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女性ななつのさん

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不憫で良い人すぎる受が振り回されて愛される話

別世界の自分(年齢が全然違う)と突然強制的に入れ替わってしまった奴隷青年のアンリ。入れ替わった異世界の自分は、残酷非道だった王様。年齢は違えど顔がそっくりなアンリは、周囲の人たちから悪意に満ちた目で見られる中、ある軍人に保護されて…。

アンリが理不尽に振り回されて不憫で、終始可哀想で…!でも、元が奴隷だから本人がそこまで理不尽に怒るとかなくて、むしろ優しすぎる良い子だから、入れ替わった直後に警戒していた軍人クロヴィスも魔術師ギーも、残酷非道な王と同じ顔のアンリの善良さに絆されていくのがわかって良かった。
クロヴィスはアンリ王を恨んでいる青年で、丁寧な言葉遣いに真面目な性格。同じ顔の異世界人アンリの事も最初は別人だと割り切って見れなかったのですが、アンリの優しさやその性格に触れるにつれて可愛く感じるようになっていきます。子守唄のくだりは、そりゃあんな可愛い事されたら愛おしくなるわーとニヤニヤしてしまいました。
アンリは理不尽にも異世界で振り回されてしまって可哀想なのですが、最後のオチが大変好みで萌2です!

恋人同士の可愛いいざこざ

なつめさんの前作が好きだったので続編嬉しい!前作同様さくさく読めちゃいます。

今作は恋人同士になった2人の、お悩みとすれ違いと嫉妬なのですが、2人ともお互い大好きなのが分かってるし信頼しあってるのでモヤモヤせずに安心して読めました!
お互いに相手の為に頑張ってるのにすれ違って悩んでる2人が可愛くて可愛くて…!なつめさんが明後日の方向なのに一生懸命で愛おしい。えっち度も前作同様で幸せそうな2人に多幸感に溢れてます。

登場人物としては、なつめさんの幼馴染で親友な男性が登場しますが、めっっちゃ魅力的なので今後もいっぱい2人に絡んで欲しい。

なつめさんの前作が好きな方で、恋人同士の可愛いお悩みとかすったもんだが好きな方には見逃せない一冊だと思いますのでぜひ!!

無敵のリドリーが最高

楽しみなシリーズの第4巻!
竜まで手に入れたリドリー。前巻では皇帝陛下の不穏な計画で終わっていましたが…。

皇帝陛下一派の攻撃から命懸けの防御でハラハラ。次から次へと命の危険に晒されますがさすがはリドリーでスカッとしながら読み進められます!

シュルツは相変わらずリドリー命で、危険な奴隷の1人マッドの出現や、リドリーの妃候補の話に心が乱されまくりです。リドリーもシュルツを特別視はしていますが、マッドの登場やリドリーの加護のこともあり、シュルツはお預け状態のなかなかに可哀想な状態に…。

皇帝陛下の容赦ないリドリー潰しにぎゃふんと言わせるようなリドリーの策にワクワクしながらページを捲る手が止まりません!そして冷酷な策士と言いながらも甘さがあったり、皇后達に情が湧いていたり、皇帝陛下に喧嘩ふっかけられて燃えちゃうリドリーが楽しい!リドリーやったれ!と思いながらも、フラストレーションの溜まった皇帝陛下が何をやらかすのか、別の意味でフラストレーションの溜まるシュルツがどうなるのか、そしてあの条件を受けたマッドがどうするのか…次巻も楽しみに待ちたいと思います♪

嫌われからの溺愛への変化が楽しい

悪役令息的に悪どい子だったユリウスは、現代日本人だった記憶が蘇った時、婚約者だった第二王子に婚約破棄を言い渡された。言動から周りはもちろん身内である義兄ラファエルからも嫌われていたが、心を入れ替えて獣人の子どもを世話したり前世で得意だった経理を頑張ったり…そうする中で辛辣だったラファエルの態度は軟化していって… というお話。

受のユリウスがあっさりした性格で周囲からの嫌われ具合とかにそこまで落ち込みすぎず、曲がった事が大嫌いという潔い性格なのが良い!
攻のラファエル兄上の徐々に変わっていく態度にキュンでした。生真面目で元々優しい人だなぁという印象。あと生真面目そうにみえてなかなかの執着な人です笑 
獣人の子のティモもめちゃくちゃ可愛い。
ちびっこ好き、執着攻が好きな人にオススメです!

嘘からはじまる

結婚相談所社長の息子真白は、母からのお節介を回避する為に咄嗟に同僚の楓と付き合ってると嘘をついてしまう。実は社長は『同性婚専門の相談所』を作ろうとしていて、息子の真白が結婚するのを待っていたという。それを逃したくない真白はあれよあれよと楓とのやりとりにものせられて… というお話。

上田にく先生のお話はいくつか読んでいるのですが、どれも可愛くてちょっとコミカルで、私のツボでヒットなのですが、今回も真白と楓どちらも可愛いくて可笑しくてヒットでした!

社長の息子で実はウブな真白と、会社では地味眼鏡だけどプライベートはチャラめな楓。2人の会話がテンポよく楽しい!熱量は違えど2人とも仕事をこなしがらも、真白がウブを卒業しようと暴走して玩具を買ったりとコミカル部分も多い。社長も横暴じゃなく恋バナ好きなおばさまで可愛かったです。

お道具は出てきますがギャグ要員でエチ度は低め、可愛くて面白いお話をご希望な方はぜひ!

一度きりの青春

辛い事が多かった前編の、少し希望が見えたかもしれない最後。そこからの後編。
前後編一気読みでした…最後までハラハラどうなるのかわからない展開だったので非常に楽しく読めました!ストーリー重視の方に、前情報なしで是非読んでほしいオススメの前後編2冊です。

一度どん底まで落ちた後の、憑き物が落ちて腹を括った海路が良かった。ホワイト蓮の若者らしい不器用さとか若さが愛おしい。そして光一の優しさや生真面目さに支えてあげたくなる2人の気持ちがよくわかった。何度もタイムリープを繰り返す海路の、これが最後だと決意して挑む高校三年生の生活が、これまでにないほど海路にとって充実して楽しい友情に恵まれた一年になったこと、そして明るい未来を思い描ける事がなにより読んでいて嬉しかった。

恋愛面も、蓮の海路への気持ちの変化がわかりやすくてキュンとします!前編が辛かったからこその海路と読者へのご褒美ですよね!

下巻も揃えて

上巻が出たとき、これは下巻も揃ってから読んだ方がいいな…と予測して下巻が出るまで待ってました。そして、前情報を全く仕入れず楽しみにしてました。その時の自分に感謝したい!これは次の発売まで待てなかった!笑


いわゆるタイムリープもので、高校生の海路のお話です。

海路の視点でお話は進むのですが、彼に合わせて苦しくなったり悲しくなったり…。タイムリープってした事ないから本当の意味で気持ちがわかるわけないのに、海路の苦しさにそうなるよな…と同調しながら読んでいました。そして、気になるところで次巻へ。ぜひ、前情報なしに前後編揃えたい状態で読んでいただきたいです!

19歳上の攻の可愛さ

ムシシリーズの新刊!
今作は過去作のシモン×葵編に出てきた弟テオドールとフリッツのお話。まずあんなに可愛くて不憫だったテオが大きく成長してて感動でした…!


養父母やその息子達、実兄とその伴侶みんなに愛されていて、その自覚がありながらも、生い立ちの所為でどこにも本当の居場所を見出せず誰の唯一にもなれないと寂しく思う20歳のテオドール。彼が好きなのは幼い頃実家から亡命した時に愛を与えてくれた19歳上のフリッツ。養父母やフリッツを困らせたくないと気持ちを伝えるつもりはなかったが…



養父母家族がみんな良い人でテオを可愛がっていて読んでいて楽しかったです…!

テオは実母の事もあって愛する事や愛を求める事に後ろ向きなのですが、フリッツに伝えると決めたら猪突猛進勢いよくいっててめちゃくちゃ良かったです。笑 

逆にフリッツは最初はテオを思ってその告白を断るのですが、いざテオを受け入れると目は逸らすしちょっと赤くなるし、40間近の大人なのに可愛い攻めってどういう事!?とニヤニヤしてしまいました。笑

テオに想いを寄せる当て馬君が登場するのですが、どこまでも紳士で優しくて彼には幸せになってほしいと願うばかりです。



歳の差が好きで、歳下が保護者に押せ押せな関係性が好きな人にめちゃくちゃオススメです!シリーズ未読でも読めるとは思いますが、テオの背景を知っているとより楽しめると思うのでぜひシリーズ通して読んでほしいなと思います。

幸せな続篇

穣豊のその後が読める!と喜んで購入しました!

前作は、豊くんの辛かった過去がメインでしたが、今作は穣くんの色んな過去や悩みにフォーカスされていました。しかし、恋人同士になった豊くんは強い!モヤモヤしてもちゃんと穣くんにちゃんと言語化できる!あのタバコのシーンはダーク豊でちょっとドキドキしました笑 好き!恋人としてもちょっとずつ進んでいく2人にニヤニヤ。前作よりもラブ成分が多めに感じました!

種くん成長しても可愛いし、おばあちゃん良い人だし、おとうは相変わらず良いキャラだし、豊くん含めて穣くん家族好きだなぁ癒される…とほっこりします。ほっこりものが好きな方は前作含めてぜひ!あ、美味しそうなご飯は相変わらずなので飯テロ覚悟でお読みください笑

可愛い鬼神様

関西弁が素敵な好きな作家様のお話。今回の関西弁は、鬼神様でした。

パフェや甘いもの等好きなのに、女性っぽい綺麗な顔立ちの所為で侮られたくなくて素直に公にできない慶太。大学生でアルバイトとしてパフェを考案・制作している知人のお店に入ってきたのはまさかの着物姿の殺気を纏った真剣を持った男。慶太を『鈴鹿御前』という女性だとして斬りつけようとしてきた男の目に入ったのは慶太の作ったパフェ。そのパフェを奪って食べた男は、殺気を消してバクバクと平らげてしまい…
というのが冒頭。

パフェを食べたのが鬼神様なのですが、殺気を放つし慶太を長年恨みつらみが積み重なった女性と勘違いして斬りつけようとするのに、パフェにコロっと心を奪われてしまうめちゃくちゃ可愛い鬼神様です!笑 あと関西弁の色気がすごい…!

慶太も自分の容姿が嫌いでパフェ好きも言えなくて鎧を纏っているような子なのですが、鬼神様の素直な褒め言葉や甘い言葉にどんどん絆されていっていくのがわかって良い。

和風な現代ファンタジーが好きで、甘いお話が好きな人にオススメしたいお話でした!