この作品大好きです!!
前作のオヤジ受けもそうでしたが、中原さんの書く、どこかずれた無気力系オヤジ受けがツボで仕方ないです。こういう人ってどこか不器用で、自分の感情にも鈍感で、それが可愛いんですが鈍感故にひとでなしw
前半はかなりコミカルで、下は幼稚園児から上は枯れ果てたお祖父ちゃんまでを虜にする皆川の魔性っぷりが描かれています。
皆川の召集で元カレ達も一堂に会すのですが、その元カレ達がまたw元カレたちのあの無意味に大げさな大作戦には大爆笑です。
後半は一転してサスペンス調で、どうなるのかハラハラしましたが妖精云々もきれいにまとまってスッキリ納得。何より皆川、高森を始めとした登場人物のどこかちょっとずれているところがなんか愛おしいv
勿論あみさんの絵も素敵でした。皆川が全然オヤジでも冴えなくもないですがw
表紙の皆川の目つきが色っぽい。黒の袖カバー、良いです中原さん!