※一回読んでの感想なので、間違いがありましたら申し訳ないです。
タイトルから、軽めのエロコメディかな?と思って読んだのですが、もっとじっとりとした、濃いめのエロとストーリーでした。
タイトルで損している気がします。
絵柄は表紙と中身で遜色ないと思いますが、動きのある中の絵の方が好みでした。
肉感がリアルで、ともすれば少し古くさく感じるかもしれません。
電子書籍で読んだので性器は白抜きでしたが、身体がしっかり描かれているので逆にエロい気がします。なんというか、男性向けに近い…かもしれません。
射精管理で追い詰めていく感じも、丁寧にじわじわと煽っていくようでした。良いエロでした。
墨彫り師の話が読みたかったので電子書籍で読みました。
アクセスbookさんでは途中までの配信でしたので、そこまでの感想になります。
絵柄はきれいめで、デフォルメの効いたシーンも多かった印象です。
花魁、陰間茶屋のある時代の話ですが、現代の言葉(合コンなど)やメタ発言もあったので気になる人は気になるかもしれません。
時代物はお堅いイメージが(勝手に)あったので、最初はびっくりしましたが慣れればシリアスめなストーリーの割りに読みやすい感じかと思います。
エロシーンは全て下半身が黒塗りのぶった切りでした。ただ、尻舐めのシーンでは一コマですがお尻が美しく描かれててトキメキました。
花魁攻め、リバありだったので、リバ好きの自分には美味しかったです。というか客相手には受けやってる花魁さんが彫り師に攻めるのが美味しいです。
両者の惹かれ合う様子、心情が丁寧に描かれていたかと思います。
エロ、ストーリー共にいい塩梅だったのではないでしょうか。
※ここから最後まで読んでの感想
電子書籍版とタイトルが違った?ので本を買って読みました。同じものだったので安心してレビューしますね。
エロシーンについては、本版は性器の白抜きでした。
最後まで読んだ感想としては、あっけらかんと言っている幼女がちょっと怖かったです。
墨彫り師が絵を描きたがってたし、未来で絵の入った刺青を見て、菊の文字でなく菊の絵を描くのかなー?と思ったけどそんなことなかったし、まらのほくろも別に伏線的に最後に出てくるわけでもなかったので、
伏線かな?と思ったのが特に何でもなかった、というちょっと寂しい思いをしました。自分が考えすぎなだけなんですが。
描いてるネタのわりに全体的にライトな描き口だったと思います。ひたすら明るくいちゃいちゃする話も読みたいと思いました。
とても面白かったです。
元がウェブ上のオリジナル創作サイトで公開されていたと聞いて、なるほどと思いました。男性向けと評される方が多いですが、ウェブ上のオリジナル創作サイトを徘徊する自分からすると巣に戻った気分です。
こういったテイストは好きなので、本当、よく商業にもってこれたなあ、という感想です。
無理にストーリーとエロを絡ませるわけでもなく、非常に読みやすかったです。エロ描写がちゃんとエロしてました。エロメインと聞いてたのでそこは納得・満足の作品です。
エロメインなのは確かですが、堕ちていくまでの責められ続ける描写なんかは素敵だと思います。愛があるから無理やり突っ込まれても気持ちいい!みたいな話よりはよっぽどこっちの方が好きです。
なにより絵が良いです。ショタくさいところもありますが、受けが可愛い、感じてる感じがすごく可愛いかったです。
この作者さんがどういった方向で続けていくのか気になるところです。全部輪姦だったので、一対一でひたすら犯し続ける系の話とかも見てみたいなあと思いました。
小林には笑いました。