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女性えいちゃんさん

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甘くて優しい〝暴君〟の葛藤に悶える

攻め視点で語られる〝暴君〟の葛藤にめちゃくちゃ悶える一冊でした!
〝犯されたい願望〟を持つ特殊性癖持ちの受けと、そんな受けを一途に想いながら求められる〝暴君〟を演じる健気な攻めの、切なくて甘い両片想いBLです。
受・攻両視点で語られるため、すれ違う2人に焦らされつつも安心して楽しめました♡

ゲイ向けハプバーで出会った、誰かを犯したい【暴君】と、誰かに犯されたい【被虐趣味者】の2人。
乱暴で一方的な激しいセックスに快感で悶える受けと言う、フェチ感満載の濡れ場は正にエロエロ!
しかし、本来の知希(攻)は一方的に犯すような嗜虐趣味は無く、寧ろ〝好きな相手は溺れるくらいに甘やかして優しく抱きしめたい〟と言う、スパダリ好青年なのでした。

本当は、押さえつけるんじゃなくて優しく抱きしめたいし、乱暴な言葉じゃなくて「好き」だと甘い言葉を囁きたい。
でも、理久(受)はそんな甘い関係では無く、自分を激しく犯してくれる〝暴君〟を求めている訳で……
気になっていた理久と接点を持つ為に〝暴君〟を演じる知希ですが、何度身体を繋げても心はすれ違うばかりで…もう、この葛藤が切なくて堪りません!

乱暴なプレイ中でも暴君になりきれず、優しく頭を撫でてしまったり、涙を拭ってあげたりと、優しい本性が出てしまう様子にキュンが止まらない♡
〝暴君と被虐者〟の関係から〝知希と理久〟として、ゆっくり縮まる2人の距離感が焦れったくて終始キュンキュンしながら楽しめました。

また、「誰かに求められたい」を拗らせてしまった理久の気持ちに共感できて、臆病で受け身だった理久が変われて本当に良かったなぁ…と胸がいっぱいに。
同い年なのに苗字で呼び合う、社会人ならではの絶妙な距離感も個人的な萌ポイントの一つです◎

乱暴なのに、実は受けを溺愛してる攻めが大好きな自分にとっては堪らないCPでした!
幸せいっぱいな気持ちで満たされる読後感も素晴らしく、何度も読み返したい一冊になりました♡

エロ満点!だけどキャラクターに共感できず

作家買いです!が、今作は評価難しいな……笑
潮吹きや連続絶頂は本当に、エロのクオリティに定評のあるU先生‼︎と言う感じで文句無しに花丸の拍手喝采なんですが、ストーリーの終盤で「ん?」となる部分があって嵌りきらず……

正直、途中までは〝神〟評価でした。
努力家で真面目な受けが健気に自分を変えようとする様子はいじらしくて可愛いし、そんな受けを無意識に甘やかしてしまう年上攻めにも凄く萌えました!
…が、終盤。自立する為に兄から援助して貰って一人暮らしするシーンに引っかかってしまい、そもそも兄に10万円を返す目的は有耶無耶になってるし、自立の為の一人暮らしで結局兄から援助を受けるのか…と、受けくんの甘えたな所は変わっておらず残念でした。
そして、2人の〝すれ違い〟展開も無理矢理すれ違った印象で違和感しかなく…

また、攻めも序盤で見せたS感は無くなり、後半は溺愛スパダリ攻めへと進化します。
溺愛スパダリ攻めも大好きですが、序盤で見せた意地悪Sプレイを期待していたので、個人的には少し物足りず…

とは言え、勢いのあるスプラッシュ表現や、攻めに甘えて可愛く煽る受けなど萌えポイントは多々ありましたので、今回は〝萌×2〟評価で!
アニメイト特典小冊子の猫ちゃん視点がめちゃくちゃ可愛くて癒されました♡

▶︎紙書籍/ぐしゃぐしゃ斜線+刻み海苔(白)

虎に四目屋 コミック

水玉ミズ 

攻の〝雄になる瞬間〟がもっと見たい

〝江戸時代の性玩具店〟の店主と、その大店へ忍び込んだ盗人のオモチャBLです。
盗みに入った代償に、商品レビューをするはめになった受くん。
「てやんでぇ!」「やってやらぁ!」なチャキチャキ江戸っ子の強気くんが、様々な玩具で責められてトロットロに蕩ける姿がエロ可愛いくて優勝でした(拍手)
強気な心とは裏腹に、快感には弱い初心さがとっても可愛いですよね♡

受くんの腹掛け&動きやすいように捲ってる裾からチラ見えする褌がエロ可愛く、可愛いお顔に反してイカつめの刺青のギャップも堪りません!

そして、道具を使ったプレイ満載の濡れ場は文句無しにエロエロでした♡
受けはグズグスのトロットロなのに、涼しげな攻め(脱がない)の図は、正に〝オモチャBL〟の醍醐味で「早く挿入してあげて〜!」と謎に焦らされましたよ笑

ただ、【玩具商人×レビュアー(強制)】のCPとして様々なシチュエーションで玩具プレイを楽しめる一方、攻めの心情が殆ど語られないため〝反発する2人が惹かれていく様子〟が好きな自分としては萌えポイントが物足りず……

ラストは攻めの独占欲を感じてキュンとしましたが、もう少し涼しいお顔の攻めさんの〝雄になる瞬間〟を楽しみたかったな〜!と言うのが正直なところ。

綺麗な作画でエロも素晴らしいので、次回作も楽しみにしています!

▶︎Renta!/ぐしゃぐしゃ斜線修正+刻み海苔(白)

執着溺愛フルコースな一冊

怒涛の伏線回収が、めちゃくちゃ気持ちいいーー!
本編を読み終えたあと、暫く鳥肌が止まらなかった…
できれば、粗筋すら読まずに何の先入観もなく読んでいただきたい。
ネタバレ無いほうが絶対に楽しめると思います!

宮緒先生のXを拝見して「ほのぼの執着攻めです」の紹介文と、表紙奥に鎮座するラスボスに惹かれて購入しましたが。
いやー、もう期待を裏切らない“ほのぼの執着攻め”でした!笑

『受の為なら何でもしますが、他はどうなっても知りません』が行き過ぎて、怖い位の執着心に圧倒されます。もはや神々しいです!崇めたい。

個性的な攻め’sも最高です。

*妖艶で色気たっぷりのお姉さん攻
*包容力の権化のような母性溢れるママ攻
*欲望のままに突っ走り、暴走するワンコ攻
*大人の余裕とS感溢れるパパ攻

この攻め達による、趣の違う変態プレイを堪能できて、内容の殆どが濡れ場なのに全く飽きずに楽しめました。
特に、ママとパパは変態の極みでしたね!!
受けに「母様」「父様」って呼ばせながらエッチします(親子ではない)

そんな感じで其々の攻め達から溺愛され、お伽話のように甘く優しい世界を堪能……していた筈が、ふとした時に生じる小さな違和感に「ん?」と引っかかる部分も多く、

なぜ、妃なのに男しか居ないのか。
主人公が見る不穏な夢は何なのか。
どうして、伽国だけが栄えているのか。

こうして積み重なっていた小さな違和感の正体が、後半で一気に回収されていき、ついに明かされる〝究極の執着愛〟
この伏線回収がめちゃくちゃ気持ち良くて、後半はページを捲る手が止まりませんでした。

濃厚なエロスと、己の全てを捧げるほどの果てしなく深い愛情。
執着溺愛攻めのフルコースを食べたような読後感で、もうお腹いっぱいです笑

因みに、KindleではAmazon限定SSとコミコミ限定SSの両方が付いているので電子派さんは是非!
◆コミコミ限定SS『神のみぞ知る』
◆Amazon限定SS『無の葬送』

サイコパス攻めによるドエロ3P

めちゃくちゃ、えっちだった……!
偶には〝強引レ●パー攻〟が読みたいな〜と探していたところ、偶然見つけたこちらの作品。
やはり〝レ●パー攻〟という事もあり、某レビューサイトでは賛否両論で少し構えていましたが、優しく兄のように慕っていた攻めの豹変っぷりにドキドキが止まらず、一気読み不可避でした!

また、初めての両性具有受けが新鮮でドエロでした…びっくり笑
何より、受け君の「男なのに、ここで感じるなんて…」と言う混乱&背徳感が最高でしたね!
両性具有でも性自認が〝男〟なので、豹変した攻めに襲われた時の葛藤と混乱状態がノンケっぽくて萌えました(酷)

そして、なんと言っても双子の攻め二人。
主人公・シンに会う度に嫌味や意地悪ばかりするオスカーと、そんなオスカーを宥めてシンを優しく慰めるエリオット。
この構図が、中盤以降でまさかの逆転……!
エリオットの笑顔に潜む闇深さがサイコ(最高)◎
腹黒通り越して最早サイコパス攻めで、途中何度も「シン逃げて…っ」となりましたし、オスカーが怖すぎてゾワゾワ鳥肌ものでした。
そんな、サイコ攻め……ぶっちゃけ大好きです‼︎

一方の虐めっ子オスカーは、そんなサイコパスな兄からシンを守ろうとしますが、結局エリオットの狂気に圧倒されてしまい、若干ヘタレキャラに…笑
初めにエリオットの策略に嵌り、シンをレ●プした負目をずっと感じていて、シンには甘く、オスカーには反抗できない…そんな、雁字搦めの状況のオスカーも大変美味しかったです。

基本的には高評価ですが、シンを取り巻く環境が最悪すぎて〝萌×2〟評価に。
ラストは何となくオスカーに丸め込まれた印象で、両想いハッピーエンドの筈なのにスッキリ「良かったね〜」とは思えない読後感でした。
シンの生い立ちが酷すぎて、もっと良い環境なら別の人生があったのかな…と思わずにはいられない。
でも、鳥籠の中で双子に囲われて溺愛されるシンは、とってもエロ可愛いかったです♡

〝受一筋、他は知らん〟な溺愛執着攻め

面白かったです!
〝受けの為なら何でもしますが他はどうなっても知りません〟系の年下執着攻と、そんな攻めを甘えたで可愛い弟と愛でる鈍感受の二人のキャラクターがとても好みで、木村タケトキ先生のキャラデザも最高!
本来なら攻めに殺されてしまう運命の受けが、何とか運命から逃れようと奔走するストーリーも面白く、個人的に【キャラクター・挿絵・ストーリー共に◎】な文句無しの神作品でした!

本来なら嫌われるキャラクターが愛される展開って、理由無しに溺愛されるモノは納得出来ないのですが、今作は受のサミュエル君が前世での農業知識をフル活用して大活躍&心優しい性格なので、愛される理由も納得でした。
攻のセオドアの愛情を家族愛だと長年勘違いしてる鈍感さが可愛いですが、やる時はヤル!な活躍を見せるところも主人公スゲー感があって好きです。

そして、セオドアの〝受一筋、他は知らん〟的なサミュエル至上主義の執着溺愛キャラにキュンが止まりません♡
サミュエルの為なら、国はおろか世界すらも破壊しそうな勢いで英雄と言うより、もはや魔王……笑
そんなセオドアの溺愛に圧倒されつつ「イイゾ!モットヤレ‼︎」とガッツポーズで楽しみました。
サミュエルがのほほんと畑を耕している間に、着々と外堀を埋めていってるが最高ですよね。お前はそっちの土壌を耕していたのか!みたいな笑
そんな訳で、本来ならセオドアと番になる、聖なるΩのリオが登場しても割と安心して楽しめました。

また、恋敵エセルバートとの三ツ巴三角関係も大変おいしく、セオドアとエセルバートがバチバチ火花を散らすなか、のほほんとトウモロコシを両手に抱えるサミュエルの図に思わずニンマリ♡

キャラクターの関係性もキャラデザも好みど真ん中で、終始楽しく読了◎
王道展開ですが、だからこそ「こうなって欲しい!」の願望が形になっていて気持ちのいい読後感でした。

胸キュン必至な青春劇と爽快な読後感!

めちゃくちゃ面白かったです!
もう、後半なんて「あぁ、もうすぐ終わってしまう…嫌だ、この世界をもっと楽しみたい!でも続きも気になる!うぁぁぁぁ」と頭を抱えながら楽しみました笑

あとがきで【海外の児童向けファンタジーのようなBL】と先生が仰ってる通り、まさに海外の児童書のような世界観!
個性的で魅力的なキャラクター達と、ユーモア溢れる軽快な会話劇が癖になります。

優等生と不良の凸凹な二人が、ひょんな事から協力関係になり、ゆっくり友情を育む様子にキュンキュンとニヤニヤが止まりませんでした♡
二人の〝THE・青春〟感に心が満たされる〜〜!
悪友が出来てキャッキャする二人が可愛くて、前半は友情モノとしての完成度が高く「この二人、本当に恋愛関係になるの⁉︎」と謎な心配をしておりましたが、大丈夫です。しっかり恋愛関係になりました!笑

この、友情から恋愛に発展して〝悪友の戯れ→自然とイチャイチャ〟への変遷がね、もうね…堪らないんですよね‼︎
性格も性質も正反対の二人が、お互いを知っていく中で敬愛する様子が丁寧に描かれているので、友情→恋愛への変化も違和感なく楽しめます!
お互いの弱さや強みを共有して、悲しみも楽しさも分かち合った二人だからこその絆の強さに悶えまくりでした♡

そして、虐められっ子の成り上がりモノとしてもスカッとするラストで爽快な読後感!
初めは飄々な攻めに振り回されていた主人公の、正に〝悪魔的な変貌〟が本当に素晴らしく、小悪魔のような受けくんの仕草にタジタジになる攻めの図は最高に萌えました♡
二人の青春に胸が熱くなり、恋愛模様にキュンキュンできる最高の一冊です◎
こちらの一冊ですっきり終わってますが、二人のキャラクターが大好きで、もっと読みたい〜〜〜!と暴れてます笑
願わくば攻め視点で二人の恋人生活を垣間見たい!

エッチな神事は最高!

タイトルにある〝輝血(かがち)様〟とは、天災から守ってくれる海神様が憑依する依代のこと。
その依代である輝血様と対になる形で巫女が選ばれ、二人で神事(=エロ)を行うことで島が守られる…と言う因習BLです。

うーん…沙野先生のお話はどれも大好きで性癖に刺さる作品が多いのですが、今作は残念ながら余り刺さらずでした。
昭和初期&因習とあって、オカルトな雰囲気は凄く好みだったんですが……
恐らく、歴代巫女達の悲恋話や、輝血様の奥さんの事を考えてしまい、辛くなったのが原因かと。
浮気モノやNTR系が苦手だと、中々しんどいエピソードですね。
神事とは言え、既婚者を輝血様に選ぶとは闇深い…
全て読み終えると、なるほどなー…と納得できるのですが、それでもモヤモヤが残ってしまいました。

とは言え【神事=エッチな調教】なので、受け様の無垢な身体がどんどん変えられていく様子は最高にえっちです……!
剃毛から始まり、*拡張や女装プレイ、触手や憑依など…めくるめくエロシチュエーションの数々に拍手が止まりません‼︎
幼少期の二人が鬼灯を食べるシーンから既にえっちと言う……縁側で仲良く戯れているだけなのに、思わず「ひゃー////」ってなりました♡

メイン二人のキャラも良く、伏線回収も文句無しに面白いです!
が、個人的にはメインストーリーよりも主人公の姉や、歴代巫女達のサブストーリーの方が印象に残ってしまい、今も心に引っ掛かってます…笑

確かに、恋と快楽に沼堕ちしている

渡海先生のエロBLと言う事で、配信めちゃくちゃ楽しみにしてました〜〜〜!!!!!
確かに、渡海先生=エロのイメージは余り無く、どちらかと言えば淫靡(『憑き物ごと愛してよ』とか最高に淫靡ですよね)な印象でしたが、本作は破茶滅茶にエッチじゃないですか!!!?
ちょ、ちょ、ちょ、ずっとエッチじゃないですか!!!!?とテンション爆上がりで読み終えていました。

でも、ただ単にエッチなだけじゃなく、しっかり渡海先生のエッセンスが入ったお話で満足感も高めです♡
堅物・冷酷・潔癖症な王子様が、フィオンにメロメロの溺愛堕ち(?)して、最終的に囲い込み系ド執着攻めになるのとか、わぁ〜〜いつもの渡海先生だぁ〜〜〜と、癒されました笑
大好きです。いつも有難うございます。
(最早、どちらが快楽堕ちしてるのか分からん溺愛っぷり、ご馳走様でした)

今回、ちょっと人によっては地雷になりそうな要素があったので、そちらだけ記載しておきます。


⚠️以下、ネタバレ注意⚠️


①逆行前の主人公が200Kgオーバーの白豚悪役令息
②10歳に戻ったあと、セクハラ精霊による触手プレイのエロエロ展開(未精通)

特に②でしょうか。
個人的には大変フェチで楽しめたんですが、中身が29歳でも体は精通前の10歳の子供なので、完全にショタ陵●です。
まぁ、触手tnkとか出てこないので余り痛々しい印象ではないですが、幼い体を好き勝手されて、触手が這い回るような展開が苦手な方はご注意ください!

個人的に、北沢先生の美麗イラストが表紙のみで、挿絵無しが残念でした。
ショタフィオンの触手プレイとか、是非とも挿絵で見たかった……:(´ཀ`):笑

「モブ」に徹したい主人公の葛藤

chi-co先生2ヶ月連続新刊発売!ワーイ
先月は「やり直しパラレルワールド」でしたが、今月は【推しの為なら世界を変える異世界転生BL】です。
推しの為に世界を変える系のお話が大好きなんで、迷わず購入しましたが…うーーん。
結果的には世界を変える為に奔走する訳ですが、今作の受けくん。ちょっと行動が遅いです。

いかんせん、この子は「モブ」なんです。
大好きなライトノベル世界へ転生し、憧れの推しとも出会えてハッピー⭐︎な受け君ですが、原作愛が強すぎるので「僕のようなモブが原作を変える訳にはいかない」と、一向に行動しない!
(まぁ、意図せずに色々と変えちゃうんですけど)

一方で「原作を変えたくないけど、推しを救いたい…」と葛藤する様子がコレ系の主人公では珍しくて面白い部分でもあります。

ただ、モブに徹する余り中々行動してくれないので、めちゃくちゃ焦れったい……!
早く動いてくれ〜〜〜と何度思ったことか 笑
特に、悪役令息キャラの第二皇子の悪堕ちを防げるのは主人公だけなので、早く救ってくれ〜〜〜と焦らされました。

そして、攻め様の変化が分かり辛かったです。
クールな無口男子の〝執着&溺愛変化〟にたいへん萌えましたが、あれ?いつの間に??感が拭えず。
後半の攻め視点閑話でやっと納得できましたが、どうせなら濡れ場の前に挟んで欲しかった……笑

主人公の覚悟が決まってからは一気に物語が進むので面白くなりますが、そこに至るまでが少し冗長に感じてしまったので、今回は〝萌〟評価に。

本人的には目立たない「モブ」でも、平民では珍しいプラチナブランドの美少年で、実際には全くモブじゃない設定が好みでした◎
また、サブキャラ達も沢山活躍していて、中でも毒舌な友人のベンジャミン君がお気に入りです!