ここのレビューや作者のインタビューを読んで、凄く期待して読みました。
ですが、上月さんは羽賀さんのどこが好きなのかが明確ではない、ゲスというか卑怯な羽賀さんにとてつもなく萎えました。
また羽賀さんの口調がおばさんみたくて、ページを捲るのも苦痛でした。
随所に出てくるカタカナ使いが、上手い方なら艶を演出出来るのに、まるで女性週刊誌みたいな或いは、おっさん雑誌みたいな使い方で、申し訳ないのですが、センスが無いなぁと思います。
そもそも、羽賀さんが何の研究をしているのかも分からず、まるで中学生が考えたかのような「ノーベル賞に近い男」です。
エロは少なめどころか、描写もなく、高星さんのイラストだけは楽しめましたが、作者の方の技量不足が感じられました。
設定の詰めの甘さばかりが目立ちました。