明治時代のお話。
亮二の恩師の中原とのお話が前半にあって、後半はエドの親族のお話でした。
亮二は最初働いている場所で酷い目にあってるところで中原と出会って、そのことで亮二の人生が変わっていった。
新しい場所へ連れ出してくれる。そして学問を学ぶ機会ももらって人生が変わっていく機会をもらった亮二。中原との出会いが今の亮二を作ったことがよくわかりました。
エドの方は昔のことを少し思い出して亮二とともにイギリスへ。
そこで幼いころに別れた妹と再会。お互い色々あったけど幸せな様子。
亮二とエドの2人のバックグランドが良く知れて良かったです。
お互い愛し合ってる二人はいつも互いのことを気にかけているところが愛しいです。どんな時も一緒にいて支え合う関係がとても素敵な二人です。
最初の出会いは亮二がエドの面倒を見ていたのがもう今はエドが亮二を支えている姿が尊いです。
甘々な二人なので読後も爽快です。
美しい彼のコミカライズも4作目。
原作の小説は既読です。
先の展開を知っていてもコミカライズだとより物語の世界が分かりやすくなっているような気がします。
原作小説の挿絵を描かれてる葛西リカコ先生の絵も素敵なのですが、北野仁先生が描く清居と平良も美しくてカッコ良いので眼福です。
まわりの沢山の登場人物や挿絵では描かれていない部分も楽しめるところがコミカライズの素晴らしいところだと思います。
お話は高校を卒業後に平良と清居が再会するところから始まって、平良が借りてる叔母の家に清居が演劇の練習の為に通うようになるまでのお話。
徐々に清居が平良に歩みよってきているのですが、平良の方はもうすっと同じテンションなのでモヤモヤする清居、これからお話もぐっと進んでいくはずなのでますます続きが楽しみです。
恋が落ちたらのシリーズのスピンオフ作品ですが、こちら単品でも充分楽しめます。
上田アキ先生が描く男性ってとにかくかっこいいんですが、恋が満ちたらで登場した白川さんがメインのお話です。
白川さんは人との距離が近いせいで、菱本さんが警戒していた人当たりの良いレザークラフトの職人さん。
そんな白川さんが家具職人の蘇芳に出会って、一緒に飲みに行って酔ったところを介抱されてそのまま流れで寝てしまう二人。白川さんってかなり魔性なのでは?!
色んな態度が物凄く思わせぶりすぎて本音がつかみにくい白川さんに最初は戸惑う蘇芳だけど、お互い好きになって。付き合うことになっても白川さん相変わらず誰にでも優しいからかなりモヤモヤする蘇芳。でもなんだかんだいいカップルで良かったです。
白川さんいい人だけど恋人になったら心配になっちゃうのわかる。エッチの時は色気が凄いし、これからもきっと蘇芳くんは振り回されるんでしょうね。
原作既読です。
こちらのシリーズずっと追いかけてます。
江本くん最初出てきたときは凄く嫌な奴だなと思っていたのですが、蝶子と出会って付き合うことになってから凄く素直な子になって、物語の中でめちゃくちゃ成長したなと感じました。蝶子を演じる小野さんに、江本くんを演じる山下さん。恋愛不行き届き、ロストバージンからこちらの作品とシリーズ通して二人のやりとり楽しく聴いてますが、今回は江本君が蝶子さんに迷惑かけたくないと一人で頑張っているところが特に良かったです。
エロ多めですが、ストーリーもしっかりあって大満足です。
小野さんの蝶子と長治の演じ分けも素晴らしいのでおススメです。
原作既読です。
今回は子供たちのお話がメインでした。
しずくちゃんが学校で第二の性でいじめみたいになっちゃう子に対して毅然とした態度で、めちゃくちゃかっこよかったです。
多分そういう子に育ったのは葉月と雫斗の元で育ったからかな。
いじめをする子の親は差別的な思想の持ち主だったり、子供の社会は大人の社会の縮図だというのが描かれていて考えさせられる場面が多かったです。
分量は少な目でしたが葉月と雫斗のいちゃらぶもあって、段々家族の話になってきたとはいえ、二人は相変わらず愛し合ってて満足でした。
子供の成長を追いかけつつ次回はもっと二人のラブラブなお話も見てみたいです。
葉月を演じる増田さんに、雫斗を演じる斉藤さん長いシリーズなので息もぴったりで良かったです。
原作は次は別CPの話が始まるのでお二人の出番は少なくなりそうですが、これからもシリーズ通して追いかけたいお話です。
ソライモネ先生の作品は別名義の頃から好きなのですが、今回は一般作なのでエロはないですが、男二人で世界を巡る中でちゃんと恋人同士なのでいちゃいちゃは楽しめます。
行ったことの場所に二人が旅するので、ちょっとしたガイドブックとしても役立つかも。
ストーリーがメインではありつつ、各地の観光名所も抑えられているので、本当に読み物としても為になります。
2人が旅する先々で色んな人と出会って交流することで、考え方が変わったり、二人の絆も深まっていきます。
深月が朝日を引っ張っていく印象だけど、世界一周したら結婚しようという約束もあるのでお互い助け合って、時に喧嘩もしたりとより理解しあえる関係になってずっと続く旅の先に何が見えるのか楽しみにしつつ連載追いかけます。
丸木戸マキ先生が一般雑誌でオメガバースの世界を描くということで、連載開始からずっと追いかけてました。
一般紙での掲載なのであまりBL的な展開は期待してなかったのですが、最終巻まで読んで、しっかりBLも描かれていて、エロメインではなくてそれぞれの登場人物がフォーカスされるので、昔の昼ドラのようなドロドロな人間関係が時に苦しかったりもしましたが、オメガバースという独特な世界観の中でもしたたかに生き延びるオメガである真宮の半生が凄まじいので是非BLじゃないからと敬遠されてる方がいるとしたら勿体ないので、完結した今一気読みをおススメします。
先生の作品沢山実写ドラマ化されてるので、この作品もドラマで見て見たいです。