こんなに原作を読んだ雰囲気そのままでのコミカライズはほかにはないのではないかと思うくらい、素敵なコミカライズでした。
なんといってもキャラクターの表情がいいと思います。崎谷先生の作品は心理描写や風景描写も細かく、読者が作品の世界に入り込みやすいものになっていますが、鰍先生の手によるコミカライズは本当に原作を読んだ時のイメージがそのまま表現されており、一話目のはじめのページから感激しっぱなしでした・・・。
原作既読、ドラマCD購入済ですが、このコミカライズは購入して全く損はありませんでした。
次の2巻の発売が楽しみでなりません。
原作が崎谷先生なので後々に来るであろういちゃいちゃなエロシーンが鰍先生の手によってどうなるのかとても楽しみです。
鎌倉を舞台に温かい雰囲気がてんこ盛りの素敵な作品です。
あまあまなほっこり癒し系BLを読みたい方にお勧めです。
文日野先生の作品は読んだことがなかったのですが、表紙のあたたかい雰囲気に惹かれて購入しました。
メインの二人がお互いをとても大切に思っている感じがとても良かったです。寝る前とかに読むと良い気持ちで眠れそうな気がします。
現在の二人の様子をベースに少しずつ二人の過去が語られていきますが、過去といってもそれほど重苦しいものではなく「そんなことがあったんだー」という程度で読みすすめることができると思います(^o^)
サブキャラもほんのり良い味だして1冊がきれいにまとまったコミックスだと思いました。
私としては夏目イサク先生の作品や山本小鉄子先生の作品が好きな方におすすめです。
文日野先生の作品は他にも2冊コミックスになっているということなのでそれらの作品も購入してみようかと思うきっかけの一冊になりました。