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求めていたものはこれだった

攻めよりもハイスペックなスーパー受け様のお話しがよみたくて、探していてやっと出会えました。
悠希は美形で超お金持ちで頭がよくて、気が強くて最後の最後までなかなか好きと言わない、まさに理想のお方でした。
私は年下の敬語攻めは苦手なのですが、誠実で情熱的な攻めで、こちらも好感が持てました。
お話も、陥没乳首なんていう、一見おバカなテーマのようですが、完璧な受け様の唯一のコンプレックスに、攻めのお父様や、攻めが一生懸命に向き合って仕事をしている様子が、なかなか感動的で、うっかり涙がにじむほどでした。
飛鳥沢総帥も面白かったので、総帥がちらっと登場して嬉しかったのですが、彼のパートナーの竹内がでなくてしょんぼり。でも、あのメンズブラ童貞の男が、あんなにカリスマがあって恐れられているとはと可笑しくなりました。

自分の好みが偏っているせいで、最近、読む本がことごとくハズレだったのですが、こんな萌える理想的な受け様に出会えてよかったです。

クールな受けが好き

色々なレビューを見て、ラブが薄いみたいな評価があったので購入をためらっていたのですが、ストーリーもテンポがよく、キャラも個性的で、すごく面白かったです。
ラブが薄いというのは確かにそうかもですが、攻めの石堂から受けの祐介へは暑苦しいくらいの思いを感じました。
祐介が、誰とも付き合ったことがないと言ったとたん、すごく嬉しそうになったり、人付き合いをしない祐介が唯一、銀行内で親しく話せる存在の、副支店長に嫉妬したり、石堂はどうみても祐介のことが好きとしか思えない言動をしているのですが、人の感情に疎い祐介にはまったく伝わりません。
私は、受けが恋に悩んで体調を崩したり、仕事や勉強をおろそかにするようなのが、すごく嫌なので、祐介がずっとクールな態度を貫いてくれてよかったです。とはいっても、笑顔を見せるようになったり、冗談を言ったり、ちょっとずつ可愛くなっていくのも楽しかったんですけどね。
脇キャラも、探偵事務所の調査員の富野さんは、人当たりがよくて柔らかいルックスなのに、なんだか只者じゃあなさそうだし、出前をしてくれる、近所の喫茶店のバイトの新家くんは、明るくて屈託がないのに、苦労人らしいし、もっと彼らのことも知りたくなります。
今後は、人間的に成長した祐介が、父親の探偵事務所を継いで、周りの人たちと関係を深めながら頑張っていく続編が読みたいです。

ツンツンな受けが可愛い

小山田あみ先生のイラストに惹かれて購入しましたが、ストーリーもキャラもめちゃくちゃよかったです!
受けの貴之は、従兄弟に頼まれて、従兄弟の亡くなった恋人である恩師からのラブレターを取り返しに古書店に行くのですが、そこで説明が面倒だと思って従兄弟の振りをしてしまったせいで、古書店の若旦那である攻めの真壁に、男と愛し合っていたと誤解されて、襲われてしまうのです。
真壁は熱烈な愛情のこもったラブレターを読んでしまっていて、貴之がそんなにも愛されていながら、冷たい態度だったのが許せなかったというのですが、要するに貴之に一目ぼれして、気になってしかたなかったんだな、と脳内で妄想しました。じゃなかったら、勝手にラブレターを読んだりしないでしょ。
貴之の勤務先である大学で偶然再会し、従兄弟とは別人だったとわかってからも、二人ともがラブレターを取り返してしまったら、もう会う理由がなくなってしまうと思い、何度も機会があるのに、ラブレターはなかなか返されません。
貴之は、自分が冷たくて人に好かれないと思っているので、真壁の向けてくる気持ちが理解できないし、自分の真壁への気持ちさえ認められないのです。
でも、ゼミの生徒で、貴之をストレートに口説いてくる隼人の言動が、皮肉にも貴之の真壁への気持ちが恋愛感情だと気づかせてくれました。隼人にはかわいそうだけど、貴之は隼人にキスされてるときも、真壁のことを考えているような無自覚な小悪魔ですから、勝ち目はなかったようです(笑)
嫉妬する真壁がもっと見たかったので、隼人との直接対決がなくて非常に残念でした。
かのえ先生の作品は初めてよみましたが、文章もうまくて、もっと他の作品もよんでみたくなりました。
小山田あみ先生のイラストは、今より可愛い感じで、このころから素敵でした。

健気な攻めを応援したくなる

あらすじを見て、ありがちなストーリーと思って期待してなかったのですが、すごく萌えました!
攻めの慎二は、受けの響也に対して、冷酷で傲慢に振舞っているんですが、それは響也が兄である前社長の渋沢の愛人だと誤解してるからで、本当は響也にひと目ぼれで、ずっと好きだったんです。
響也を秘書にしたいと狙っていたら、その気持ちを兄に悟られて、横取りされてしまったので、今度は慎二が兄を社長の座から追い落として、響也を秘書兼愛人にしたのです。
響也は、敬愛する渋沢を社長に復帰させるために、慎二の秘書になって、身体をはって情報を得ようと頑張るのですが、慎二に対して嫌々というのが丸わかりな冷たい態度を崩しません。
響也が寝ぼけて微笑みかけてきたとき、慎二が「起きているときもそれだけ素直なら…」とつぶやくシーンで、切ない恋心にきゅんとしました。
私は攻めの片思いが大好物で、できれば受けには最後の最後までデレて欲しくないのですが、この作品だけは、慎二が健気すぎて、響也に、こんなに思ってくれてるんだから、早く好きになってあげて~と言いたくなりました。
響也の父親がリストラされたときも、慎二が再就職先を世話してくれたのですが、それを、渋沢のおかげと勘違いして、響也はますます渋沢に心酔しているのです。渋沢も、お礼を言われて否定しなかったというので、この人は紳士の仮面を被った腹黒なんだとわかりました。
結局、渋沢が響也を利用して慎二を陥れようとしたことが露見して、響也は渋沢に幻滅し、慎二を好きになっていたことにようやく気づくのですが、響也から告白された慎二は呆然!とっさにリアクションがとれず、せっかく告白してくれた響也に引かれてしまいました(笑)
もちろんその後は慎二も大慌てで引き留めて告白し、晴れてラブラブでしたよ!

普通のオジサンなのに素敵

私、誘い受けとか、ましてや襲い受けなんてものは絶対読まないと決めてたので、レビューでそういう話だというのを見て敬遠していたんですが、思い切って読んでみて良かった!
すごく面白くて、大好きな一冊になりました。
表紙のイラストでは、裕真は女の子みたいな受けなのかな?と思っていたのですが、意外にもしっかりしていて、男前な受けでした。
塩崎さんの方は、最初仕事もうまくいかず、冴えないオヤジなんですけど、裕真が仕事でどん底になった時に、もうダメだと私もあきらめていたのですが、塩崎さんはあきらめずに裕真を励まして復活するチャンスを作ってくれたのです。この逆転劇には本当にわくわくして、塩崎さんを見直しました。いざという時は冴えてます!
恐れていた誘い襲い受けシーンも、裕真が塩崎さんに慰めて欲しいと思った心情が理解できるし、恥じらいがあって可愛かったので、大丈夫でした。何より、それで塩崎さんは裕真に夢中になっちゃったわけだし。
裕真のために、家を売って近くに引っ越してきちゃうなんて、かなりメロメロですよね。これから裕真がCMとかドラマなんかにも出て、子供だけでなく大人にも人気者になったら、塩崎さんまた嫉妬しちゃうんだろうな~とか考えると、楽しいです。


ごめんなさい。私には合わなかった。

文章力、表現力は素晴らしいです。途中までは、これ、何かの文学賞受賞作でもおかしくないと思いながら読んでいました。
でも、ごめんなさい。主役二人の設定が受け付けませんでした。
攻め上げ受け下げが、ちょっとあからさますぎじゃないかと…。
攻めは、成績優秀スポーツ万能イケメンでモテモテ。対する受けは、成績が悪く、何の取り柄もない平凡な人物。
そんな素晴らしい攻めが、輝かしい未来も何もかも捨てて受けを選んでくれたっていうのが言いたいのかも知れないけど、私は同じ歳なら対等な関係が好きなので、すっきりしなかったです。

読んでよかった

実は私、ノンケ×ゲイという設定が苦手なので、読むのを躊躇していました。
受けが切ない片思いをするのは、辛くて読めないんです。
でも、美しい表紙絵に惹かれて読んでみたら、片思いじゃなかった!
初めて出会ったときから、奨は森生のことが気になって仕方がなかったみたいですね。
奨が強引に森生を引っ張っているようで、結局、最初も最後も逃げる森生を追いかけるはめになって、すごく面白い展開でした。

私が個人的に良かったと思うポイントは、奨がこれまで恋愛事に無関心で、女性関係に潔癖だったことです。御曹司とかセレブな攻め様の場合、とっかえひっかえしていることが多いので、私にはこの点で奨はすごく好印象な攻め様です。

対する森生は、飄々と生きているようで、過去に色々辛い経験をしたためか、純粋で傷つきやすい人に思えます。
でも、奨の会社で仕事のサポートを順調にこなしていき、ドイツの重要な取引先の社長夫妻を相手に、見事に通訳と接待を果たした件では、森生のいざという時に発揮される強さに高揚感が沸き、痛快な気持ちになりました。

お互い、一人でも生きていける強さはあるんです。でも、二人だったら幸せに生きていけるんですよね。
5年後の二人を読んで、森生がますます魅力的になって、奨の心を捉え続けているのがわかって、この作品を読んでよかった~と心から思いました。

帯のセリフが泣ける

まずは、あらためて自分がいかに歳の差(年上攻め)大好きかを思い知りました。
いい歳した大人の男が、天然の可愛い男の子に振り回されるのって、いいですね♪
諒一は、説教たれて威張りながら世話を焼いて甘やかすという、斬新な攻めです。
翠の土偶のような泣き顔を見てからずっと、家に通い続けて好意を示しているのに、激しく鈍い翠からは奇特で親切な人としか思われてなくて、大変不憫でした。受け視点なのに、攻めの気持ちの方がよくわかるって、不思議です。
思えば最初から、おまえ一人くらい養ってやると、プロポーズめいたことを言っているのに、翠には全く伝わってませんでしたね。鈍すぎる翠には、はっきり好きだと言わないと伝わらないのです。
思い余って、強引にキスを奪ったあとの、「まな板を洗え」には笑いました。照れ隠しかも知れないけど、こんなときに言うこと~?
諒一がいちいちお父さんみたいなので、生活感ありまくりで、そこも面白かったです。

諒一が粘り強く頑張ってようやく気持ちが通じたあとの、「おまえが自分を大事にしないなら、俺がする」って、帯にある言葉なんですが、すごく素敵なプロポーズだと思いました。
翠は家族を事故で失くしたことで辛い思いを抱えて生きてきたけど、これからは大きすぎる諒一の愛に包まれて、幸せになって欲しいです。

ワクワクする展開

 傲慢な攻めがぎゃふんという展開が大好きなので、すごく楽しく読めました♪
 攻め受け両視点あるので、両片思いのじれったさを味わうこともできました。
 自分で期限付きの身体だけの関係だと言いながら、アルフレッドはどうみてもどんどん直希に夢中になってるのに、プライドの高さと、愛を知らない心の貧しさで、自分でそのことに気づいていません。直希が早く自分にすがってくればいいのに、なんて勝手なことを思いながら、どうすれば直希とずっといられるのかあれこれ馬鹿な計画を立てています。その最終的な計画は、直希と恋人になること!そのためには直希を愛してる振りをしなくては、なんて信じられないマヌケなことを考えていたのです。ずっと一緒にいたいと思う時点で、愛してるから!どうして分かんないの!?馬鹿すぎてこの傲慢な男が可愛く思えました。
 直希は、そんなアルフレッドの心が理解できなくて、身体だけの関係にずっと苦しんでいました。
でも、アルフレッドには黙っていましたが、彼の大切にしている絵は、直希が三年前に描いて、初めて売れた絵だったので、自分の絵を褒めてくれたアルフレッドを、どうしても見限ることができません。身体だけじゃなくて、自分を好きになってほしいと願いながら、言えなくて涙をこらえている直希があまりに切なくて、そんな男捨ててしまえ~と言ってやりたくなりました。
 とうとう直希が決断してお別れを言ってやった時は、スカッとしました。できればその直後のアルフレッド視点を読みたかった。ようやく直希への思いを自覚して日本まで追いかけてきたからって、許すの早すぎ。もう少し反省させたいです。
 でも、これからまた直希が諦めていた画家の夢を、アルフレッドの支えで実現できそうなので、よかったと思います。経済的な援助だけでなく、自分の才能を認めて、描いた絵を好きになってくれる人が傍にいてくれたら、直希も頑張れますよね。
 

いつまでも心に残る二人

原作は一年以上前に読んで、いまだにずっと心に残り続けている大好きな作品なので、どうしてもSSが読みたくなって、SS付きを買い直しました。だから、同じ本が二冊あるんです。
原作では、和美視点が最後に少しだけだったので、このSSで、和美が和也に乱暴なことをしてしまって後悔し、見捨てられるんじゃないかと不安になる気持ちがよくわかって、ますます和美が愛しくなりました。夢にうなされた和美に「行くな」とつかまえられた和也もそうだと思います。
和也が「どこにも行かないから」と言ったときは、背中を向けて毛布をかぶってしまった和美ですが、「ここにいさせてくれよ」と言われて泣きそうになって、でも恥ずかしくて背中を向け続けてるところが、本当に可愛いです。
和也は辛いことを乗り越えた人だから、包容力がありますね。やんちゃだけど繊細な和美を受け止めてあげられるのは、和也だけだと思います。やっぱりこの二人じゃなきゃって再確認しました。
小山田あみ先生のイラストも素晴らしいです!このイラストじゃないとここまで好きにならなかったかも?