乱暴なことばで始まってしまい申し訳ありません。
でももう思わずそう言ってしまいたくなる作品なんです。
匂い系小説、『李歐』の一彰や『聖なる黒夜』の山内練のような魔性ともいうべき、当人達が望むと望まざるとに関わらず人を惹き付けてしまう特異な美貌と空気を持って生まれてしまった人間のその人生で支払わなければいけなかった代償や運命とも言える出逢いと愛憎がお好きな方はきっと好きだと思います。
あえて多くは語りません。
ここまで読んでくださって、なにか感じるものがあった方はどうか迷わず読みにいかれてください。後悔はさせません。その嗅覚は正しい…!
それでは、沼でお待ちしております。