実に悲しいことですが、BLでは美人は何かと受けにされてしまっていました…。攻めとして登場しても途中からリバとなったり、過去に受けだったりとなかなか最初から最後まで美人が攻めであり続ける作品はあまりありません…。他にも美人が攻めならそれでいいだろうとばかりにストーリーがおざなりになっているものや脇カプに美人受けがあるものが多かったりと、美人攻めの現実は暗く厳しいものでした。
それがようやく!!この作品で日の目を見ることとなりました!!もうどれほど待ったか!首の長さがキリンになるほど待ちました。電子書籍のほうで見かけてから、この方の作品が書籍化されたら絶対に人気が出るだろうし、美人攻めも広がると信じておりました。もう何回著者の方にお礼を言えば私の気が済むのでしょうか。済むはずがありません。このような素晴らしい作品を描かれたこと、書籍化に承諾をして頂いたこと、そして美人攻め男前受けのスタイルを一貫して貫き通す姿勢にもう心が嬉しさでいっぱいになってしまって今までレビューを書かずにいたことが悔やまれます。
本当にありがとうございます。これからもどうか美人攻めを描いてくれますように!!