくんの対する甘々な愛しさも伝わってくる絡み描写も堪能出来ます。

秀香穂里先生の「発育乳首」では、百貨店で一人買い物を楽しんでいた桐生さんだが、帰ってみるとお馴染みの3人が揃っていました。坂本さんと桐生さんが住んでいるマンションに本気で引越しを考えている桑名さんと叶野さん。引越し前の偵察と言いながら、4人で夕飯を囲み、最後は勿論お楽しみですね。いつもツンとしている桐生さんの甘いデレが垣間見えるので、それは読んだ人のお楽しみです。

勿論、挿絵を担当した先生方のラフ画も堪能出来ます。個人的には、花の王国の雪さんと発育乳首で登場した双子のイラストが見れて満足です。
比較的甘い雰囲気のお話が楽しめるので、是非とも読んでほしいです。

お互いへの愛しさが溢れる

待望の月はみちかけケモノの恋の新装版、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
愛しさ 5
しんみり 3
ほのぼの 3
エロ 2
な感じだと思います。

狛さん×伊月さんのカプです。

旧版は読了済みなので、本編の内容に大きな変化はないのですが、強いと言えば狛さんと伊月さんが出会った時の絡み描写で、狛さんが「もう嫌だ。ひとりは…」と伊月さんに縋る狛さんに対して、伊月さんが抱き締め返している描写が描き加えられているので、最初の絡みでのちょっと無理矢理っぽい感じがマイルドになっていると思います。

しかしその代わりか、絡みで狛さんが伊月さんのものを口に咥える描写が無くなっていたり、修正も白短冊ではあるのですが、新装版の方が白短冊の数が多くて、幅も太くなっているので、その辺が少し物足りなかったですね。

本編の後に収録されているサイドストーリーは旧版の時の店舗特典で、新規描き下ろしでは、ショートストーリーとして狛さん視点の好きなもののことについて描かれていて、ほのぼのさと伊月さんへの愛しさが物凄く伝わってくるので、ほっこりして心が温まります。

旧版の時から、狛さんと伊月さんが織り成すやり取りや徐々に惹かれていく想いや心理描写が尊くて、新装版では更に愛しさが溢れてる素敵な物語りを、是非とも読んでほしいです。

ココアが飲みたくなる温かな愛

野白ぐり先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
しんみり 3
健気 3
エロ 2
強引 2
な感じだと思います。

狛さん×伊月さんのカプです。

受けの伊月さんは、都会での生活や人間関係に疲れて、田舎の山に引っ越してきました。山の中で、朽ちてしまった神社と片割れが崩れてしまった狛犬を見つける。そしてそこで出会った犬の耳が生えた狛さんと出会います。

攻めの狛さんは、神社の神様も片割れの吽形も居なくなってしまい、ずっと独りだったからこそ、見付けてくれた伊月さんに、私の主になれ、と言い出します。少し強引さがありますが、寂しそうな姿や意外と素直な言動が放っておけなくて、徐々に伊月さんも絆されていきます。

ちょっと不遜な態度もある狛さんですが、伊月さんが出してくれてココアを見て「泥水…?」と涙目になった後、ココアを飲んで、うまい、甘い!と尻尾を振っている姿が攻めながらめちゃくちゃ可愛くてほっこりしました。

本編以外に番外編などの描き下ろしが収録されていないので、余韻が断ち切られることがなく、本編最後の切なさと尊さと愛しさに感極まって思わず泣きました。

いつか妖になってしまうかもしれない狛さん。伊月さんへの想いから、傷付けない為に、離れようとしますが、また独りぼっちになってしまう。しかしそれを許さない伊月さん。もう独りではない、一緒に居よう、と誓い合う2人。それだけでも泣けるのに、最後の2人の行く末にまた感涙するので、是非とも読んでほしいです。

悪夢のような真実は…

しちみ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 3
歪み 3
仄暗い 2
胸クソ 1
な感じだと思います。

フィンリーくん×ニコラスくんのカプです。

攻めフィンリーくんは、友人のリックくんの別荘に招かれ、そこで義弟のニコラスくんと出会います。

受けはお馴染みのニコラスくんで、今作は不思議で妖艶な雰囲気を漂わせていて、徐々にフィンリーくんはニコラスくんのことを意識するようになります。特に、過去の出来事から足フェチなフィンリーくんなので、ニコラスくんの足に視線が行って、更にニコラスくんのことが気になってしまいます。

ニコラスくんのお化けが出る、という発言やニコラスくんに対しての父親の威圧的な言動から、フィンリーくんはただならぬ何かを感じ取っていきます。

メインの攻めはフィンリーくんですが、少しだけ、ニコラスくんとその家族の絡み描写があります。しかし、しちみ先生の作品にしては、今作はモブレ要素や胸クソっぽい要素が少なめなので、比較的にサラッと読み易いと思います。

ニコラスくんを守ろうとするフィンリーくん。ニコラスくんへの純粋な想いのようで、どんどんと歪みが生じていく。お化けが出てくる、悪夢なのか真実なのか。それを知った時の歪んだ心理描写にゾクッとするので、是非とも読んでほしいです。

再会した2人の再スタート

南々子先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
溺愛 3
一途 2
エロ 2
な感じだと思います。

菖斗さん×秋月さんのカプです。

受けの秋月さんは、おばあちゃんを亡くしたことで、やる気を無くし、抜け殻のような生活を送っていました。しかし、商店街の再生計画説明会で、戻して同級生の菖斗さんと再会します。

しかし、情けない姿を見られたくない、と菖斗さんの前から逃げ出しますが、菖斗さんは高校生の時に秋月さんに投げ掛けられた言葉で、変わることが出来たと、思いを抱いていて…。

高校生の時の明るい秋月さんが、今では喪失感に苛まれていることが、気になってしまう菖斗さん。悩んでいる自分を変えてくれて秋月さんを、今度は自分が変えてあげたい、と思っているのか、菖斗さんの真面目な言動は伝わるのですが、恋愛的な一途さは少し分かり辛かったですね。
あと、高校生の時に、秋月さんが学校をやめた理由などは会話の中で書かれていますが、学校をやめたり、それによって離れ離れになった2人の描写があまり明確に描写されていないので、7年振りの再会要素が少し薄いかなと思いました。

おばあちゃんを亡くしたことで、菖斗さんとの生活音の安心感や大切な人を失う恐怖など、秋月さんの傷付いた心を包み込む菖斗さんとの再会と再スタートを、是非とも読んでほしいです。