執着変態腹黒攻め×世間知らずで可愛い受け。
その2人に受けの事が好きな幼なじみのヤクザの3人が絡んで、読み終わるまで受けがどちらとくっつくかわからないお話しでした。
腹黒な女王様の柊慈と一希の2人の関係が変態でエロいです。
小さい頃から自分に依存しないと生きていけないように、受けを変態に躾けます。
幼児だったらわからないでもない、膝抱っこで食事や一緒にお風呂。
しかしこの攻めは受けが高校生になってもやり続け、将来的に自分を身体で受け入れさせるために、愛撫や剃毛(剃毛は趣味?)などして抱かれる身体に躾けていきます。エロい…
そして受けを手に入れるために、自らの身体を傷つけてまで、受けに執着する執念は狂っていると感じるくらいです。
さすが宮緒先生の執着腹黒変態攻めです!
先生の作品の掌の檻を好きな方にオススメです。
だまされてしまったヤクザの功と受けの一希は惹かれあっていたのに、柊慈に嵌められてしまいました。
一希を奪われた功は可哀想ですが、強姦してから無理矢理監禁を続けて、本気で嫌がって一希がすごく辛そうだったので、くっつかないのは良かったと思いました。
真相を何も知らない世間知らずな一希は、柊慈に執着されて一生、洗脳と掌の上で可愛がられ、悪夢のような幸せな日々を過ごすのでしょうか…。
akabeko先生の蝶と花の関係性シリーズは大好きで、蝶野さんの過去話の、蝶と蜘蛛の巣も含めて電子で全部読んでいます。
過去にメスにされていた蝶野とドMの花田の関係性は、エロに詳しい優しい蝶野が花田のMに尽くしてやっているようなところありましたが、今回のお話しで蝶野は無自覚だったSを自覚したような感じになりました。
もしやリバかも?と思ったんですが、主従の関係は変わらず、ずっと花田は蝶野に可愛がられるみたいですね。
やっぱりエッチはお互いに良くないと関係は長く続かないと思うし、蝶野は優しいけど花田に尽くせるのが幸せってタイプではないと思ってたので、蝶野の中のSが自覚出来て良かったと思いました。
「一生可愛がってやる」なんてプロポーズの言葉みたいですね。
蝶野は過去に辛い経験があったから(蝶と蜘蛛の巣)、幸せになってもらいたいと思っていたので、花田と出会って本当に良かったです。
花田さん表情とか可愛いですよね。ガチムチの体育会系なのに、蝶野さんに言葉攻めされてイっちゃうところとか。
蝶野さんは容姿も性格もイケメンだしね。
ただ短編だから難しかったのかもしれないですが、お道具を使うエッチが見たかったです。
2人のお話し今後も気になります。このシリーズの続きまた読みたいです。
お互いのリアルな感情がすごい良く描かれてます。
特に今ヶ瀬の気持ちが本当にリアルでよく分かります。読んでいて凄く切なくて辛くなる感じがしてました。
恭一は優柔不断で本当の意味で優しくないと思いました。
気持ちがないのに、相手の感情に流され付き合い傷つける、モテるから次から次へと。
見た目がよく仕事もでき、気配りもできて優しい。凄くもてるタイプですが、付き合った相手は浮気を心配しなくてはならないから苦労しますね。
恭一が今ヶ瀬の「あなたじゃダメだ」という言葉に傷ついたと言ってますが、別れたあと今ヶ瀬の事が泣くほど好きだったのなら、流されるままにたまきと付き合うのは今ヶ瀬にもたまきにも誠意がない。
不誠実だと思いました。
最後の最後にやっと戻るところを無くしてまで今ヶ瀬の気持ちに応えた恭一は良かったけど、それまでの相手を好きでないのに流されるまま付き合う所が好きになれず、いまいち萌えませんでした。
恭一はノンケというか無自覚なバイだったのでは?
今ヶ瀬が酷い目にあってきて可哀想だと思い読んでましたが、今ヶ瀬にも執着質で携帯をチェックしたり嫉妬深い面があり、付き合えば2人は割れ鍋に綴じ蓋な良いパートナーになれると思います。
「恋愛は業」などの名言もあり、長い連続ドラマを見終わった感じでBLの枠を超えていて、とても重く切ないお話しでした。
最後にハッピーエンドになったのは本当に良かった。その後のラブラブな2人のお話しも読みたかったな。
ノンケとゲイの感情に今まで読んだことがないリアルさがあり凄い作品だと思いました。
仄暗い義兄弟の関係が何度も続き、途中から兄側からの描写もあり、上巻で何を考えているかわからない兄の気持ちも見えて、下巻は深い話しになっていきます。
2人は始めから惹かれあっていた。
しかし義兄弟という関係や、家を継いでいく兄、それらのしがらみが2人を長い時間、複雑な身体だけの関係にしてしまいました。
やっと結ばれた2人。
しかし短かすぎるハネムーン。
お兄さんは亡くなる寸前までハネムーンで幸せだったと信じたい切ない結末でした。
本当にあの結末は心臓を鷲掴みにされるような切なさです。
「愛してしまった」という手紙。
あれは自殺ではないと思いたいです。
途中、お兄さんの前に上巻で弟にイタズラした碧眼の男が現れ「こうなるきがしてたんだよう」と言います。
あの時すでにお兄さんは本当の血の繋がった兄弟という事実に耐えられず狂ってしまっていたのでしょうか。
弟に比べれば兄の方が失うものが多すぎます。碧眼の男は兄の見た幻覚なのかなと思いました。
成長した息子は父親と同じ行為をして、薫りが継承されました。
息子は父親の気持ちが知りたいのかなと思いました。
それと、中村明日美子先生の絵は色気があり芸術的です。
目隠しでの兄弟のセックスの描写はとてもエロかった。
お兄さんの色気が凄まじい。
単純なオメガバース作品ではない。新しい発想のお話しです。
学生時代は小さくて可愛いらしいオメガのあずさ。
大学生に成長してアルファの楓の前に現れますが、アルファの楓よりも背が高く身体も大きいです。
そこから普通のオメガとは違う感じです。
何でもするからと言い、楓はそんなあずさの気持ちを利用して便利に使います。
何でもしてくれるあずさに楓は徐々に依存していき、周りの人間関係が疎かに。
楓の自業自得のようでありますが、裏ではあずさが怪しく動いていて、あずさの番をかけた捨て身の作戦でした。
オメガだからと虐げられてきたあずさの、したたかな強さは好きです。
ただ楓の女友達を奪うのは嫉妬でまだわかるとして、友人まで奪うのはやりすぎな感じがしました。
サイコパス要素が強くて、少しあずさの感情がわからなかった所があるので萌×2です。
アルファの楓がオメガのあずさから離れないように、楓を受けにして繫ぎ止めるエッチは萌えました^ - ^
まさにアホエロなお話。
あれっ俺たち始めは友達だったのに、いつのまにかエッチしてる。しかも、受けは攻めにいつのまにか開発されてる。
というアホな2人?の可愛いエッチな内容です。
受けが可愛いアホで流されていきます。
始めはエッチなビデオを見て、耐久時間を長くする訓練をする為の、触りっこでした。
それがだんだんエスカレート。耐久時間が伸びるからと攻めに諭され、気がついた時には2人でエッチしてます。
そんな関係に戸惑う受け。
攻めは受けに執着してぐいぐいくるし、受けは攻めにいつのまにか流されて、でも2人は幸せそう!
表紙のイメージと中身は違いましたが、お話しが面白いので、何回も読み返したくなる作品です。
読み終わってみたら、初めにイメージしていたお話しと違って、甘々なラブロマンスでした。
強引で支配者然としている攻めに、クールビューティな受け。
亡くなった恋人の自殺の理由を探るため、カジノの豪華客船に攻めを利用して乗り込む受け。
攻めは会社の経営者と名乗るが、ミステリアスで何かあるのではと思わせます。
しかし、亡くなった恋人の謎も明かし、ハッピーエンドになれば、ミステリアスな攻めは受けに惚れた甘々な攻めでした。
エッチに関しては強引な攻めですが、受けの願いを叶えてやったり、危険だと判断すればカジノ船に出禁にしてボディーガードつけたりと甘々です。
お話しも良くできてましたが、エロが濃いです。クールビューティな受けが攻めの手管に溶かされてドロドロになっていきます。
ツンデレな受けが攻めにキスされただけで、立ってられなくなるなど読んでて萌えました。