他の方の評価が高いのが意外だと思いました。
攻めには現在進行形で彼女がいて、その問題も解決されないままお話が進んでいきます。
物怖じしない性格が帰国子女だからというこじつけも、該当する人たちに失礼だと思いました。
障害者をネタにしているのですから、泣けるのは当たり前です。
ちょっと感動ポルノ的なあざとさを感じました。
一番気になったのは最後の犯罪がまるっと無視されている点です。
障害やその他は地に足のついたリアリティーのあるお話なのに、ここだけ綺麗に無視されているのがあまりにもご都合主義的すぎて腑に落ちませんでした。
それをファンタジーというのなら、どうして障害をネタにしたのでしょうか。
都合のいい所だけをネタとして持ってきてツギハギをしたような内容に憤りを感じました。そして、攻めのキャラクターのどっちつかずな性格に最後までイラッとさせられました。