読んで損はない素敵な作品だと思います。最初はウィロウとシアンというカップリング+リバ有りとのことで買うかどうかすごく悩みましたが、表題作を全て読み且つ青の王とセージのお話が少しでも盛り込まれてるかな?と考え、結局購入しました。
結論から言うと、良い意味で期待を大いに裏切ってくれました。しかも表題作カプも好きなのですが、私的にこのウィシアというカプとんでもなかったです、好きです。ウィロウは男前でスパダリ、決めるところはきちんと決める。シアンに関しては前作では垣間見ることのできなかったお茶目な部分が愛しい。合わせてみるとこの二人のカプがさも当然、王道と感じさせてくれる内容になっております。たしかに、外伝前編は少し退屈なお話がございましたが、二人のシーンが始まるともう萌えの塊が雪崩となって押し寄せてきます。段々と本物の「ふうふ」になっていく二人を口をにやつかせながら読むハメになりました。読み終わった後は、幸せになれよ!と親指でグッドラックポーズです。