先日second secretを聴き、衝撃を受けたので衝動的にレビューさせていただいたのですが、改めて無印6弾も改めて聴いてのレビューを・・・
まずは六甲くん、八代拓くんです。
元々応援していて大好きな声優さんだったのでめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
ジャケットだけを見ると思ったより声高いし可愛い・・・?となるかもしれませんが、CMなどのにこにこした表情を見ると
ぴったりだと思えると思うのです・・・
央田先生大好き。学園の優等生、まさに完璧!みたいな子ですが猫かぶり。
でもつらいつらいトラウマ持ってる実は闇の深い子。
自分のせいで事故で母親を亡くしたと思ってる。
ドSぶって央田先生を攻めよう、食おうとしますが逆にばくばく食われます。
めっちゃ必死なのが可愛いです。頑張ってはいるんです。
央田先生、新垣樽助さん
新垣さん、大好きなのでもう嬉しかったです・・・!
見た目のビジュアルからして一言で表すと「えっち」な先生です。
実際言葉通りの人なんですけど・・・。なにしてもなに言ってもエロいです。
保健の先生感ありますが美術教師。
耳だけじゃなくてちんちんにもピアスしてますし(多分唇の痕みたいなのもピアス痕・・・?)
タトゥーもしてます。職員会議はサボり、校内で煙草は吸いまくり、裸白衣をするような先生ですが聖母です。
お母さんのような包容力。
「セックスしませんか」
言うこと言うことド直球なので一周回って逆に純粋に見えてくる。
先生とやれるなら土下座なんて平然とやってのける六甲くん
それに面白そうにノッていくのが央田先生
はじめて味わう央田に興味津々で触るたびに反応がおもちゃを与えられた子どもみたいです。
ピアスいじるとこだとか指全部入れちゃうとこだとか。
騎乗位なので完全に主導権は央田先生にあって好き勝手できるはずなのに
触られて感じまくりな央田先生。えっちになるとドMになるタイプ。
央田先生にのっかられて1ラウンド終了
「もういっかい」で2ラウンド開始ですがここからは央田先生のターン
六甲くんの外面が嫌いだと言って六甲くんの傷痕を容赦なくぐちゃぐちゃに抉ってはらわたを引きずり出す。
この人はセックスで人の隠しているはらわたを覗き見るのが本当に得意。
ただの性欲処理なんかじゃなくてお互いの本性を曝け出すのがたのしくてたまらない。
すべてすべて、相手も自分も裸にする。
尋常じゃなく鋭い目を持ってる。
性欲はそんなになくて昔から一人でもしないような先生が人とするのが好きだった理由はきっとこれ
二人とも野生的な身体の貪り方をしていて、
自分だけを。先生にただただ自分だけをみてもらって、
自分が先生にこんなにも惹かれていて、好きで好きでたまらないのをすべて受け止めて欲しい、
僕だけのものになってほしい。そんな感情をただひたすらぶつけているのが六甲くん。
六甲くんのすべてを見たい、痛みを、苦しみを、はらわたを引きずり出したい。そう思ってるのが央田先生。
きっとこのひとは、どこかいびつで歪んだ感性してるから
六甲くんのどこか人として歪んでて黒いところを本当に美しいと思ってる。
それは六甲くんも同じで六甲くんは
央田先生のあの変態的なところすべて美しい思ってる。
美点は完全に常人とズレまくっててやっぱりこのふたりは歪んでるんだなと思える。
それでも、矛盾しているけど審美眼を持ってる。
六甲くんの、本当は言ってもらいたかった「お前がわるいんじゃない」
やっぱり先生は見抜いてて、それを言って抱きしめてあげる。
他人事で、適当だけど、この人の包容力はすさまじい。
先生も過去にいろいろあって今こうなのかは謎が多すぎてわからないけれど、
先生の胸元のタトゥー、ハートに剣が刺さってるデザインなんですが、そのデザインの意味が
「忘れがたい恋の悲しみ。」つまり失恋を表しているのです・・・
やっぱり過去になにかあったのか・・・。
裏拍で恋を重ねるでは、海へ行こうとしますが車内で盛り上がってそのまんま山のほうでやっちゃう二人・・・
フリートークでは八代拓くんの小学生のときのインパクトがすごい先生の話や
央田先生絶対いいにおいする・・・変態だけど・・・みたいな仲のよさそうな新垣さんとの掛け合いが聴けます。
どのストーリーを聴いても、あぁ生涯をかけて見守りたい・・・と思えるカップルです。
央田先生の過去も気になるところです・・・
どのカップルもすばらしかったのですが、私個人の推しカップルである六甲くんと央田先生がすばらしすぎました。
なかなかにディープなプレイが多い二人なので好みはすごく分かれるかもしれないですが・・・
「crushing on you」
タイトルのcrushig on youはあなたに夢中とか、惚れている。の意味でしょうかね。
付き合いはじめて一ヶ月、先生の家に遊びに行く六甲くんのお話です。
窓が天窓しかなくて家具もろくになくて床がコンクリートでもともと倉庫だった先生の家の破壊力が凄まじい・・・。
そして職員名簿盗み見て先生の家の場所は知ってた六甲くんとても六甲くんらしい。
洗濯機もないので床に放ってある服は着て汚れたらめんどくさいのでコインランドリーも使わず捨てて、煙草の吸殻も床に捨てていくスタイルの央田先生さすがです拍手。
やっぱり央田先生の絵は歪んでるんですね・・・歪んで見える、でもどこか引き寄せられる。考えてみれば央田先生自身を表してるようにも思える。歪んで描かれる世界、きっとこれが央田先生のはらわた。 「絵、うまいですね」って言われて「うわマジで?俺、絵、うまいの。ふっ、そう」ってどこかテンションがあがってる央田先生がかわいいです。
家事を手伝うから、かわりにすごいハードなえっちをさせてとお願いして大量の大人のおもちゃを取り出しはじめる六甲くん。
(なんで付き合いはじめて一ヶ月、先生の家へ遊びに行く記念日的な日に央田先生を亀甲縛りするのか六甲くん・・・。)
色々なおもちゃをためされて射精できなくされてしまう央田先生の乱れっぷりがめちゃくちゃエロいです・・・!
最終的に六甲くんに「まさか、これで終わりじゃないだろ?」と煽った結果の「やり負けた・・・」が最高でした。
央田先生が部屋の合鍵渡してくれる日はいつでしょう・・・・。
「さよならchildhood」
もう涙がボロボロでてきました。あぁ、ほんとに央田先生でよかったな・・・と思える。
二十歳になった六甲くんのお話。
5年ぶりに再会したお兄さんに言われたことについて央田先生に探られはじめます。
えっちのお誘いから入って探っていくところが央田先生・・・。
聞きたくもないことを聞かされて、それを探られたくないからごまかそうとする。
そんななかなか何も言おうとしない六甲くんの本心を読んでずばずば言い当てる。
今回は六甲くんがきっと傷つけられた。それでも一人で抱え込んで、その気持ち、感情を出そうとしないから、煽って、抉って、煽って、抉る。
「うるさいよ」と言っておもいっきり央田先生の首を絞めて、お兄さんに言われたことをすべて話して自分の気持ちをぶつけるんです。それはそれは悲痛な叫び。
首を絞められて苦しいはずなのに、笑うんです。六甲くんの身体をぽんぽんってしながら。
手を放されて咳き込んだあと、残酷すぎるぐらいに優しい声で「あやひと」って。「やっと、怒った」って、まるで小さい子どもに母親が言うように口に出す。
怒りたいときは、怒ってもいいんだよと。そういうことなんでしょうかね・・・。
確かにいびつで歪んでる。ぶっ壊れてる。けれども六甲くんが思ってる以上にずっとずっと深く、重く、激しく、央田先生に愛されてる。
それを自覚した六甲くんは涙を流すんです。そう簡単には泣きませんと言ってた六甲くんが。先生が好きだからと言って。
泣いてる六甲くんにキスしながら優しい声で「あや、あーや・・・俺は、お前が可愛いよ・・・」
とっくに六甲くんは央田先生を手に入れてたんですね・・・。
今まで何度も何度も好きと言ってきた六甲くんがはじめて‘愛してる,って。この人に愛されてるとわかったからこそポロッと出た言葉だと思います。あなたにすべてを捧げる気持ちで。
ひどくしろよと言って抱かれる先生は今までで一番気持ちよさそうでした。愛してると何度も囁かれて。
最中に「僕はあなたのものだ・・・」
「あぁ、そうだよ、俺のもんだ・・・俺の・・・!」というシーンがありますが、あなたは僕のものではなく僕はあなたのもの。なんですね・・・。
お父さんと自分たちはすごく似ていると思ってしまう六甲くん・・・
「自分で選んだ人だけ愛して、他のすべてを踏みにじる。だから、さようなら。もういいよ、僕はあなたを愛さない。求めないし、憎まない。子どもでいるのはもう終わり。選んでもがいて手に入れたものだけを抱えて、僕は生きていく」
自分の中ではまだ家族と思っていた家族を切り捨ててしまった瞬間。
幸せそうにキスしながら。
家族からも捨てられて、切り捨てて、いよいよ本当に一人になってしまった六甲くんを、かわいそうだねぇと言って、包み込んで、愛してあげるのが央田先生の愛し方。
こんなにも優しいのに自覚がないから
「おまえ、ばかだよなぁ・・・もっと普通の、優しいやつを好きになればよかったのに」というんですが、それに対しての
「ちがうよ先生、僕には一番、世界で誰よりも優しい」と六甲くん。
このくだりは泣けてしかたがなかったです。
愛して愛してお互いのはらわたを引きずりだし合う、最高にいびつでドロドロ歪んだ、これこそ央田先生の描く絵のような関係だけど、でも愛で満ち溢れてる。それこそが二人の関係なんじゃないかと思う。
央田先生っていう籠の中に自ら入って出ようとしない六甲くん。それを大事に抱えて、時に揺さぶってみたりして楽しむ央田先生。
二人の関係性を個人としてじっくり考えることができてすごくよかったです。
何と言ったら良いのかわからなくなる。
子供しか愛せない。子供しか性的対象としかみることのできない、
身なり 外見は完璧な主人公、久瀬の話。
子供しか愛せない、いわゆるペドフィリア。
現代でも後を絶たない子供を性的対象とした犯罪。
いつ自分の欲望に負けてしまうのかわからない。暴走してしまうかもしれない。
そんな恐怖と戦っている。
普段ニュースなどで耳にしては耳を塞いでいる
欲望がおさえられなかった人たちの心の本当の叫びかもしれない。
久瀬だって望んでいなかった、生まれたときから子供
しか愛せなかった。そのせいで誰からも理解されない、密かに想うことしか
できない。
自分の欲望に負け、欲望が満たされるときは自らが犯罪者になるとき、そして
まだ幼い子供が性行為を行うとき。
確かに救われた話ではない、「萌え」というものもない。ただただ考えさせられる。
3カップルのお話です。
脇カプが好きな私にとってはとてもよかったです(笑)
本題作なのはヘタレワンコ攻め×目つき悪いせいで怖がられちゃう先輩受けです。
志摩先輩が個人的にとても可愛いかったです。ヤンキー並みの目つきの悪さなのに甘いもの大好きで、もふもふ食べてたり。
2カップル目は
本題カップルの奏佑の友達のカップル。
おバカキャラ受けなのですが、恋してるときはおバカ感なく、攻めの態度に振り回されたりと、なかなかかわいかったです。
3カップルは
奏佑の弟の彰太が攻めで、塾の先生が受けです。
彰太くんだけにみせる先生の本当の顔、というのが良かったです。
全体的にエッチシーンも少ないので、初心者さんには読みやすい作品かな。と思います。
3カップルそれぞれの青春に萌えました。