kurinnさんのマイページ

レビューした作品

PREMIUM レビューアー

女性kurinnさん

レビュー数526

ポイント数5301

今年度5位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

待ってました!

適度に力が抜けているのに、ちょっぴりシリアスな場面があったりして、それでいて親子の情にホッコリきたり、とても可愛くてバランスの良い作品だと思っています。エロが少ないけどちゃんとBLしてるところも最高でした。

特筆すべきはマオちゃんの可愛さでしょうね。ウルウルおめめの愛らしさと大胆さに大物の予感を感じて、流石の次世代の魔王の片鱗が窺えます。

そして子育てに悩むジェイドとそれを見詰めるルーイがスパダリでした。めっきり恋人らしくなってたし、家族として様になって来てました。

今回は特に魔鳥の雛のぴいが凶悪的な可愛さでした。どう成長していくのか楽しみです。

悪人とか危険とかハラハラする場面は無く、ほのぼの家族を愛でる作品なんです。次巻も楽しみに待ちたいと思います。

まさか続編が読めるとは!

「獣の王と狼面の番」の上下巻を読み終わった時に真っ先に思ったのは、「ああ、この続きが読みたい」でした。こんなに間を空けずに続編を読めるとは思っていなかったので、発売されると知った時は狂喜乱舞でした。

ゼンの神々しいまでの美しさやシーアの眩いまでの愛らしさは健在で、その他の個性的なキャラも含めて今回も作画が大変だっただろうと思いました。

シーアを溺愛するゼンの苦悩とゼンの役に立ちたいというシーアの献身さ、またそれを見守るシーアの兄の佇まいが最高に萌えました。もちろん弟のウルの可愛さは格別です。

そして今回は神性を持つまで不遇だったブチハイエナのヴァロドの存在が、ゼンとシーアの関係を強固にするキッカケとなっていました。神という絶対的だけど孤独な存在であるゼンがどれほどシーアに救われているのかを再確認出来た今巻でした。

また個人的には「追憶と展望」のゼンがシーアを拾ってからの彼等の成長が可愛くて尊かったですね。幼くても美しいゼンと凶悪なまでに可愛いシーアにホッコリしました。

もちろんエロも多いのですが、シーアの愛らしさとゼンの色気にやられました。

いつかまた続きが読みたいです。

最高だろうが!

一巻を読んだ時から夢中でした。山本小鉄子先生の作品はどれも大好きなのですが、久々の性癖にブッ刺さる作品なんです。ぬいBL最高ですね。私はハマってないのですがハマってる人が読めば堪らないのではないかと思いました。

今回は誠の妹の真実のおせっかいが功を奏したと思っていたら母親の登場ですよ。別に誠の思い人が東じゃなくてもヤバい案件だと思いました。父親も真実もまともな感性してたんですね。www

何となく母親のお告げは中身をちゃんと聞いて精査するべきだと思うのは私だけでしょうか?母親の解釈違いだったら、今回の件を理由に完全引退にして欲しいです。www

そしてやっと勇気を出した誠なのにお約束のようなアレですよ。泣。なんでチューしたの!
まだまだ長いですが来年まで頑張って待ちたいと思います。

どうか誠が笑顔になりますように!

続き待ってます!

前作のレビューでなる早でお願いしますと書いていたのですが、想像より早い約一年での続巻発売でした。その間に他レーベルの作品が2冊発売されてるので、こちらの作品が人気があったから早くの出版だと思いました。

こちらタイトルに結婚とありますが、世界観としては同性婚が普通になった世の中なんです。その事が今作に書いてなかったのがちょっと不親切だと思いました。

そして今回の評価を神から落とした原因は「喫茶探偵」としてのお話が最後にちょこっとしか無かった点です。まぁ「1、喫茶探偵と彼の愛猫」での優れた考察がまさに探偵だと言われる所以なのですけどね。

聖鷹という人は確証を得ない話は絶対にしない人なので、咲莉が知りたいことをなかなか話してくれないんです。咲莉がそのことを納得してるので読者は結構焦らされると思います。今回はそのことが仇となって作品がちょっと単調になってしまったような気がしました。

前作では一気読みだったのに、今回は何度か集中力が止まってしまったからです。あともうちょっと笑ってしまうくらいの桜小路家の力を見せて欲しかったです。

前作から気になってる聖鷹の親友2人のお話も待ってます!

楽しみにしていた下巻

上巻のレビューにどこまで下巻に収録されるのかと書きましたが、webにあった「truth…?」がちゃんと入って本編に戻る形で終わってたのはそのままでした。それで上巻での謎であるヒロインは何故魔力が少ないのかが想像出来るんです。

ただ本編でのヒロインと王太子の婚約者の末路と、「truth…?」でのヒロインと婚約者の末路が全く違っています。本編より「truth…?」の方がかなりシビアでキツいです。

「truth…?」はレオニードとメルクリスが離れてしまったルート(メルクリスの前世の記憶)のお話なので、メルクリス不在を嘆いて彼を求めるレオニードの心情が切ないんです。

下巻でこの「truth…?」のお話があることによって、とてもメリハリの効いた作品になってます。上巻からひと月後の発売も適切だったと思いました。

更に書き下ろしの「永遠の誓いを何度でも」では、それぞれの領地での結婚式の様子や2人の陛下のその後まで読めて感激でした。

また、番外編はお楽しみ要素が強くてレオニードがメルクリスの願いを叶えて、前世に異世界転移するお話でした。気になってた妹との再会やレオニードと一緒に買い物デートを楽しんでました。
私的にはあのヒロインとバッタリ出会って悔しがらせて欲しかったなと思いましたが、再び訪れると妹と約束してたので楽しみにしたいと思います。

実はwebの方にはレオニード編もあって、このお話をレオニード視点で楽しめたりもします。
メル編(今回の上下巻)を読了していないと理解が難しいですが、個人的にはメルクリス以外に容赦ないレオニードが大好きなのでかなり好みのお話になってます。このレオ編も本にして欲しいです。

続巻凄く楽しみにしてたけど

前巻ではスーロンとキュルフェを連れて家に戻るところで終わっていました。そして2巻では家に帰ってからのドタバタと、4年ぶりに学園に戻ることになり見違えるように変化したサミュエルに皆が驚愕するというお楽しみが待ってました。

実は驚いたことにサミュエルってば理想の結婚相手としてモテモテだったんです。性格良くて家柄も良くて痩せれば美少年だと皆は知っていて、知らぬは元婚約者のビクトールだけでした。彼がサミュエルと婚約破棄したのはサミュエルに想いを寄せる令息の仕業だったんです。でもビクトールの偉いところはそれでも選択したのは自分だと反省してる点でした。

そしてビクトールを奪ったエンゼリヒトが転生者だったので、出会いのタイミングを早めたことによって全てのストーリーが変わってしまったらしいです。(まぁどうでも良いけど)

なのでスーロンとキュルフェがサミュエルと出会って救われたことにより、彼等の祖国は思いもよらない未来へと進んで行くことになります。

サミュエルの規格外の強さとか魔力が弾ける描写とか、学園に久しぶりに来たサミュエルに皆が魅了される描写とか、美少年だったビクトールの末路とか、未来を変えてしまって容貌が激変してしまったエンゼリヒトの件とか凄く面白いんですよ。

ただ、悲しいかなそこにBL要素としてサミュエルとスーロンとキュルフェとのイチャイチャが入ったことで、凄くテンポの悪いお話になってしまってたことが残念でした。そして2巻が出るまでに一年経過してしまった点も残念でした。勢いのまま続巻で出てればと思ってしまいました。

婚約者が2人必要な理由は分かりましたが、個人的には攻めが1人の方が好みです。

大好きなシリーズ

大好きなシリーズです。藍ちゃんの可愛さはもちろんですが、奥海さんの気怠げな色気が爆発してた今巻に大満足でした。大人の色気が凄かったし、エロオヤジ度が増してました。

安定のいちゃいちゃラブラブ具合でしたが、仕事の忙しさや海外出張で離れ離れで寂しいのに素直になれない藍ちゃんがめちゃくちゃ可愛くて、奥海さんの為に作った料理にホッコリしました。

そして藍ちゃんの両親に会うのに緊張する奥海さんに、こちらまで緊張してしまいました。www
両親のどちらにも藍ちゃん似てましたね。男前なところはお母さんで、寛容なところはお父さんかな。

海外出張先で奥海さんが怪我をしたと伝えられた時に、動揺しながらもちゃんと仕事をこなす藍ちゃんが男前でした。

個人的には描き下ろしがメチャクチャ可愛くて癒されました。ずっと読んでいたいシリーズです。

デビューおめでとうございます

新人賞受賞作を加筆修正した表題作と書き下ろしの続編の「ウチのαは趣味と察しと諦めが悪い」で構成されてました。癖がなくてとても読みやすい文章で、サクサクと読み進められました。

ただ、欲を言えば書いて欲しかったことが書いてなくて、ページが残り少なくなり始めた時に嫌な予感がしました。

紗和の性格は凄く好きでした。性差別に負けずに強く生きていく姿とか、世間に媚びずに有言実行する姿に好感が持てました。司にも言いたいことを言って、受け入れることは受け入れても寄り掛かろうとせずに頑張って1人で立とうとする姿が凛々しいんです。

反対に司のほうが紗和という存在に惹かれて執着していたような気がします。
最初はこのお話は司がアルファなのでスパダリで全てを解決して爽快な話になるのだろうと思ってたんですが、全然そんなことはなくて個人的にはガッカリしました。

父親に押し付けられてたブライダル事業の結果とか、紗和にかかって来てた弟からの電話の用事とか、気になってたところが全て放置でストーカーのファンの話に肩透かしを食らった気分です。

このお話が続くのなら上記が書いてない理由も分かるのですが、違うなら作品の完成度としては低いと思いました。

また、司と紗和との最初の出会いの齟齬とか発情剤をしかけた犯人もハッキリさせて欲しかったです。なんだかスッキリしないまま終わってしまい読後感が悪いです。

発売日には買ってたのに…今ごろ

もっと早く読んでいれば良かったです。犬丸まお先生の作品は他レーベルの「いつから魔力がないと錯覚していた!?」が大好きなんですが、こちらは全く雰囲気が違っていて先生の新たな魅力を発見した思いです。

実は最近発売の同じレーベルから出た見知らぬ作家さまの作品を先に読んだ為に、ヴィオラ文庫の印象が最悪になってたんです。でも作者さまによっては素敵な作品があることを知り、また買ってみようと思いました。

こちらの作品はルディがとても優しくて寛容なので、彼に対して理不尽な態度を取る騎士のリッカルドや、都合よく利用するアーロと言う領民に対してかなりムカつくお話になってるんです。

なのでリッカルドが真実を知った時、アーロの全てがバレた時のザマァ(私の大好物な)を楽しみに読むのですが、何しろ精霊に愛されてるルディは心が綺麗でとても優しくて私のように仕返しとか考えも付かないような人物なんです。www

そして、彼を愛する家族もルディの悲しむような事は絶対にしません。なのでリッカルドもアーロもこれといって罰は受けてません。

まぁ、リッカルドにしたら運命の相手と思ってた相手に酷いことをして、反省しても謝罪も出来なければ二度と会うことも出来ないのが罰なんでしょう。そしてルディを利用して甘い汁を吸っていたアーロは、もう困った時にルディに助けて貰えなくなったことが罰になるんでしょう。

リッカルドに酷いことをされてたルディを助けて手を貸していたアルヴィンという人物がとても思慮深い人物として書かれていて、この2人の対比が凄く生きていました。

アルヴィンはルディに好意を持ってても、決してリッカルドを貶めたり出し抜いたりしないんです。むしろルディにちゃんと向き合って話し合うように諭してました。

ちょっとしたタイミングや思い違いと少しの悪意が、すれ違いと誤解や思い込みを生むお話でした。この辺りが凄く上手いんですよ。読者はハラハラ、イライラ、ドキドキすると思います。

そして、傷付いたルディを時間をかけて癒して行くアルヴィンが素敵でした。きっと彼の誠実な態度を見てルディの家族もアルヴィンを応援したのだと思います。

まだまだ序盤

原作ファンです。全11巻の長編シリーズなので原作の良さを活かしつつ、上手く切り取ってまとめ上げていると思いました。ただ、まだまだ序盤なので原作を読んでない方は評価し辛いと思いました。

イメージとしては登場人物紹介のような感じだと思います。途中の龍神の姿とかはシリーズ後半を思い浮かべてしまって、この龍神がなぁとクスッとしてしまいました。

常盤の薔を神子にしてしまった苦悩とか、常盤に執着しつつ反発する薔とかは上手く描けていたと思います。

私にはどうしても彩先生の挿絵のイメージが強いので、漫画になって色んな表情を見せる常盤と薔に慣れるまで時間がかかりましたが、読み終わる頃には最初からさねもり先生の絵だったような安心感がありました。
それと犬飼のの先生による書き下ろし小説が読めたのも良かったです。

このままテンポ良く最終巻までコミカライズで読みたいと思いました。

さねもり先生の作品は「絶対暴君ピカレスク」しか読んだ事がなかったのですが、実をいうとあの作品が苦手だったので心配してましたが杞憂でした。でもちょっと目ヂカラを強調するあまり寄り目に見えるのが気になったかな?