決して、決してショタコンではありません!むしろ現実世界においてどちらかというと、子供が苦手なほうなのですが、「3分○○の沈黙」といい、今作といい、市梨先生が描いた小学生男子が何故こんなにも可愛いのでしょう( ^ω^)新しい扉が開きそうでちょっと怖いww
主役の二人とも一途で健気で真っすぐなところがあって、不安要素は殆どなかったのですが、それにしても11年間は考えただけでも気が遠くなりそうなぐらい長い。
ホテルの窓から花火を眺めながら、来年花火を一緒に見る約束をする辺り、千夏さんがはるかの頭をぐしゃぐしゃしながら、たこやきでもリンゴ飴でも、「何でも買ってやるからな!」といかにも子供扱いするようなセリフを嬉しそうに話したり、電子特典ではぬいぐるみをはるかに着せて写真を撮りまくったり、11年前のショタはるかとの時間を取り戻そうとする。一方のはるかはというと、子供時代の自分に嫉妬する羽目に。何とも微笑ましい二人。もう何回読み返したのか覚えていないぐらい、ずっと眺めていたい一冊でした。