『子供は止まらない』につづき、帯刀真弓と阿蘇芳勇太の高校生CPのお話です。大人CPの大河×秀とは対照的でまっしぐらです。
真弓の恋のトラウマや勇太の意外なカミングアウトあり。あ〜そうなんですか…
新装版の中でもページ数が少なく薄いですが、小説もマンガも書き下ろしたっぷり。
BLって巻数表記ないの多くて困るのでまとめます。(レビューに重複記載お許しを)
【読む順番】
1、毎日晴天!(新装版)
2、子供は止まらない(新装版)
3、チルドレン・タイム(新装版)
4、子供の言い分(新装版)
5、いそがないで。(新装版)
6、花屋の二階 全2巻
↑花屋の二階の新装版が待ち遠しい!
まるっと高校生CPの真弓&勇太のお話ですが、これまで妙に達観した態度の勇太の辛くて暗い過去と秀とのエピソードにじーんとします(涙)
勇太は真弓の気持ちも重荷に感じたりして危機的な状況に!
ニンゲン余裕ないと他人の優しさとか受け入れられなかったりするよね…しんみり
BLって巻数表記ないの多くて困るのでまとめます。
(レビューに重複記載お許しを)
【読む順番】
1、毎日晴天!(新装版)
2、子供は止まらない(新装版)
3、チルドレン・タイム(新装版)
4、子供の言い分(新装版)
5、いそがないで。(新装版)
6、花屋の二階 全2巻
↑花屋の二階の新装版が待ち遠しい!
あらすじに書いてあることは帯にあるものですね。
これを読んでどんな内容かはよくわからないですけど、要約できるかな?(誰もレビューしてないし…汗)
小中高一貫の名門学校に通う「納見かける」と「羽根木なつめ」。
御曹司のなつめの邸宅を建築デザイナーのかけるの父が設計。なつめの母とかけるの父は友人でお互いの家も近いこともあって幼い頃より、かけるとなつめは兄弟のように育つ。病弱ななつめをかけるが献身的に尽くすのですが、歳を重ねていくうちにお互いの環境も変化していく。友だちを超えるような関係性と絆……それには深いわけがあるのですが……
かなり切ない系です。ラストシーンは他のレビューを見ると賛否両論です。
バットエンドに思えるし、思えないし……文芸小説ならこういうラストシーンもよくあるのですが、BL小説としてはあまりないかもしれないです。
わたしは阿賀さん大好きなので、まぁこういう余韻もいいかな?とおもいますけど、きっと好みが分かれるますね……
いつも阿賀さんの書籍でイラストを描かれているぱちさんの絵も帯のみです。帯裏に「本書は少年愛の描写を含みます」とあり、これがちょっと物議を醸しています。このコメントをみて「感じが悪い」と思う方が多いみたいです。
ハードカバーだし、書店によっては文芸コーナーに置かれることを懸念してつけたコメントなのかな?なんて私は思いましたけど……
紙媒体で購入。書籍を手にして感じたことは、著者以上に担当編集や出版社側がこだわっているのだな〜と。装丁は特殊な紙を使われていて、まるで月の表面みたいです。
書籍の出版は著者の意向もある程度聞いてもらえるでしょうが、装丁などのデザインは出版社や担当編集が作業をすすめていくものですから、そういうこだわりも「BLっぽくない」とか「感じが悪い」と思う方もいるのかも知れませんね……
ちなみに作中の「なつめ」のお坊ちゃんぶりは、遠野春日さんの『茅島氏の優雅な生活』の茅島級です(笑)