やはり第一印象は下品、ですかね。ヤリ部初っ端から玩具見せてきますから。ちなみに、私はまだBL初心者なので、これ以外にも所々登場する玩具が直視できません笑
しかし、キャラクターの描写や秘められているであろう過去から、意外にもピュアで若干複雑なストーリーなのではと思いました。
特に、加島というキャラクターは私にとっては発見でしたね。今まで無表情や俺様な攻めに惹かれていたのですが、ここにきて爽やか天然体育会系ボーイに魅力を感じるとは!たなか先生、感謝です。その加島がじわじわ遠野を好きになっていく表情にはこっちまでキュンキュンさせられました。
そして、この作品、もちろん(?)下品でエロいのですが、主人公である遠野が唯一する行為が、加島とのキス。それだけなのに、これがもう最高です。特に、遠野が加島にもたれかかった後の加島の動揺した顔がたまりません。
こんなに加島を推してると加島×遠野に思えますが、そう単純ではなく(いや実際そうなると思いますが)、遠野は天使な矢口のことが好きになります。最初から遠野を受けとして捉えていたので、途中からえ、おまえ攻めなの!?とかなり焦りました笑 でも大丈夫、矢口実は腹黒かもです。なので矢口は恐らく攻めです。安心。
ここまで加島を推しに推してきましたが、ヤリ部の部員達もまた違う意味で魅力的です。とにかくキャラが濃く、それぞれのストーリーもあります。そのストーリーもまた濃いんですよね笑
2巻では矢口の本性や、加島、遠野、矢口の三角関係、部員それぞれの過去やストーリーが進んでいくのではと思います。楽しみです~