二面性有りの有能マネ×別の人に片思いした美形くんのカップリングができてるなんてどうして誰も教えてくれなかったの!と、
のめり込むように差波さん×瀬賀くんカプにハマり4巻→3巻→1、2巻と購入してしまいました。
一生懸命好きという感情を体現し徐々に関係を薦めていく鯛代くん×蛯原くんとは対照的に、惹かれている様子はあるものの先立って行為が進んでしまう差波さん×瀬賀くんは、コミカルでほのぼのとしていた世界の見てはいけないものを見ているようでかなりドキドキさせられます。
瀬賀くんの好きな相手が蛯原くんだと差波さんが気づいた時どんな反応くれるのだろう・・・。
一山とはいわず何山もありそうで今後が楽しみです。
ーありがとう、鯛代くん×蛯原くん/差波さん×瀬賀くんのお話の一部が読める「よりぬきたいえび&めーサム -鯛代くん、君ってやつは。お試し版-」を配信、企画した皆様。
昔、今作を読んだ時に「蛯原くんと鯛代くんは初々しさをそのままに幸せになっていくんだろう」と自己完結してしまったのを後悔してます。鯛代蛯原カプがまだ先の段階が待っていることにドキドキしちゃいますね。
さらにpixivコミックの方では瀬賀くんの際どい番外編もあってこれはリアルタイムで追う作品だなと、今後の展開が楽しみです。
BLで笑えてしかもエロいというの稀少な作品をSHOOWA先生がまた増やしてくれました。
R18系識者の方にはお馴染みの男なのに乳首からミルクが…って受けがなるやつですが、
よくある見どころといえば
→受けのこんなになっちゃった…な羞恥心に攻めがクラっとくる
って感じなイメージなのに
この作品の場合
→めちゃくちゃ逆手に取ってきて、なんなら受け君としてはこの能力に自信があります!って様子も見て取れる
てな感じであらゆる所で斜め上から定番を壊されてケラケラ笑ってしまいました。
なのにしっかりエロくて、オチもついて、1話だけでも満足感がある作品です。
まだ始まったばかりですが、メインではないエロ担当ヴィラン君がとてもすでに良いキャラをしていて気になってます。
続くと知った時は「続きも予定あるんだ!」とボーナスを貰った様な感覚になるくらい、待つのもストレスがないですし、続きが楽しみです。
毎年メッセージ付きの誕生日プレゼントや金銭面まで、身近に感じるのに姿を表さない唯一自分を気にかけてくれる存在に会いたいヒソ。
まるで物語のあしながおじさんのようですが、
手段を選ばないヒソは危険な状況に身を挺することで遂に支援者のテギョンを捕まえます。
テギョンはとある事件をきっかけにヒソの平穏な生活を望み、関わる事なく支援をするつもりでしたが、実際のヒソの生活環境は酷いものでした。
対面後テギョンはヒソを冷たくあしらってみるものの、彼の矛盾した過保護な行動が明らかになるたび、すれ違いつつもヒソはどんどんテギョンを知りたくて、気を引きたくて堪らなくなります。
執着心の行く末がいずれ1話の冒頭の過激描写に繋がっていくという…。(1話は無料なので18歳以上だったらすぐに読むことができます)
現状、
攻め:ヒソ(孤独、執着、性愛)→→→→→←受け:テギョン(慈悲)
といったところでしょうか。
起伏が激しく不器用で初めての感情に戸惑うヒソと、
そんなヒソを突き放す事ができないテギョン。
二人の攻防だけでもドキドキハラハラするのに、さらにここにテギョンがヒソを大切に思うきっかけになった事件の謎が物語の主軸となりサスペンス要素も十分で毎週更新が待ちきれません。
今HOTな海外発の縦スクロールフルカラーBL、
私はBeLTOONで読んでいますが、
このクオリティの作品が週1更新で熱も冷めやらぬまま読めてしまうことが本当にすごいと思います。
(こちらが連続ドラマだとしたら、国産BLは映画や2時間のSPドラマのようなイメージです。コマ割り含め、構成の違いも面白いですね)
毎週更新が楽しみです。テギョンの明確なヒソに対する好きの想いもいつか読めますように。
私的にはBLの読後って甘ーいかうまいっ!のどちらかが多いのですが、
STAYGOLD、特にそれからになってからの読後はしょっぱさに満たされています。でもそれが良いんです。
連載が決まった時、軽率に「コウと日高がメインになるなら勝ち確だね!2人に幸あれ」と自分が今まで読んできた作品の王道的なカップリング成立方法を想定して未来に浮かれてたのですが、ステゴがそんな簡単に、しかも無印であの結末を迎えた2人にそんな綺麗に整備された道が用意されているわけなかったのでした。
この世界には女性もいるし、性別問わず女性的な人だっているし、男性的であって同性が好きな人だっているし、皆が何かしら悩みも仕事もプライベートも持っています。それが巧みに描写されていて、コウや日高にも密接に関わってきて…。
キャラクター1人1人が読者である私達と変わらず生きていることが、結果読者として想定していなかった選択をキャラクター達がしても“ひたすら見守る姿勢”でお話を追わずにはいられなくなりました。
この世界で結ばれる事ができたら、なんて奇跡なんだろうと泣けてくるかもしれません。リアルタイムで色んな人達とこの作品を追えていることが嬉しいです。
Devil Lifeを最初に読んでもしかして10年になるかも…?1冊の本として読めることに感動しています。
(21年に過去編がくると知った時は3度見しましたし、嬉し過ぎて小躍りしました)
それくらいハマってしまってます。続けてくれてありがとうSHOOWA先生!関係者の皆様!
全体のメインCPはソロモン王×そのソロモンに使役している悪魔の1人のマルコシアスですが、
最初の方はSHOOWA先生ワールド全開のがっつりコメディかつなんなら別の悪魔カプがメインのお話から始まります。でもそれが良い効果を生んでいて…。この時点で読者的にはちょっと出てくるマルコシアスの事がめちゃくちゃ気になってしまいます。
ソロモンは色んな悪魔とちゅっちゅしちゃうし、仕方なく?それ以上もあったりと破茶滅茶で、コメディ要素はBLなはずなのに少年誌を読んでるような笑えて楽しいのも凄いのですが、ただそんな中で他の悪魔たちよりも明らかにマルコシアスを特別視している描写があって…それが堪らなく良いです。
本当に少年誌だったら行間を埋めたくて大変になるところですが、流石BL、本編で2人の関係が読めます。
中盤に始まるセンチメンタルなソロモン王×マルコシアスのお話…。壮大なBIG LOVEがここにありました…。まさか目の水分を持っていかれるとは。
ソロモンとマルコシアスのお話は4話構成+リンクスや単話版では読めなかった描き下ろし付きです。
最初のDevil Life 68、18を読んでいつかマルコシアスがメインになるお話がいつかきたらいいなー、と思ってましたがこんなにがっつり読めるのは大変嬉しい誤算でした。私のオールタイムベストに入るカップリングの爆誕です。
最後に、ソロモン王が封印していた悪魔は72体いたとのことですが…応援してたらまたお話が読めたりするのでしょうか。新しいお話が出たら絶対追いかけます。
元々孤児で旅を繰り返している草木薬師のセイジと、隠れた存在である人狼族の首領の血族ツバルが白い小狼をきっかけに出会う冒頭、美丈夫が初登場で全裸というギャップが微笑ましいです。
メインストーリーは人狼族の首領の病に効く薬草探しの旅です。
短編の漫画や小説だと恋愛が軸で他の出来事が二人を刺激するための起爆剤のような話にならざるを得ないものが多く、関係が進むのが早いのですが、web発信である狼は恋を知らねどは忘れていた初々しさを思い出させてくれました。
二人は旅の中でお互いのことを深く知っていきます。
住居をもたない薬師は家族を持つことが簡単ではなく、人狼族には同士の番がいるものです。生まれも育ちも違う者同士だとわかっているのに惹かれ合うのはラブストーリーの定石、ツバルの突発的な愛情表現にはくすくす笑ってしまいます。セイジが推され気味ではありますが、お互いに初恋同然に右も左もわからないまま手探りで関係を薦めていくのが焦れったくもあり、いじらしくもあり。大変愛らしいです。
そうしているうちに場面は急展開、裏で不審な動きをしていた人間たちの正体が明らかになっていきます。セイジも巻き込まれていくのですが、結論は察していてもそれまでの経緯に驚きが多くて新鮮な気持ちのまま読むことができました。
ただちょっとだけ軽く手を出すにはハードルが高い値段かもしれないので(上下巻に分けてほしかったかも)、ムーンライトノベルズで試し読みしてみるのもいいかもしれません。
おすすめな一冊です。
驚きっぱなしでした。己がどれだけ固定概念に囚われていたのかよくわかります。
始めからこだわりが随所に見られ、
お見合いのシーンで一昌側に男性が2人いるので、気付かず「一昌の隣の男の人は兄貴かな?」なんて思っていたのに一昌の両親だったとは…。主人公たちが”夫夫”になるようにその親も夫夫である事も普通のことで、「俺の親も夫夫なんだ!」みたいにピックアップされるのでもなく、新婚夫夫のリアルな葛藤が展開していきます。
そうなんです!めちゃくちゃリアルなんです!!
男でも妊娠できるという設定の時点で、ファンタジーとカテゴライズしちゃいそうなところ、孫を急かす姑に悩まされたり、上手くいかない性事情という現実の夫婦も抱えている問題が夫夫にも起きていて、オメガバースがリアルを織り交ぜ、フィクションがありえそうな形として受け入れられる日常ドラマになってる事に感激しちゃいました。また、バース性があるので作中女性の事を「女型」と表記していて「外見的な違いで分けるのか!」と語彙にも徹底していてナイスだと思いました。
Ωの存在があって運命とか身分違いの恋とか、反発してでも貫く純愛というのがスタンダードだったところに一石を投じた作品になったのは間違いありません。
オメガバースもだいぶ世の中に浸透してきたと思います。今作は面白いだけではなく、視野を広げさせられ大変勉強になりました。
元々好きな世界観なので、この作品を読んで今後あえてのβ×βとかα×βとかα受けとか「これもアリだね」と今やいろんな可能性を妄想するようなっちゃいました。
最後に、そういえば先生はΩだったわけですが彼にもいろんな事情があったのかと気になって仕方ありません!なにかしらの形で先生のお話が読めたらいいなと期待しています。
もちの米先生の作品ははじめて読んだのですが、表紙から良い意味で裏切られました。カラー絵と本編のモノクロ絵だとキャラの印象が全然違います。本編でみんな色気を発揮してるのでとにかく中を見てほしい、試し読みは上の電子書籍のボタンから見れるので読んでみてほしいです。
主要人物は
表紙左側のムスッとした青年が、元おデブの’’おにくちゃん’’で現在御曹司&秀才&容姿端麗の煌さま(攻)で
表紙中央のはだけた黒髪が、煌の高校の先輩だった訳ありの千明(受)です。
あと、千明の元カレの訳ありっぽいクズ男の将暉が出てきます。
始めは太ったキャラがフラれたことがきっかけで原型を留めてない美形になって馬鹿にした奴らを見返してやろうとするよくある展開です。今回は攻めが受けを驚かせてやろうとイケメンになって大学まで追いかけるのですが、彼はすでに退学済み。消息がわからないままだったのにまさかの出会い系で再会→お互い名前を確認しないまま本番までやってしまいます。もちの米先生の画風もあって受けキャラの千明が初登場から色気爆発しててえろえろでした。
最初から煌がの正体がおにくちゃんだとわかっていた千明。高校時代じつは両思いだったことが判明し虚勢を張りながら再度告白する煌でしたが、まさかの千明のデブ専が判明、あんなに努力したのにあの頃のフォルムに戻って欲しいとお願いされてしまうという不憫な1話でした。
煌視点で進むのでここだけ見るとコメディちっくなのですが、最後まで読んで千明視点で考えるとジーンと感慨深くなります…。
千明は美形すぎて読んでいても表情にドキッとします。はじめこそ貞操観念の低い系の子だと思っていたけど、ふくよかなフォルムの方がタイプになったのもおにくちゃん時代の自分癒やしてくれた煌を求めてのことだったし、卒業式に連絡先教えなかったのも将暉のこともあって煌に嫌われたくなかったのかなと思うとめちゃくちゃ一途でキュンとしました。対する煌は御曹司ってこともあり命令口調なお坊ちゃんキャラなのに嫌味な感じが一切ない傍から見ればスパダリなのにヘタレなところがかわいいです。
将暉が千明にしてたことは複雑ですが、彼もなにか訳あり?っぽい描写がありながら掘り下げはなかったので将暉登場のスピンオフに期待しています。
変身して見返す系のお話はよくありますが、予想を裏切る展開に最後まで集中して読むことができました。面白かったです。
欲を言うなら表紙が…!SNSで紹介されてたのがきっかけで購入に至ったのですが、表紙だけ見たとき背景うすピンク一色だし無愛想なヤンキー攻め×幼馴染のビッチ受け的なゆるふわエロBLを連想され、おにくちゃんの意味もエロ的な意味で受けのことをいってるのかと思っちゃいました(反省)。顔がいいので単体アップの千明だったら表紙買いしてたかもしれません。