人との出会い運もあるけどトラブル巻き込まれ体質なのかってくらい死にかける事態になるカイル。
辺境伯領で過ごしていて、アルフは仕事で留守になるタイミングで悪意によりカイルひとり雪山の小屋で遭難状態。魔族に助けられキトラに連絡してもらい難を逃れたけどキトラに誘拐されるように魔族の里へ連れられて。
前作でチラッと情報があった姉と会ったり、父親と相討ちになった兄についてここでもトラブルに巻き込まれたりします。
番外編はキースとカイルの見習い時代、キースとアルフが解決した事件の話。キースとアルフのバチバチした関係はすでに構築されています。現代ではキースが圧巻の小姑ですが、この頃はまだ少年らしく詰めの甘さがあってアルフに嵌められています。
前作は恋人と恋愛がメインなら、2作目は兄弟と家族愛がメインな印象です。
アンソロジーでのチョイ読みからスピンオフ、そして連載つかと仁と冬真の本編までの道のりが長く待ち遠しかった作品。
シチュエーションエッチが大好きな冬真に恋人らしい甘いエッチがしたい仁が振り回されつつも持ち前の包容力を発揮しています。冬真もシチュエーションエッチが好きなだけに小物や服装もバッチリ準備し仕事柄役へのなりきりもしっかりしてます♡
ちなみに、仁もシチュの巻き添えで色々着替えさせられたりしてますが、犬役・女装までは付き合っててレース下着はNGを出してるけどいつかOKしちゃうのではというラブラブ具合と甘やかし具合!!
恋人への溺愛ぶりは先生の作品の中で1番なのでは!?
飄々として掴みどころのなかった冬真のコンプレックスと仁だけは手放したくないという本心でようやく冬真のキャラを掴めました♪
ただの有償特典でなく「薄い本」♡
タイトルが金の版押しで背景の漆黒と大佐の制服とマントの黒が綺麗です。黒が綺麗に出ている印刷は高級感あります。
「レンジャー学園」の敵役「大佐」に上官の「元帥」が居たようですね。
レンジャー学園との戦いで怪我をした大佐。
虫の知らせでもあったんですかね、大佐の元へ訪れた元帥。
大佐が身体に傷を付けた事に激オコです。
すぐさま治療をしますがこの治療、催淫作用があるそうです。
部下の触手で大佐が身動き取れないようにしてのお仕置きプレイ!!
大佐が元帥の名前を呼んでいたのでプライベートではお互いの名前を呼んでいるのかな~な雰囲気があります。
黒の軍にプライベートあるのかわかりませんが。
エッチと治療が終わると大佐に触れた輩は生かしておけないと触手の部下を始末。
そして、やさしくキスして抱き寄せて、大佐に対する独占欲と執着と愛情が見えます。
元帥は常に微笑していますが、大佐に向ける眼には優しさが籠もっています。
「黒か白か」はもちろんですが、「薄い本」も続いて欲しい神本です。
先生~どうぞ続編をお願い致します。