BLアワード2018のコミック部門第1位だったということで、気になったので購入。
最初は「二人とも可愛いなぁ〜」なんてるんるん気分で読んでいたわけですが、
途中からは、寂しかったり、悲しかったり、いらいらしたり、嬉しかったり、ほっこりしたり、、、
激しく感情移入してしまいました。
お互いの人生の決路に立たされた時、可愛い・愛しいだけでは済まされないこと、
同性をパートナーとして選択するという覚悟、
正しい人生とは何か、
世間的に正しいことは自分にとって幸せであるのか、、、
いろいろと込み上げてきました。
あまりの素晴らしさにうっかり家族にもオススメしてしまいそうです。(腐バレ怖い)
この作品のキーポイントは、タイトルの通り、「線」だと思います。
それは、2人が出会うきっかけだったり、別れや再開を物語っていたり。
全体を通して、言葉以外での密やかな表現がとても素敵だと感じました。
読み切りだけど、ずっと心に残る作品です。
また、何度でも繰り返し読みたいと思います。
目が腫れてもいい時に。
死ぬまでにこの作品に出会えてよかった!