さりげなく自分をエロく見せてしまう郁也が僕は大好きです(いきなりすいませんw
三家族の家が並んだり、向かい合っていたりと、ものすごい近い存在にあった兄の幼馴染み2人のうちの一人(郁也)を篤は、昔から大好きだったが、大学受験を機に本当に自分は郁也の事が好きだと実感してしまう。
しかし、郁也がバイトしているバーでの絡みが気になって気になって仕方がなく、嫉妬までしてしまうが、そこで、篤の兄のもう一人の幼馴染み(女子)から衝撃的な事実を突きつけられる。
ずっと、そばにいて、ずっと自分のためにいろいろしてくれた人を、疑ってしまうというのは、苦しいけれど、どうしてもしてしまうものなのかなと、思えた
クリスマス直前に彼女と別れ、昔バイト先が一緒だった多田のことを思い出して、どうしても会いたくなってしまう。
そして、多田夫妻が住む部屋で一夜を明かし、朝になったら、多田が離婚していることが発覚する。
お互いバイトをしていた頃にすでにヤってはいたものの、「オナニーと変わらん」など、そっけない態度をとっていた多田だが、結局はお互いがお互いを求めていたにも関わらず、その気持ちが、片思いだと思い込んでしまい、一緒にいたいけど、嫌われたくない、といった描写がとっても綺麗に描かれていて、とても胸が「きゅーー」っとなりましたw
また、名古屋と東京という微妙な距離もネックになっていて、とても、苦しいけれど、心の気づかないどっかでお互いがお互いを愛していたということがとても美しかった(でもきっとこういうのって、blの定番なのかな、僕が読んだ冊数が少ないだけで、w