ポップなテイストの中に、ドキドキ、ポカポカ、笑い、悩みがギュッと詰まった一押しの作品。
この気持ちは一体何なんだろう?から始まってそれが恋だとはっきり自覚してからの葛藤、登場人物たちそれぞれの思いや関係性が、表情や言葉や行動一つ一つに丁寧に描かれています。これからも、そのみんなの様子を見守っていきたいと思ってしまいます。
何回目読んでも、読み終わった後には心がぽかぽかする一冊です。
以下、テンションが抑えきれなかった感想です。
読後の満足感がとても高い!
友情から恋に変わっていく作品群の中でも殿堂入りレベル。
テンポ感も良くて重くならず、かといって軽いわけでもない。
まよ先生の絵柄はかわいいしかっこいいし!
毎ページ読者のツボを押さえてくださってる!
実直で、表情がコロコロ変わる三上が愛おしい。だんだんワンコに思えてきて、ときどきしっぽが見える。わかる!わかるよ三上くんの気持ち!
里はなんてカッコいいんだ。三上と反対に顔に出にくいけれど、三上のことを想っての言動や垣間見せてくれる表情がクる。
あかりの気持ちもわかる、切ない。
ハセ、いい奴!
里は三上のことそんなふうに思ってたのかぁ…(涙)
カバー下の四コマまで含めて最高です!!単行本化本当にありがとうございます!